最近、新聞にSNSの記事がのることが多い。明日で6年を経過する震災に関連して、ラインやフエイスブックで大地震の際に、安否確認や支援物資のやりとりが簡単にできる機能が強化されたことが報じられた。またツィッターの「偶然短歌bot」が紹介されている。同じ日に、ふたつもSNS関連の記事が登場するのは、それだけその利用者が増えているということであろう。
記事によると偶然短歌というのは、コンピュータのプログラマー氏がネット上の百科事典を検索して、短歌を探せないかと考え、プログラムに読み込ませたところ5000を越える作品が検出されたということである。例として、「人物があなたが出した質問に答えることは期待できない」、「念仏で救済される喜びに衣服もはだけ激しく踊り」などが上げられている。
試しにスマホでツィッターの「偶然短歌」を開いて見ると、
弟や妹たちも次々にマリアの部屋に集まってきた
注のような形でウィキペディアの本語版「サウンドオブミュージック」(映画)よりと書かれている。題材は「コミックマーケット」、高校などあらゆるものから取られていて興味深い。
ツィッターには、他にも「名言bot」など、ちょっとした時間に開いて見て、読んで共感できるものもつい先日見つけたばかりだ。従来の本や新聞などの活字とは違った利用の方法がまだまだたくさんありそうだ。