熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

口述試験(続きの続き)

2011-09-20 21:47:25 | Weblog
口述試験に関するおまけの情報です。

私の口述試験日は最終日の前日だったので、それまでに受験した人の情報を利用することができました。

当時は、確か吉田ゼミのHPに、受験者が出題された問題を再現してアップしていたので、その情報を利用させてもらいました。
出題された問題以外の範囲を重点的に勉強して本番に臨んだところ、特許法と意匠法で予想した問題がズバリ出題され、ほとんど満点の解答をすることができました。

あまり予想問題に力を入れすぎることは危険ですが、受験本番日の前日に重点的に学習する程度であれば問題ないでしょう。
ただし、受験日が初めの場合は、この方法は使えませんが。


企業の面接官をした経験から言えることは、受験者の態度が面接官の心証にかなり影響を与えます。
心証のよい受験者は、何とか合格させてあげたいと思い、面接本番でも助け舟を出すでしょう。

私も口述試験本番では、印象のよい服装、入室する際の挨拶を丁寧にする、名前を聞かれたときにハッキリと答える、座るという指示があるまで座らない、面接官の目を見て答える、わからないときでも面接官の目を見て関係のありそうな答えを言うように心がけました。

私の経験ですが、最後の商標法で、商標権の効力に関連する問題が出され、何を答えていいのか迷ったのですが、あまり長い時間沈黙するのも良くないと考えて、専用権、排他権の違いを説明したところ、面接官が首を傾げながらヒント(というより正解に近いものですが)を出してくれました。

面接官に対する心証は大切ですね。

受験される皆様のご健闘をお祈りしています。




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