熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

クローズアップ現代

2018-07-24 17:53:58 | Weblog
NHKクローズアップ現代で「日本の保険証が狙われる ~外国人急増の陰で~日本の保険証が狙われる ~外国人急増の陰で~」を放送していました。

私たちが毎月支払う保険料によって支えられている、日本の医療保険制度。

ところが今、これまで保険料を払ってこなかった外国人が、保険証を取得し、高額な医療を安く受けるケースが相次いでいるそうです。

中には、400万円の医療費が8万円あまりの自己負担で済んだ事例もあります。

保険証の入手法を指南する業者までいることがわかってきました(例によって中国ですが)。

問題なのは、制度の公平性が脅かされているのではないかという点です。

日本の医療保険は誰もが公平に保険料を負担して維持している制度です。

しかし、外国人が病気になったときだけ来日して、保険に加入して治療を受けられる抜け道があることが分かってきました。

こういったことが相次ぎますと、公平性が崩れ、制度への不信感が高まってしまうと指摘されています。

一番大きい原因は、入管であるとか、住民基本台帳の関係で、もともと国民健康保険の場合、加入に1年間必要でしたが、それが3か月に短くなりましたので、恐らく加入の要件が今までより少しハードルが下がったということもあるのではないかということです。

外国人労働者を増やす政策の副作用が出ています。

緊急の対策が必要ですが、入管も厚生労働省も動きが鈍い。

どうやら面倒くさいのか、鑑定の政策に反対することになるので及び腰なのか。

厚生労働省は、「医療保険制度のあり方について、外国人が増えていく中でどうすべきか、将来的に議論があってもおかしくはないと思うが、(今の)仕組みの中でできることをまずやっていきたいと考えている。」と言っていますが、これから検討かよと、突っ込みを入れたくなりますね。

これでは国民健康保険の信頼が崩れるのは間違いありません。

それにしても安倍政権の政策は弊害が大きすぎる。






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