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熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

厚労省は無責任集団

2021-04-16 20:16:01 | 感染
新型コロナウイルス感染者との接触を知らせるスマートフォンのアプリ「COCOA」で起きた不具合について、厚生労働省による検証結果の報告書が16日、公表されました。

報告書では、不具合の放置に至るまでに三つの「局面」があったとしています。

①9月のアップデート時に通知が実際に届くかどうか、動作確認のテストをせずに提供したこと、②10月に動作確認のテスト環境が整ったにもかかわらずテストをやらなかったこと、③11月にCOCOAのプログラムを公開していたサイト「GitHub(ギットハブ)」に不具合を指摘する書き込みがあったにもかかわらず、対応しなかったことの3点です。

①9月のアップデートは、アプリから接触を知らせる通知が多すぎる不具合を修正するためのものだったが、報告書はこれについて通知を受けた人の検査を担う保健所の業務が圧迫されていたためにアプリの改修を急いだので、厚労省の職員らがテストをしないで配布することのリスクを十分認識していなかったと分析しています。

忙しいから手抜きしたことが理由とは呆れるばかりです。
仕事をする資格がありませんね。

報告書には、ほかの人に責任を押しつけるかのような関係者の証言もみられます。

厚労省のある管理職は聞き取り調査に対し、「テストはしていないが、ロジックが変わるだけだから大丈夫との報告を担当から受けた」と説明。同省のCOCOA担当者は「テストができていないことは漠然と理解していたが、どんなテストができていないか、詳細は認識していなかった」「通知件数が減ったのは意図した改修結果だと思った」などと語っていたとされています。

②テスト環境が整った後もテストを実施しなかった点について、厚労省の担当者は「基本的なテストは委託業者の責任でやるべきだ」と考えていたと説明しています。
これに対し、事業者は「テストよりも(厚労省から対応を指示された)目の前の問題解消の方が優先度が高いと思った」(再委託事業者)と釈明しています。
報告書は「厚労省側の問題として、テストという重要課題に対する認識が低く、業者任せにしていた」としています。

厚労省の担当者の無責任さは信じられませんね。

③ネット上に書き込まれた不具合の指摘を放置した点も、厚労省側が事業者に書き込み内容の管理を依頼したにもかかわらず、事業者間の役割分担が明確になっておらず、各社が「ほかがやっているだろう」と思い込んで対応されないままになった、としています。

厚労省だけでなく委託先も無責任。

もっとも無責任な企業に委託した責任は厚労省にありますが。

これだけの失敗をしたなら、民間企業では自主退職を進められるか、降格か、陽の当たらない部署への異動でしょうね。

厚労省は無責任集団で、かつ、無能力集団ですね。

税金の無駄使いです。




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