熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

表現の自由

2015-01-15 23:27:16 | Weblog
フランス司法当局は14日、きわどい風刺を売りものとする芸人デュードネ氏の発言が、「テロ行為の礼賛にあたりかねない」とみて身柄を拘束し、取り調べを始めたそうです。

連続テロに抗議する合言葉「私はシャルリー」と、ユダヤ系食材スーパーの立てこもり犯の名を合わせ、「おれはシャルリー・クリバリのような気分だ」と自身のフェイスブックに書き込んでいました。

テロリストの礼賛は、テロ対策などを定めた法律に触れるおそれがあるとみられており、同様の礼賛行為については、すでに50件超の捜査が始まっているそうです。

これは、表現の自由と名誉毀損、テロ行為挑発とのバランスをどのように調整するのかという難しい問題です。

表現の自由は、最大限尊重すべきですが、一方、その表現により名誉毀損や侮辱により相手が傷つけられるのは防がなければいけません。

両者の調整は、結局、表現方法の工夫により解決すべきものなのでしょうね。

寛容の精神をもって両者が歩み寄ることになりますね。










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