琉球新報社「基地と沖縄経済 ひずみの構造」を読みました。
毎年2月に10日間程、那覇に滞在する沖縄が大好きな私ですが、この本を読んで、基地と沖縄経済との関係について先入観があったことが分かりました。
本土復帰以降も沖縄経済は、米軍基地がなければ成り立たないと言われてきましたが、現実は基地収入の比重は減り続け、人口が密集する本島南部に鎮座する米軍基地は、経済発展の阻害要因となっていることが、この本を読んで分かりました。
「沖縄は基地で食っている」というのは完全な誤解ですね。
この本は、第1章「依存神話」、第2章「脱・依存財政」、第3章「跡地を歩く」から構成されています。
「沖縄問題と原発立地の構造は、国への依存構造を作るという点で似ているが、原発の立地が誘致決議などの形で地元の承認を必要としているのに対し、米軍基地の整理縮小を求める沖縄の民意は無視され、基地が強制使用されることへの拒否権もない」という指摘は、本当にその通りだと思います。
この重い指摘を沖縄県民以外の私たちは、真摯に考えて行動しなければいけません。
人間性が問われているような気がします。
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毎年2月に10日間程、那覇に滞在する沖縄が大好きな私ですが、この本を読んで、基地と沖縄経済との関係について先入観があったことが分かりました。
本土復帰以降も沖縄経済は、米軍基地がなければ成り立たないと言われてきましたが、現実は基地収入の比重は減り続け、人口が密集する本島南部に鎮座する米軍基地は、経済発展の阻害要因となっていることが、この本を読んで分かりました。
「沖縄は基地で食っている」というのは完全な誤解ですね。
この本は、第1章「依存神話」、第2章「脱・依存財政」、第3章「跡地を歩く」から構成されています。
「沖縄問題と原発立地の構造は、国への依存構造を作るという点で似ているが、原発の立地が誘致決議などの形で地元の承認を必要としているのに対し、米軍基地の整理縮小を求める沖縄の民意は無視され、基地が強制使用されることへの拒否権もない」という指摘は、本当にその通りだと思います。
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