常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

干し柿

2020年11月06日 | 日記
この季節になると、知人から干し柿用の紅柿をいただく。夜なべをして柿に朝日が当たっている。テレビでは、上山でできた柿カーテンの映像が映っている。やはり晩秋の風物詩である。Facebookで思い出の写真に、去年の干し柿の写真が送られてきた。やはり作った日も同じ頃である。これから、小春日和が続いてくれるとおいしい干し柿ができる。

吊し柿すだれなしつつ窓を占む 和地 清

熊やイノシシが人家に頻繁に姿を見せている。この害獣の被害は、古くから農村では、非常にやっかいであった。案山子や鳴子は害獣が里に近づくことがないように考えられた。鹿踊りも獅子舞もこの対策の一環として考案された。一年の間手塩にかけた果実や農作物が、山に住む害獣に食われてしまうのは、いつの時代も農民にとっての死活問題であった。

時雨が去って空を見上げると、虹が出ている。こんな光景をみるのも、この季節の特徴と言っていい。日がさしていているのに、近くを雨雲がが流れていくのも珍しくない。晴れと雨が交互にやってくるのは、移動性の高気圧の後ろに低気圧、その後ろに高気圧という気圧配置になって東へと進んでくるからだ。山に登るには、一週間という間隔の日程は時として、雨のため中止が続く事態を招く。
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