熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

チーター世代

2010-05-11 22:07:09 | Weblog
NHKクローズアップ現代「アフリカ変える “チーター世代”」を観ました。

「チーター世代」とは、チーターのようなスピードで変革を目指す新世代のアフリカ人のことです。

植民地支配から独立して50年、アフリカが今、世界経済を牽引する「新興パワー」として急成長を遂げています。

しかし、その原動力になっているのは天然資源を狙う中国やインド、欧米からの「外資マネー」で、社会で格差が拡大し、アフリカでは「第二の植民地化」を危惧する声も上がり始めています。

そのような危惧を取り払うために活動を開始したのが、「チーター世代」の若者です。

欧米各国に留学し、卒業後に欧米企業でキャリアを積んできた「チーター世代」の若者たちは、金融危機の影響で欧米でのビジネスが縮小していることもあり、アフリカに戻り、チャンスを見いだそうとしています。

このような「チーター世代」の若者の活動が、やがてはアフリカに「アフリカ人による健全な経済活動」を確立し、貧困からの脱却、民族紛争の終止が期待できます。

中国でも「80后=バーリンホウ」とよばれる80年代生まれの若者たちが活躍していることを、以前、ブログでお話しました。

世界各国で、従来の考え方にとらわれない、新しい考え方で社会を変革していこうとする若者の集団が多く見られます。

日本でも、かつて「団塊の世代」と呼ばれた集団がありました。
いわゆるベビーブームに生まれた世代で、最も人口の多い世代です。
私も「団塊の世代」のど真ん中に位置しています。

「団塊の世代」の評価は、評価者によって大きく分かれていますが、日本の産業構造、日本人のライフスタイルに大きく影響を与えたことは間違いないでしょう。

現在の日本で、社会を変革するような集団が存在しているのでしょうか。

中国、アフリカ、高度成長時代の日本のような変化が大きい時期には、必然的にこのような社会を変革する集団が現れてくるのですが、円熟期に入った社会では難しいですかね。

現在の日本社会の閉塞状態を打ち破る若者集団の出現を期待したいですね。

もちろん「団塊の世代」も新しい社会の価値観を提案して、社会の閉塞状態を打破するような活動をしていきます。

傍観者ではなく、プレーヤーとして日本を良い社会にしていきたいですね。



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コメント (1)
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