常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

仙人掌

2014年02月23日 | 日記


仙人掌(サボテン)の棘は、葉が退化したものである。触ると痛いが、全身を規則的に覆う棘は白く美しい。体内に取り込んだ水分の消失を防ごうとするもので、砂漠などの厳しい環境のなか適応するための知恵である。季節が進んで温かくなると、針の間に潜んでいた花芽が、いつの間にか伸びて美しい花を咲かせる。

仙人掌の針のなかなる蕾かな 吉田 巨蕪

雪崩注意報が出ている。今年は溶けかかった雪の上に大量の雪が降ったので表層雪崩の危険も大きいが、気温の上昇とともに全層雪崩にも注意が必要だ。雪崩が起きやすい地形がある。やはり下に障害物の少ない急斜面である。いつも雪崩が起きると木が育たずに低い背の草が繁茂する。このような場所は春先の山菜を採る絶好の場所になる。一見スキー場のようになっているのよく目につく。こんな場所はなだれ道とも呼ばれている。


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