常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

夏と秋の共存

2014年08月11日 | 日記


台風の影響を受ける雨の合間に山形市のまんさくの丘に行ってきた。少しだけ山間のせいか大きな向日葵が咲いていた。傍にはすっかり実の入った向日葵の頭を下げる姿も見られた。この夏、向日葵をカメラに収めるのは4度目である。今回が一番大きな向日葵、よく見ると花びらがコロナのようで、花そのものが太陽のシンボルのように見える。お盆を過ぎると、この花もだんだん終わりになる。



向日葵の向かいのブドウ棚に黒ぶどうがそろそろ収穫できそうな成熟を見せている。周囲にあるデラウウェアの棚はすでに収穫を終わっていた。向日葵が夏とすると、ブドウは秋のシンボルである。台風11号を境に、夏から秋への舞台回しが始まった。夏の暑さはもう一週間くらいで終わるということが天気予報でアナウンスされていた。台風通過後の涼しい風は夏の終りを告げるようだが、なにか淋しい感じもある。

葡萄山そのしづけさに深入りす 石川 桂朗


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台風過ぎて

2014年08月11日 | 日記


台風が去って西の空に青空が見え始めた。長く強烈な台風であった。山形地方を過ぎるころには、風も雨も弱まった感じだが、昨夜は強風の音が一晩続いた。極端に遅い台風は四国や三重県など近畿地方に、累積2000㎜という途方もない大雨と被害を齎した。8月のこの時期にこんな大型の台風が来るというのは記憶にない。このように極端な気象現象は、海水の表面温度の上昇に起因している。人類の活動に起因する地球の温暖化が、その根本的な原因である。冬の大雪、夏から秋にかけての台風、その被害にあうたびにこの問題が論じられるが、効果的な地球温暖化の対策は一向に進まない。便利さや快適さ、経済の成長にばかり目が行って、温暖化の対策は後手にまわる。ガソリンや電力の消費を減らす生き方を真剣に求めていかねばならない。


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