熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

沖縄県民の怒り

2015-05-18 23:20:52 | Weblog
辺野古新基地建設反対を訴える、沖縄県民大会が17日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で開かれ、3万5千人(主催者発表)が集まりました。

翁長雄志知事が就任後、初めて参加した。「道理と正義は私たちにある」として日米両政府に米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去、新基地建設と県内移設の断念を要求する大会決議を採択しました。

翁長知事を当選させた保守・革新を超えた政党や経済界、市民団体らが再び大規模集会を開いたことで、辺野古新基地建設の反対の声はさらに国内外に広がりそうですね。

翁長知事は「辺野古の新基地を阻止することが普天間問題を唯一解決する政策だ」と辺野古反対の姿勢をあらためて表明し、あいさつの最後には安倍晋三首相に対し「ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー(沖縄の人をないがしろにしてはいけません)」と訴えると、参加者は約1分間総立ちになり、拍手が鳴り響いたそうです。

沖縄県民の怒りが爆発しましたね。

翁長雄志知事は「県の有するあらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない。公約実現に向けて全力で取り組むことをあらためて決意する」と述べ、建設に反対する民意を受けて阻止を貫く方針を訴えました。

沖縄にとって「原点は普天間飛行場が戦後、米軍に強制接収されたことだ」とも強調し、「普天間の危険性除去」を原点とし、新基地建設の必要性を繰り返す政府の認識のズレを指摘しています。

政府が辺野古移設を普天間返還の「唯一の解決策」と決め付け、県内移設を迫る姿勢について「沖縄は自ら基地を提供したことは一度もない。こんなことが許されるでしょうか」と問いかけ、「このことを日本の政治の堕落だと言っている」と厳しく批判していました。

本当にその通りですね。

安倍政権は、「唯一の解決策」とか「この道しかない」というように、断言することが多いのですが、そもそも解決策が一つしかないなんてことは有り得ない。

断言するほうが格好いいとでも誤解しているのでしょうね。

安倍政権と自民党の強硬姿勢が明らかになってきたのと同時に、その限界も見えてきました。








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