敬老の日を中心に、敬老にまつわる行事が
多い。14日は、義母の入所している施設で
100歳のお祝いが渡された。山形市長から
祝い金10万円、総理大臣からは寿の銘が入
った銀杯。施設の人からお祝いの品が渡さ
れると、理解しているのか「ありがとうご
ざいます」という言葉が、義母の口から自
然と出た。
今日は地区の敬老会。私は2度目の出席であ
る。同居しているアパートから、8名の参加。
全体でも公民館の講堂がいっぱいになるほど
の盛況である。この地区でも、75歳を超える
高齢者が増えている。
しばらくぶりに近所の散歩コースを歩く。目
につくのは秋の花。萩が枝一面に万朶の花を
つけている。
萩咲きて愚かに昼を眠りゐる 細見 綾子
曼殊沙華の赤がまぶしい。花がぶつかりあう
ようにして咲いている。敬老の日が過ぎると
間もなく秋分の日。あれほど暑かった夏はも
う過去の記憶のなか。台風や地震、大雨によ
る土砂崩れ。秋の恐ろしさを見せつけるよう
にして、季節は移ろって行く。