熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

所信表明演説

2009-10-26 20:55:11 | Weblog
鳩山首相が衆参両院の本会議で就任後初の所信表明演説を行いました。
政権交代による鳩山内閣の取り組みを「無血の平成維新」と位置づけ、国民生活と弱者を重視した「友愛政治」の実現に向けた決意を表明しました。

「変革の本番はまさにこれから」だと、初の国会論戦に臨む決意を表明し、「戦後行政の大掃除」を実行する考えを表明しました。
官僚依存から政治主導、国民主導への転換を目指し、無駄遣い排除や天下りあっせんの全面禁止、情報公開の徹底を推進し、「税金の使い道と予算編成のあり方を徹底的に見直す」として、菅直人副総理とともに財政構造の転換を図る考えを強調していました。

今までの総理大臣の演説は、官僚が作成した原稿を読み上げ、総花的な政策の羅列で、何の感動も説得力もないもので、とてもテレビで見ようという気が起りませんでした。

鳩山首相の演説は、わかりやすく、なかなか感動的な内容で、結局、最初から最後まで聞き入ってしまいました。

政権交代が起きたのだなと、実感する所信表明演説でした。

これからの民主党政権に期待することは、先ず、過去の政策の誤りを国民の前に提示して、違法行為が明らかになれば、該当する政治家・官僚等を処罰して欲しいと思います。

マニフェストの実現は、そのあとでも良いと思います。
政府の信頼を回復することが先決問題ですからね。
国民の信頼を得られない政府では、思い切った政策を実行することができません。

それにしても自民党の凋落ぶりは目を覆うものがあります。
鳩山首相が所信表明演説をしているときに、森元首相が居眠りをしている姿がテレビカメラに捉えられていました。

緊張感のなさが見え見えです。
これでは、自民党の復活は相当先のことですね(復活しないかもしれません)。
政権交代可能な二大政党制が望まれるのですが、相変わらずネガティブ・キャンペーンのような相手を中傷する質問だけでは、どうにもならないですね。
何とかして欲しいものです。

これからの日本が良い国になることを期待しながら、所信表明演説を聞きました。



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コメント (1)
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