熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

迷走するコロナ対策

2021-04-01 19:14:07 | 感染
毎日新聞デジタル版に掲載されていた作家の「中村文則の書斎のつぶやき」の一部です。

今回のテーマは、「迷走するコロナ対策」です。

「 新型コロナウイルスの感染拡大はズルズルと終わりがなく、健康被害に加え、精神的にも経済的にも、もうずっときつい状況が続いている。
 コロナを抑え込んでいる近隣諸国を見る限り、本来なら、日本も同じくゼロコロナに近づける領域にいけたと感じる(一度はあんな半端な緊急事態宣言で、東京は1日1桁まで減った)。もう遅いかもしれないが、今がそうなれるギリギリのタイミングかもしれない。日本がまだ一度もしていない、明確なロックダウン(徹底的な補償付きの)はできないだろうか(本来は去年やっておくべきだった)。人の心理として、目標がなければ自粛は難しい。規制をしなくても、感染者数が増加すればどのみち経済は鈍化する。実質的に、経済だけを見ても感染者数は減らさないともうどうしようもない。
 コロナの被害は地域差があり、日本は島国なので本来はかなり恵まれた位置にある。なぜかマスコミがあまり報じないのでここに書くと、抑え込んでいる近隣国の一日の感染者数(3月14~27日)は、ニュージーランドと台湾が大体ゼロ~数人、オーストラリアがゼロ~十数人で、日本は桁が二つ違う(3月27日付で2000人以上)。この地域の海に囲まれた立地の先進国で、失敗したのは日本だけだ。」

私も同感です。

技術的にも資金的にも先進国の中でトップクラスにいる日本がなぜPCR検査や変異株検査の数が異常に少ないのか。

政府や自公政権の政治家と応援団は、欧米諸国と比較して日本は少ないと主張しているが、アジアやオセアニア諸国は日本より二桁少ない感染者数です。

日本は島国の中ではコロナ対策に失敗している劣等生です。

政府や自公の政治家は、国民を騙せばいいと思っているのでしょうが、戦う相手はウイルスです。

ウイルスは忖度しないし、先送りも効果なし。

ウイルスを相手にした有効な対策を実行しないと第3波を大きく超える第4波が来ることは確実です。

自公政権を支持している人達は、第4波で自分達が犠牲者のならないと分からないのでしょうか。

絶望的です。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする