七月が終わった。台風が二つ上陸するなど、雨の被害も大きかった。7月は文月と書いて、「ふづき」と読む。一説に「文ひろげ月」を詰めたもの、あるいは稲の穂がふくらみ始める「ふふみ月」が転じたものという解説もある。そのどれをとるか、知る由もないが、その月が行って新しい月になる。
八月一日は、八朔である。テレビの林先生の解説に、果物のハッサクは八朔には食べられるからこの名がついたという、辞書の説明を紹介した。ところが、この実を採ってみると、真っ青でカンカンである。とても食べられたものではない。そこでさらに調べると、八朔には食べられるのではなく、八朔まで食べられるの誤りであったという。面白い話であった。
実家の家の裏にある桃の木に実がたくさん生った。農家が栽培している桃と違って実がいっぱい生ったので、大きくなれない。だがその色は見るからに美しい。自然から生じる色はなぜこんなに美しくなれるのか不思議である。採集して少し置いておくと食べられるようになるという話を聞いてとりあえず収穫した。
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