9月1日は防災の日。大阪に大きな爪痕を残
した台風が去って、ほっとするのも束の間、
今度は北海道を震度6強の地震が襲う。9月
は歴史に残るような災害が発生した月である
が、こう災害が続くと、気力も失せる。こう
した自然の猛威の前には、人間の力のなさを
思い知らされるばかりだ。被災された方々に
は、力を落とさずに生き抜いていかれること
を願うばかりだ。
北海道のライン仲間と姪に、ラインで様子を
聞く。通信は支障なくつながった。ラインを
ツールにして、電気の復旧情報をやり取りし
ているのを見るのは心強い。全道がすべて停
電という事態は、電気を頼りきっている生活
には、一刻も早い復旧が必須だ。それにして
も思い出すのは、3.11の東日本大地震の際の
停電である。夜外へ出てみると、漆黒の闇に
空の星が美しかった。たちまちの内に、食品
の姿が消えていくコンビニの陳列棚。ガソリ
ンスタンドに連なる給油待ちの車の列。いま
北海道でそんな光景が広がっている。