みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

今年も梅の収穫をしました/金目鯛の煮つけと更科の冷やしたぬき

2007-06-14 20:32:25 | 梅仕事/手作りしょくひん
母は昨日岐阜の病院で見てもらっても特に異常はなくて、
救急のカルテをとりよせて様子を見ることになりました。

例年なら田植えの日に、こどもたちに手伝ってもらって
梅の実の収穫をするのですが、
今年は梅仕事をどうしようかと迷っていたし、
母が倒れたので信州に迎えに行って、
仕事もたまってて収穫が遅れていました。

  

今日は朝から小雨が降っていたのですが、熟した梅の実が落ち始め、
本格的な梅雨に入ると梅の収穫ができなくなるので、
朝のうちにともちゃんが、梅の収穫をしてくれました。

桑の木に敷いてあったシートを梅の木の周り広げ、
物干し竿で枝をたたいて落としました。

  

花が咲いたのは早かったのですが、熟すのは遅れていて、
木にくっついて落ちてくれないのが多いようです。
でも、熟し過ぎると痛みやすいので、ちょうとよいころ合いです。



シートから外れてコンクリの道に落ちると傷がつくので、
わたしは、低いところの梅を手でもいでいきました。
よい香りがします。

  

雨が降り出したので、あとは連れ合いにお任せ。
今年の収穫は、約30キロでした。


ところで、
田植えの紹介もそこそこに長野に行ってしまったのですが、
田植えの翌日に、子どもたちといった「更科」。
男3人で「冷やしたぬき」のトリプルひとつとダブルを三つ食べました。
ちなみに写真の右下は、私の注文した「煮込みうどん(並)」です。
  
子どもたちは岐阜に来ると、「更科」で冷やしたぬきを食べるようで、
田植えの前の日にも、お土産そばを買ってきてくれたばかりです。
岐阜の人に愛される更科は、中署のうらにあります。
岐阜にきたら、ぜひお立ち寄りください。

こちらは、同じ日にアピタで買った金目鯛。
  

ワタを抜いて、金目鯛の煮付けを作りました。
調味料は、酒1:みりん1:しょうゆ1:水3。

酒とみりんを煮立たせて、しょうゆと水をいれ、
金目鯛にヒタヒタにかぶるくらいの煮汁にして、
アルミホイルをドーム上にかぶせて、20分ほど煮ます。

  

金目鯛の煮付けの出来上がりです。


  
おまけのタンブラーが欲しくて、
エビス・ザ・ホップを買いました。


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信州迷走800キロ・母娘4人で水入らずの旅

2007-06-13 12:07:46 | たび/紀行/温泉
通信編集中の一昨日のお昼、市役所から、
「みどりさんのお母さんが倒れた」との突然の電話。

教えてもらった携帯番号に電話を入れると、幹事さんが出て、
信州を旅行中の母が、昼食会場で突然意識をなくして、
救急車を手配中とのこと。
役所に聞けばわたしの連絡先が分かると思って連絡してくれたらしい。
電話の向こうは大騒ぎで、母の名を呼び続ける人の声がする。

救急車が到着して、救急隊員から母の既往症と生年月日を聞かれ、
すぐに岐阜市民病院の主治医に連絡して、折り返し伝えた。
そうこうするうちに、救急車は最寄りの総合病院へ向かい、
「意識は混濁。入院するかも知れないのでそのつもりで来てください」と言われる。

すぐに車でかけつける決心をして、平行して姉たちに連絡をとった。

ともちゃんが、搬送先の北信総合病院の地図をITで調べてくれた。
かれは明日から6月議会なので、わたしがひとりで運転して行くしかない。
病院は長野県の北部の中野市にあり、高速で約4時間の距離。

長良の姉がタクシーで駆けつけ、大野町の姉も送ってもらって到着。
病院にいる幹事さんから、
「点滴をしたら意識が回復、話せるようになったし命の心配はない、
心電図も異常なし、低血糖で意識がなくなったらしい。
入院も必要なくて回復したら帰ってもよいとのこと」
と連絡が入った。よかったあ!!

いのちびろいした母

倒れたときに,周りに人がいてくれたので処置も早かった。
母はひとりぐらしなので、誰もいない時だったらと思うとぞっとする。
旅先で助けてくださった、みなさんに感謝!

とりあえずはホッとしたが旅行を続けるわけには行かないので、
いずれにしても、娘3人で迎えに行くことにして長野県へ向かった。

東海環状自動車道から中央道に入り、
駒ケ岳SAでトイレ休憩をとっただけで、約4時間車を飛ばして、
6時に病院についた。
かんじんの母は、1時間ほど意識をなくしていたことの自覚がないので、
「元気になったから、もう大丈夫だから」と繰り返していた。

けっきょく、長野まで新幹線で来れば一番早い、
(母が頼りにしてるはずの)東京の長兄は来なかった。

とりあえず今晩は4人でどこかに泊まろう、ということで、
中野市から10キロほどの湯田中温泉や渋温泉で宿を探したが満室。
インター近くの「ホテル・ルートイン中野」のツインが二部屋とれた。

母をきづかって、夕食はホテル内のレストランで済ませたが、
ビジネスマンが多いホテルのメニューは、安くて量が多くて、
地物のきのこやアスパラなどを使って手づくりでおいしかった。

    

  

夕食後は、母に早めに休んでもらって、
わたしたち3人はいっしょに大浴場に入って、早めに寝た。

翌朝は快晴。景色を楽しみながらのんびり高速で帰るつもりで
ナビを入れると、2時には帰宅の予定。

ということで、ホテルを9時に出発。
全部のSAで休憩しながら帰ろうと上信越自動車道、
小布施SAと姨捨SAで、せっかく信州に来たのだからとお土産を物色。
サクランボとほうとうと、名物の七味とうがらしを買った。

  

姨捨SAの側道から本線に入ろうとすると、
えぇっ、アクセルを踏み込んでも車が加速しない。
トンネル続きの自動車道なので、内心うわっどうしよう困ったな、
と思いながら走っていたが、どうしても80キロ以上出ないので
たまりかねて、最寄の筑北PAに車を止めた。

わたしの車は、エスティマ・ハイブリッドなので、
ほんらい加速がよくて馬力があるんだけど、
母や姉や大事な人たちを乗せているので、
こうなったら、とっても心配で高速が走れないよ。

 「行きはよいよい、帰りはこわい」

母も大事に至らなかったし・・・・くる時は飛ばして好調だったし、
ここまでは順調だったのだけど。
トヨタカローラ岐阜と自動車屋さんに連絡をとって、
電話で症状を伝えて解決策を相談するのだけれど、
低速で最寄のインターまで行ってください、というばかり。
豊科インターまでは20キロ。半分はトンネルである。
ただでさえトンネルが嫌いなのに・・・・と言ってても
山の中だし、この車を運転できるのはわたしだけだし・・・・
トンネルの中はハザードをつけながら80キロで走った。
後ろの車はみんな、故障車だと思って、追い越していってくれる。

長野自動車道・豊科インターで降りて、「ネッツトヨタ」を見つけたけれど
「エスティマ・ハイブリッドはよく分からない」とのこと。
で、最寄の「トヨタカローラ」を探して教えてもらって、
「トヨタカローラ南信・穂高営業所」へ向かった。
目の前に雪を抱いた北アルプスの山々が広がる安曇野路。
いつもなら、デジカメで写真を撮るんだけど、余裕なし。
行きの車で、「こんなよいお天気なら安曇野に行きたいね」と
話しながら走ったのが、なんと本当になってしまった(笑)。



トヨタの販売店で、車を見てもらって試乗もしてもらったけれど、
アラームランプもつかないし特に異常はみつからない、とのこと。
とはいえ、なにが起きるか分からないので、
恵那山トンネルだけは回避したいということで、
一般道を帰ることにした。
ナビを入れると自宅まで約230㌔。到着時間は午後9時!
いっしゅん、車を置いて電車でかえろか、と思ったほど。
お昼も過ぎたし、おなかも空いたしということで、
トヨタの女性に、近くのおいしい蕎麦屋さんを教えてもらった。

JR穂高駅そばの安曇野そば「一休庵」。


お蕎麦はとっても、おいしかったです。



「地獄で仏」とはこのこと、と言いたいところだけど、
わたしは前夜から、欠けていた右の奥歯が痛みはじめていて、
もともと右の腰も痛かったので、モクモクと食べるのが精一杯。

腹ごしらえをして、一般道を松本に向かった。
4人の旅行は初めてなので、母はちっとも寝てなくてはしゃいでいるし、
低血糖になるといけないので、と飴やチョコをくれるのだけど、
「おなかいっぱいだからいらない」と、ひたすら運転に徹することに。

「木曽路はすべて山の中にある。」

塩尻からは、国道19号を南下。思ったより快適な道である。
「木曽路に旅に来たと思って楽しんでこ」と覚悟を決めたわたし。
「みーちゃんはいい性格やね」とのんきな母・・・・(苦笑)。
こんな時でもなければ、一般道を走ることはない。
木曽路は、中仙道の味のある宿場町がつづく。

まずは、楢川宿(道の駅・木曽ならかわ)で休憩。
姉たちはお土産を買ってたが、わたしはガクアジサイや
姫ウツギなど、珍しい山野草を買った(来たかいがありました)。


「寝覚めの床」や景勝地を横目にみながら、
新緑が美しい、渓流沿いを走るのも気持ちがいい。

長野と岐阜県境の「道の駅・賎母」。

元気になった母のうしろ姿(左)。


7時ころ家に着き、つれあいに運転を代わってもらって、
母と姉を送って帰ってきたら、午後9時。

母は今朝、姉の付き添いで岐阜市民病院にいっている、はず。
エスティマは、一般道を走ってる限り、好調でした。
(でも、とうぶんは運転したくない・・・)



歯はますます、がまんできないほど痛みはじめているけれど、
とりあえず、痛み止めを飲んで、サクランボだけ食べて、
心配してくださったみなさんに報告です。


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山県市議会のポスター水増し問題

2007-06-12 16:35:01 | 市民運動/市民自治/政治
 今日の山県市議会、10時に6月定例会の開会。


 ●ポスター代請求、複数の市議が水増し主導か
  岐阜 2007年06月12日 
 2004(平成16)年4月の山県市議選で、市議ら数人が公費負担されるポスター代を水増し請求した詐欺容疑事件で、県警から事情聴取された市議のポスター製作を請け負った印刷業者が11日、岐阜新聞社の取材に応じ、市議が水増し請求し市から業者に支払われた費用のうち、約10万円を還流させていたことを明らかにした。また別の業者は、市議側が所定の用紙に金額を記入し、水増し請求していたことを証言。複数の市議が水増しを主導していた実態が浮かび上がった。

 約10万円を市議に渡した業者によると、選挙前、市議からポスターと名刺、はがきの製作を請け負った。後日、市議側から請求金額が書かれていない請求の用紙に押印を求められ、市議側が金額を記入して市に提出した。その際、市議から「実費よりも多く振り込まれるから」と差額を渡すよう指示があったという。
 業者には、市から限度額ぎりぎりの約37万円が振り込まれた。ポスター代は16万円前後だったことから、市議側は公営制度で認められていない名刺やはがき代に加え、約10万円を上乗せして請求していたことを気付いた。その後、業者は指示通り市議に約10万円を渡したという。

 ポスターとはがきの印刷を請け負った別の業者も、市議側から金額が書かれていない用紙に押印を求められ、市議側が金額を記入して市に請求したという。この業者は警察の事情聴取を受けて初めて、市議側が当時、公営で認められていないはがきの製作費分を水増し請求していたことを知ったという。金額が記入されいていない請求用紙に押印したことについては「選挙に出るほどの人だから、信頼できると思った」と話した。

 いずれの市議も岐阜新聞社の取材に「コメントできない」と話した。
 県警は複数の市議が水増しを主導していた可能性があるとみて、実態の把握を進めている。

 ● 岐阜・山県 選挙公営制 市議が口裏合わせ要求
  中日 2007年6月12日
 岐阜県山県市の選挙ポスター製作費をめぐる詐欺疑惑で、市に製作費を水増し請求して選挙用はがきの印刷費などに充てたとされる市議が、県警の捜査を前に、印刷業者に「ポスターだけということにしておいて」と口裏合わせを要求していたことが分かった。捜査を逃れようとしたとみられる。

 この市議は、選挙公営で行われた二〇〇四年四月の市議選で、上限の約三十七万円に近い額をポスター製作費として市に請求。しかし実際には、はがきや名刺を印刷し、さらに印刷業者から請求された本来の額との差額である約十万円を受け取っていたとみられ、県警が事情聴取をしている。

 関係者によると、県警は今年四月初めごろ、この印刷業者を訪れ、書類を整理して用意しておくよう指示。業者がその旨を伝えると、市議は「(市に請求したのは)ポスター代だけということにしておいて」と口裏合わせを要求してきたという。

 しかし、業者は「うそはつけない」として、県警に正直に話し、捜査に協力した。県警は市議本人が違法性を認識したうえでの行動とみて捜査している。県警はポスター製作費として認められている一人当たり上限三十七万八百四十五円に近く請求した市議ら五人前後について詐欺容疑で事情聴取を続けている。

 
● ポスター代問題 公金の認識甘く
   朝日 2007年06月12日
 04年山県市議選の選挙ポスター作成費水増し疑惑で、印刷業者の証言から「選挙公営」の実態が浮かんできた。市民団体の調べでは、同一の印刷所でも、公費負担上限額の37万円近くから、3分の1以下で済んだケースまで、候補ごとの作成費や単価には大きなばらつきがある=表。話を聞いた2業者に共通するのは「選挙に使えば問題ない」「限度額まで請求していい」といった公費に対する認識の甘さだった。(石倉徹也、磯部征紀)

◆業者「4年に1度 利益あげたい」
業者(1)
 ――水増しの経緯は。
 選挙前に名刺、はがきとポスターの注文を受けた。項目別に納品書を候補に送り経費を請求した。市へは、候補が必要書類を作成し、ポスター代だけの名目で請求した。候補が請求した金額が市から振り込まれた。
 ――振り込まれた額と候補への請求額の差額はどうしたか。
 候補に「市から多くお金が入る」と言われた。差額の10万円前後は候補に渡した。
 ――「おかしい」とは思わなかったのか。
 違和感はあったが、選挙に必要なのだから流用するのかなと思った。
 ――「選挙公営」の制度を知っていたか。
 知らなかった。「市から選挙に助成がある。お金が下りる」とは聞いたが、ポスター代だけというのは知らなかった。

業者(2)
 ――水増し請求ではないのか。
 水増しではない。印刷依頼を受けたうち、はがきと名刺は候補に請求し、ポスターはこちらで必要な書類をつくり、市に直接請求した。名刺とはがきは選挙公営の対象外だと知っていた。
 ――上限額近くまで請求した経緯は。相場と比べてどうなのか。
 請求額はこちらで決めた。4年に1度のこと。次に仕事があるかわからない。毎月注文する人より高くなる。写真撮影、修整もするから、他と比べてばらつきが出るのは当然だ。
 ――上限額で請求するのは高くないか。
 利益を出したい。選挙公営は限度額まで請求していい制度のはずだ。
 ――今後はどうするつもりなのか。
 上限近い額を出したことは気をつけるが、利益を上げたい事情もある。

◆山県市選管 「範囲内なので疑問を持たず」
 候補者ごとのポスター作成費に大きくばらつきがあることについて、当時、市選挙管理委員会でポスター総数や1枚当たりの単価が記載された書類をチェックした職員は11日、「金額が範囲内なので特に疑問を持たなかった」と語った。また、選管のある職員は「業者と候補者を信頼するしかなかったのだろう」と話した。


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田植えをしました。おいしいもの

2007-06-11 14:09:48 | 有機農業/野菜&ハーブ

 一昨日と昨日は、恒例の田植えをしました。
一昨日植えた手植えの田


昨日の機械植えの水田2ヵ所
   

手抜きのお惣菜で、
こどもたちと「田植え」ご苦労さん会。


こちらは、先週、
子どもたちが帰ってきた日のごちそう。


今日は急用が発生。
これから長野県中野市まで、
私が車を運転して出かけることになった。

シンプル イズ ベスト

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「ケアの社会学」(at7号)上野千鶴子/「わたしのことはわたしが決める」(We6.7月号)寺町みどり

2007-06-10 13:59:25 | ジェンダー/上野千鶴子

2007年度の「む・しネット」主催の講演会の講師として、
12月2日に上野千鶴子さんにきていただけることに決定。
お忙しい中調整していただき、肩の荷が下りた、
と同時に、とてもうれしい思いです。

そもそもこのブログは、岐阜で開催した上野さんの
『当事者主権』講演会のためにつくったものですから、
これから本番までの6ヶ月、講演会関連の情報発信にも活躍する予定。
お見のがしなく。

ということで、勉強会などでばたばたしてて紹介が遅れましたが、
『at[あっと]』7号の上野千鶴子さんの連載記事、
『ケアの社会学」は、第6章『市民事業体と参加型福祉』。

  

冒頭に、「ケアの社会学」全体の構成が明らかにされています。
(6号までの『at』は、それぞれの記事がリンクしてあります)

------------------------------------------------------
ケアの社会学(全)構成
序 ケアとは何か          『at』1号 
第一部  ケアの原理
一 ケアに根拠はあるか?      『at』2号 
二 家族介護は「自然」か?     『at』3号 
三 介護費用負担の最適適合へ向けて 『at』4号 
四 ケアとはどんな労働か?     『at』5号 
五 ケアされるとはどんな経験か?   『at』6号
 
第二部  協セクターにおけるケアの実践
六 市民事業体と参加型福祉     『at』7号 
七 生協福祉の展開          以下次号
八 官セクターの挫折
九 先進ケアを支えるケアワーカーたち
十 先進ケアを支える福祉経営
一一ケアの質と専門性
一二結論

一 はじめに
 序章「ケアとは何か」から始まって、一章「ケアに根拠はあるか?」、二章「家族介護は「自然」か?」、三章「介護費用負担の最適適合へ向けて」、四章「ケアとはどんな労働か?」、五章「ケアされるとはどんな経験か? 」と書き継いできた。ケアを「ケアの与え手と受け手の相互作用」と定義したうえで、その双方のアクターに関与する原理的な考察をひととおり終えたところで、ケアを実践するしくみについて、経験的なアプローチを試みたい。ここでいう「しくみ」とは、制度設計や法の枠組みではなく、具体的にケアを実践する現場の人々、事業体、装置、経営をさす。制度と実践として対比される二項のうち、主として制度を対象とする論者は、社会政策論者や比較福祉レジーム論者など、枚挙にいとまがない。だが、いかに先進的なモデルが語られ理想化されようと、現実の与件を変えられない限り、制度論はすべて「絵に描いた餅」に終わる。
 日本では2000年4月以降、限定つきではあるが、高齢者介護に公的責任を認めた介護保険がスタートしたことで、ケアをめぐる環境条件がいちじるしく変わった。介護保険はドイツをモデルとしたと言われるが、その実、他のどこにもない日本に固有の制度であり、そのもとでケアの実践経験がすでに6年にわたって蓄積してきたことから、世界的に注目を浴びている。介護保険下の日本のケアの経験はすでに,他国に学ぶものであるより、自ら情報発信していくべきものとなっている。
 ケアを実践するしくみについて、当初わたしはこの章以降、「ケアワーカーとはだれか」、「ケア事業とは何か」、「ケアの質と専門性とは何か」等の章を用意していた。だが、それぞれの主題について一般的な考察を述べるより、介護保険前後からわたし自身が手がけてきたオリジナルな調査研究のデータをもとに、協セクターにおけるケア実践の事例を中心的に論じたいと思うようになった。というのは、第一に、ケアワーカーやケア事業体について包括的に述べる用意がわたしにないからであり、第二に、それらについて述べる場合も、協セクターにおけるケアワーカーやケア事業体に焦点化しながらそれとの関連で論じるというスタイルを採用したいからである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
-------------------------------------------------------------
 
「ケアの社会学」連載は、今号から後半の
「第二部 協セクターにおけるケアの実践」に入ります。
目次を見ると、これからどんな展開になるのだろうとわくわく。
今回の、「市民事業体と参加型福祉」だけでも26ページにもなる
読み応えのある長い論文です。

上野さんから早くに「ケアの社会学」のコピーは届いていたのですが、
本を紹介したいと探しても、岐阜市内には置いてる書店は少なくて、
かろうじて「カルコス」に一冊だけありました。

関心のある方は、是非『at[あっと]』をお読みください。

今号の特集は、『苦い砂糖が生まれた理由」。
柄谷行人さんの連載「『世界共和国へ』に関するノート」や
小特集「国家の組成とヤクザの仕組み」も面白いですよ。

おまけ、といってはなんですが、
発行されたばかりの『We6.7月号』に、
「わたしのことはわたしが決める」という
わたしのロングインタビューが載っています。

  

ブログには個人情報もけっこう露出していますが、
自分のことはあまり人に話したことがないので、
「みどりさんて何もの?」と興味がある人はどうぞ。
とはいえ、
「「We」6・7月号の、みどりさんのインタビュー拝読しました。
いろいろ謎が解けたような、深まったような・・・」
という感想も届いています(笑)。

さわりの「本を書くまで」の部分だけ紹介します。

 --------------------------------------------------------------
特集・今いるところでどれだけ自分を生きられるか
「わたしのことはわたしが決める

 
寺町みどりさんの名は上野千鶴子さんから手渡された『市民派議員になるための本』で知った。福井の生活学習館から153冊のジェンダー関連図書が排除された「焚書坑儒事件」のことで原稿依頼の電話をしたとき、支配しない、されない関係に徹底的にこだわる人だと感しだ。このひとはどうやってこのひとりで立つスタンスを身につけたのだろうと知りたくて、岐阜のご自宅を訪ねた。
|インタビュー| 寺町みどりさん【「む・しネット」事務局】
聞き手・まとめ 稲邑恭子

****以下本文***
本を書くまで


稲邑『市民派議員になるための本』(学陽書房)を拝見してこれは市民派議員になるための最強のラディカルなマニュアル本だと思ったのですが、この本は上野千鶴子さんがみどりさんに書くことをすすめてプロデュースされた、とあとがきに書いてありますが。
みどり 2001年の5月に、「む・しネット(女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク)で、上野さんの講演会を企画したいと思い、手紙を書いたんです。この講演録は二冊目の『市民派政治を実現するための本』(コモンズ)に「わたしが<権威>にならないために」というテーマで収録されています。わたしは地方自治の分野では、仲間より10年先を歩いているのでどうしても特別視されてしまう。それで言いたいことも言わないでセーブする、というジレンマの中にあって、これはわたし自身にとって必要に迫られたテーマでした。その打ち合わせで上野さんがわが家にみえて話したとき、「対等な関係ってそうじゃないよ。ノウハウや経験があることを評価しないと、いいグループにならないよ」と言われました。
 そのとき「勉強会で何をやっているの」と聞かれて、この本にも載せてある「一般質問の組み立て方」を見せたら、「え、これ誰がつくったの、私のゼミと同じことをやってる」と言われました。それで、「これを本にしましょう」という話になったのです。「無党派・市民派ってなあに」と上野さんに問われて答えを書いた本なのですが、「書きたくない」と言い続けて、あとで上野さんに「みどりさんがこんなに納得しなければ動かない人だと思いませんでした」と言われました。
 「あなたなら書けます、わたしを信じてください。」と言われて、一晩寝ずに考えて翌日「あなたのために書きます」と答えました。書く理由のひとつは、上野さんに読んでほしいから。もうひとつは、「あなたの言葉をどこかで待っているひとがいる」と言われたから。わたしは上野さんの本を、ほとんど読んでいて、上野さんの言葉に救われていたし、上野さんから多くのものを受け取っていましたから、その言葉は説得力がありました。
  いったん書くと決めたら早くて、その年の12月に25日で初稿を書き下ろしました。その後、本ができるまで手間ヒマかけてつき合っていただいて、本を書くとはこういうことだと、いちから学びました。この本は、上野さんに出会わなければ書けなかった本です。
(以下略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 みどりさんが『市民派議員になるための本』の続編としてまとめた『市民派政治を実現するための本』」(コモンズ)には、前掲の上野千鶴子さんの講演録のほかに議員と市民と研究者が「市民派政治をどのように実現するのか」という問いを共有した10時間に及ぶフォーラムの白熱した議論を加筆再構成したものが収録されている。
 みどりの「みどりの一期一会」は硬派の文章だけでなく美しい植物や風景の写真もたのしみなブログ。 「む・しネット」発行の『む・しの音通信』もHPにアップされており、58号は福井の事件の特集号。最新の60号は選挙講座の成果あって全員当選した受講生の選挙戦の報告が載っている。当選後は早くも「市民派議員大集合―当選してからが本番です」を開催。年4回(5月26~27日。7月28~29日。11月10~11日。4回目は1月下旬)の無党派・市民派の議員・市民対象の勉強会が始まる。
 「メッセージ型」の選挙は「ことばがいのち」。精選されたよいメッセージは確実に市民の心に届く、とみどりさんは語る。思いの強さが人を動かす、自分の中に解決したい問題があることが候補者の条件であり、その人が自分のまちで何をしたいのか、自分の言葉で語ることがなによりも大事。そのために必要な自分の経験とノウハウをあとに続く女たちに伝えたくて、「現場で使いたおしてもらうための本」を書き講座を開催し、候補者たちに伴走する。(稲邑)
(『We6.7月号』フェミックス)
--------------------------------------------------------------------
 

東京の上野研究室におじゃましたとき、
一緒に行ったKさんに、お手製のケーキをいただきました。

  

さっそく、甘さ控えめのふかふかでしっとりしたケーキに、
みどり持参のマルベリー(桑の実)ジャムと
クレーム・エペス(濃縮クリーム)をつけていただきました。

おいしかったです。ごちそうさまでした。

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岐阜・山県市 選挙公営制で詐欺か/伊自良のバラとハリヨ公園

2007-06-09 14:30:10 | 市民運動/市民自治/政治
朝起きて、新聞を見たら、衝撃的なニュース。

山県市でわたしたちが取り組んでいる選挙公営問題で
県警が動いている、という中日新聞と岐阜新聞の記事。

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(中日新聞 一面左)  岐阜・山県市  選挙公営制で詐欺か
 ポスター費 水増し受給 県警 市議らを聴取


 二〇〇四年四月に実施された岐阜県山県市議選で、複数の候補者が市の選挙公営制度で支出されたポスター製作費を水増しして受給した疑いが強まり、県警捜査二課と山県署は八日、詐欺の疑いで、現職市議ら五人前後について任意で聴取を始めた。県警は立件に向けて詰めの捜査をしている。=関連39面
 請求内容が不透明だとして見直し論のある選挙公営制度をめぐり、警察が捜査に着手するのは初めてという。
 〇四年四月の山県市議選では、市選挙公営条例に基づき、候補者のポスター製作費や選挙カーの経費などを市が公費負担した。
 このうち、ポスター製作費は、市内百三十五カ所の掲示場に張る分として、一人当たり三十七万八百四十五円を上限に、各候補者側からの請求に従って支給された。
 調べでは、五人前後の現職市議らは、それぞれ印刷業者と共謀するなどして、実際にポスター製作にかかった費用よりも、数万円から十数万円ずつ多く請求し、水増しした分は選挙用のはがきやパンフレットの印刷代などに充てた疑いが持たれている。
 選挙公営制度は一九九三年から県議選や市議選、知事選、市長選で認められるようになり、全国のはとんどの県、市が条例を定めて導入している。
 山県市は〇三年に町村合併で誕生した際に選挙公営制度を導入。〇四年四月の市表選では候補者二十七人のうち二十五人が請求し、計一千二十万円が公費から玉出された。
 候補者が公費負担の上限に近い金額を請求する例は全国的にも多く、請求内容の不透明さが問題になっている。山県市議会は全国に先駆けて今年三月、議員提案で選挙公営条例の廃止案を可決した。

 村橋安治山県市議長の話 議会としては公営制度を廃止したばかり。(疑惑は)個々の議員の問題で、議会全体の話ではない。事実だとしたら残念だ。
(2007年6月9日 中日新聞)
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(2007年6月9日 中日新聞 社会面トップ)
ポスター費 大きな差  最大差額25万円 「良心、倫理の問題」

 請求内容が不透明だと指摘されていた選挙公営制度に、初めて捜査当局のメスが入った。問題となった二〇〇四年四月の岐阜県山県市議選では、ポスター製作費について、上限ぎりぎりに請求する候補者がいる一方で、三分の一程度で済んでいる候補者もいた。水増し請求疑惑に、関係者からは「侯補者の良心、倫理観の問題だ」と憤りの声が上がった。
  〇四年四月の山県市議選は、町村合併で市が誕生して初めての市議選。定数二二に二七人が立候補する激戦だった。
 候補にとっては初めてとなる公営制度による選挙。中日新聞が入手した資料によると、公営制度を利用した候補者は二十五人で、ポスター製作費については三十万円台が六人、二十万円台は三人、十万円台は十六人とばらつきがあった。
 三十万円台の六人はいずれも上限の三十七万八百四十五円ぎりぎりに請求していた。印刷業者が違うにもかかわらず、三十六万九千九百円が二人、三十六万八千五百五十円が三人と同額請求が目立ちち、不自然さがみられる。
 一方、請求額の最も低い候補者は十二万干九百五円で、最も高い候補者との差額は二十四万七千九百九十五円。ポスター制作費の名目は同じなのに、おきな開きが出た。
 関係者によると、県警が聴取をした現職市議らは、ポスター制作費の中に選挙用はがきの印刷代を含めるよう、印刷業者に依頼していたという。上限に近い請求をした候補から注文を受けた印刷業者は「紙はごく普通で、印刷も特殊なものではない。この単価が普通だとはよう言わん」と話した。
 
「書類整えば点検に限界」“先進地”動揺隠せず
 今春、全国に災駆けて議員提案で選挙公営制度を廃止した岐阜県山県市。その制度をめぐる公金詐取疑惑が発覚し、市や議会の関係者は動揺を隠せないでいる。
 「ただただ驚いている」と話すのは平野元(はじめ)市長。制度について「正しく請求するのが前提。書類が整っている限り、市として点検するには限界がある」と述べた。候補によってポスター製作費に大きな差があることについても「こだわって作っていると言われれば、一概に高すぎるとは言えない」と付け加えた。
 公費負担の上限額近い請求をした市議の一人は、水増し請求疑惑について「全然分かりません。(身に覚えは)ない」と否定。一方、限度額の約三分の一でポスター製作を済ませた市議は「せっかく議員提案で公営制度を廃止したって、こんな事態だったのでは何ともならない」。別の市議も「岐阜県庁の裏金と同じで『見つからないから、いいだろう』という気持ちがあったのではないか。水増し請求するような人間が議員をやっていいのか」と憤った。
(2007年6月9日 中日新聞)
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(岐阜新聞 社会面トップ)
山県市議ら数人聴取 04年市議選 ポスター代 市に水増し請求 県警、詐欺容疑で

 二〇〇四(平成十六)年四月に行われた山県市議選で、市議らが印刷業者と共謀し、選挙公営で補助されるポスター代を水増し請求し、市から公費を不正に受け取ったとして、県警は八日、詐欺容疑で市議ら数人の事情聴取を開始した。裏付けを進め、容疑が固まり次第、市議ら教人を書類送検する見込み。
   調べでは、市議ら数人はそれぞれ自分の選挙用ポスターの印刷を発注した業者と共謀し、〇四年四に行われた市議選で、市にポスター代を水増し請求し、数万円から十数万円の公費をだまし取った疑いが持たれている。
 ポスター代は当時、所定の用紙に金額や枚数などを記入し、同市に提出すると公費で賄われていた。市議ら数人は実費を水増しし、限度額(三十七万7百十円)に近い金額を請求。差額分を別の印刷物の代金に充てていたとみられる。
 水増し請求があったのは、「平成の大合併」で山県市が誕生してから初の市議選で、二十七人が立候補。うち二十五人が選挙公営で市にポスター代を請求。多くは限度額の半分程度だったが、数人は突出していた。市議の一人は八日、岐阜新聞社の取材に「話すことは何もない」と話した。
 同市議会は今年三月、市長選や市議選で候補者のポスター代や、選挙用自動車の経費などを公費で賄う「選挙公営」の条例を廃止している。
(2007年6月9日 岐阜新聞)
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この問題は、岐阜県だけでなく、全国の問題です。
たかが、選挙公営費の問題ではありません。
使ってもいない公費の水増し請求は、立派な詐欺罪にあたります。
たとえば、いま問題になっている、コムスンの水増し請求と同根です。

問題になっていない自治体の議員の皆さんも、他人事とは思わず、
もし今回の統一選でもし満額を水増し請求している人があったら、
すみやかに返済したほうがよいと思います。

返せば済むという話ではありませんが、
少なくとも、税金を払っている市民は
公金の使途については厳しい目を持っていますよ。


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ところで、こんな記事が載った山県市ですが、
自然が豊かで、伊自良には、ハリヨの棲息地もあるんです。
自然の川がせき止めてある池があってここにいるはずなんですが、
見つかりませんでした。


ハリヨ公園(ハリヨの棲息地)
  

 

保育所の近くの伊自良川の橋がかかる堤防には、
白いつるバラが満開でした。
  





  



  

  

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スモークツリー・セッコク(長生蘭)/ピンクの花たち3

2007-06-08 22:30:08 | 花/美しいもの
昨日今日と東京で、夕方帰ってきたとこです。
昨夜はほとんど寝てないので、ちょっと仮眠しました。

わが家では田植え(機械植え)をしているかと思ったのですが、
雷雨の予想で明日に延期とのこと。
明日は、手植えもする予定で、子どもたちが三々五々帰ってきました。

ところで、今回はとっておきのピンクの花、2題です。

庭にはスモークツリー
(ケムリノキ・カスミノキ)
が咲いています。
矮性の木なのですが、背の高さほど大きくなっています。



花の散った後に、花柄にふわふわした毛のようなものが
伸びてきて、それがちょうど煙のように見えるので、
「スモークツリー(ケムリの木)」という名前がついています。



  

モクモクなのですが、これからもっとムクムクになります。




春に谷汲で日本のランをいくつか買いました。
セッコク(長生蘭)はいまが満開。
着生ランなのですが、デンドロビウムのようです。


とっても美しい花です。


本来は、着生ラン(東洋ラン)なので、岩棚においてみました、



他の東洋ラン(着生ラン)はさっそく、木にくっつけてやりました。
  
フウラン・セッコク・オサランの花は、
順調にいけばこれから咲くそうです。
たのしみー。

そうそう、東京に行った用件のひとつ。

上野千鶴子さんの講演会が決まりました(嬉)。
「む・しネット」主催は、2001年12月1日の
「わたしが<権威>にならないために」以来です。
6年ぶりの同じ日に、と思ったのですが、
12月2日(日)午後、「ウィルあいち」大会議室になりました。

詳細は、あらためてお知らせします。
まだ半年先だけど、あけておいてくださいね。


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アルストロメリア色々/ピンクの花たち2

2007-06-08 07:19:43 | 花/美しいもの
今日は朝からわが家の田植えです。
かくいうわたしは、のんびりと東京。

昨日送っておいたアルストロメリアの画像をアップします。
アルストロメリアは大好きなのですが、花つきの鉢はけっこう高いので、
冬に小さな鉢を買って、球根の間に植えておいたんです。

チューリップや水仙が終わって、いまはアルストロメリアが咲いています。
















東京で見つけたアルストロメリア




手抜きの記事だと、てきめんにランキングが下がるのですが、
お気持ちがあったら↓クリックしてもらえるとうれしい。

ではまた。

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ピンクの花たち~ピンクマーガレット・箱根つりがねほか/コムスン処分 介護を食い物にするな

2007-06-07 11:36:11 | 花/美しいもの

鉢植えの「箱根つりがね」がひと花だけ咲きました。
ピンクのとってもきれいな花です。



花後にお礼肥をやって、どこか植えてやりましょう。

ピンクマーガレットは冬に買った100円の鉢です。
一回り大きな植木鉢に植え替えてやったら、

けっこうたくさん花が咲きました。
  
で、地面におろしてやりました。


お隣はセキチクかな?勝手に生えてきました。
  
定番のサツキは、遅めに咲きました。
  

もうすぐ梅雨。
ピンクの花たちがやさしく咲いています。


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話は変わりますが、昨夜、大手介護サービス事業者「コムスン」が
介護保険料の水増し請求をしていたという衝撃的なニュースが走りました。
介護保険が始まった時、事業者に営利企業が参入し始めたので、
どこの世界にも不正はある、福祉も聖域ではない、
と思っていましたが、やっぱりという思いです。

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コムスン処分 介護を食い物にするな【中日新聞・社説】2007年6月7日

 大手介護サービス事業者「コムスン」の不正は悪質だ。同社の事業所は順次、事業所指定が取り消されるが、現に介護サービスを受けている高齢者の受け皿の確保に自治体は全力をあげてほしい。
 コムスンの事業所については、介護サービス利用者や家族が電話しても応答がなく、スタッフが少ないのではないかとの苦情が以前から東京都などには多数寄せられていた。
 コムスンは五都県八事業所で不正に指定申請を行っていた。介護保険法では事業所、事業内容ごとに必要なヘルパーの数などが定められているが、退職したり別の事業所に勤務しているヘルパーの名前を登録するなどして水増ししていた。苦情通りである。
 八事業所のうち六事業所は、取り消し処分を受ける前に廃止届を出し処分を免れた。組織的に処分逃れを図ったとみられても仕方がない。
 昨年四月の介護保険法改正で、指定事業所が重大な不正を働いた場合、同一事業者の他の事業所も含め五年間、新規指定や六年ごとの指定更新が受けられなくなった。
 このため来年四月から二〇一一年にかけてコムスンの全事業所の八割に相当する千六百五十余りの事業所が順次、指定を取り消され、介護サービスを提供できなくなる。
 これで困るのは、現にサービスを利用している高齢者だ。コムスン全体で約六万五千人の利用者がいる。介護保険法は指定期間中のサービス提供を義務付けているが、コムスンがいつ介護事業から撤退しないとも限らない。各自治体は厚生労働省と連携し、他の事業者への紹介を行い高齢者へのサービス提供が途切れないよう万全を期してもらいたい。
 介護保険の利用者数、利用の際の一割負担を除く給付費はいずれもスタート時の二〇〇〇年に比べ、現在は二倍に膨れあがっている。これに伴い介護ビジネスに参入する事業者の数も増え、指定申請を受ける都道府県のチェックが追い付かないことが今回の不正の背景にあるだろう。
 この際、チェック体制をもっと厳しくする必要がある。現在は書類が整っているか、施設基準を満たしているかどうかで判断しているが、甘すぎる。介護が食い物にされないように不正の再発防止策を徹底的に検討すべきである。
 人口に占める六十五歳以上の高齢者の割合は現在約20%だが、二五年には30%近くまであがる。介護が必要な高齢者も増え、介護保険の果たす役割も大きくなる。国民みんなで支えていかねばならない。事業者もその一翼を担っているという高い職業的使命感を持ってもらいたい。
(中日新聞・2007年6月7日)
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紫露草、クレマチス、バーベナ/紫の花たち2

2007-06-06 20:45:31 | 花/美しいもの

昨日の紫の花のつづきです。

6月になると、雨に似合う紫の花が咲きはじめます。
今日は、紫露草、クレマチス、バーベナなど。

6月の紫の花といえば、大ムラサキツユクサ。
  





クレマチスも好きな花です。




足元には、紫のバーベナ。夏の間咲きつづけてくれます。






こちらは自生している薄紫のタピアン。
  

庭の山アジサイも色づいてきましたが、色んな種類があるので、
あらためて紹介するとして、今日はここまで。

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昨日は、朝から「む・しネット」のスタッフ会があり、
2006年度の会計報告と、2007年度事業を話しあいました。
全会一致で11月か12月に講演会を企画することにしたのですが、
意中の人のOKがでたら、またお知らせします。

終わった後に、3時のお茶で「茶洋館マサラ」へ。


4人ともアフタヌーンティセットで、
別々のティを注文。「3分間まつのだよ」。

わたしは、ウバティ。2杯目は4人で回し飲み。

昼に更科で、煮込みうどんを食べたのですが、


ケーキセット、おいしかったです。


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