トランプ大統領とメディアの闘いが激しさを増しています。
米ホワイトハウスのスティーブン・バノン大統領上級顧問兼首席戦略官は28日までに、トランプ政権に批判的な論調の米メディアを「野党」と指弾し、「黙っていろ」と威嚇するような発言を示しました。
米紙ニューヨーク・タイムズとの異例の会見で述べたものです。
同紙によると、「メディアは恥と屈辱を受けるべきだ。口を閉じ、しばらくは聞いているべきだ」と主張。「米国のことが分かっていないし、なぜドナルド・トランプが米大統領であるのかも理解していない」と言い切ったそうです。
選挙戦中から女性蔑視発言などが原因でトランプ氏と主要メディアの間の反目は続いており、同氏は大統領就任後、「メディアとは戦争状態にある」とまで明言していました。
バノン氏は、右派系のニュースサイトで人種差別的な記事も掲載したとされる「ブライトバート」の責任者を以前務めていた根っからの差別主義者です。
このような差別主義者を大統領上級顧問にするのですから、トランプ政権の差別主義は徹底していますね。
メディアの役割は、権力を監視することにあると思います。
権力と緊張関係にあってこそ、監視機能が発揮できます。
首相とのお食事会に参加している日本のメディアとは、心構えが違います。
米国のメディアに期待したいですね。
それにしても日本のメディアは情けない。
官邸や自民党の顔色を窺うような記事ばかり書いていては、読者が離れていくのは当然ですね。
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選挙戦中から女性蔑視発言などが原因でトランプ氏と主要メディアの間の反目は続いており、同氏は大統領就任後、「メディアとは戦争状態にある」とまで明言していました。
バノン氏は、右派系のニュースサイトで人種差別的な記事も掲載したとされる「ブライトバート」の責任者を以前務めていた根っからの差別主義者です。
このような差別主義者を大統領上級顧問にするのですから、トランプ政権の差別主義は徹底していますね。
メディアの役割は、権力を監視することにあると思います。
権力と緊張関係にあってこそ、監視機能が発揮できます。
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