常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

冬木立

2023年01月09日 | 日記
暖冬である。寒に入っても最低気温は-2℃止まり。テレビで北海道女満別の-30℃の風景が写っていた。少年の頃、銭湯からの帰りに、濡れたタオルを振ってピンと凍ったことを思い出し、妻に話したらテレビはその風景を宮城からの中継で写しだしていた。寒気のなかを歩くのはさほど気にならない。まして零下1℃ほどだと、手袋もつけず普通に歩ける。そんななかで、すかっり葉を落した冬木立のフォルムに目が行く。主軸、つまり幹がはっきりしていて、そこから枝が広がる広葉樹のフォルムが好きだ。なぜかこの姿をみると、心が落ち着く。

寒林の一樹といへど重ならず 大野林火

高木というのは、幹がはっきりしていて2メートル以上のもの。30メートル以上になると超高木と呼ぶらしい。先端の頂芽の伸びが側枝の伸びが同じようだと、写真のような広葉樹の樹形のなる。これに比べ頂芽の伸びが優勢であれば、針葉樹の樹形を示す。樹形は長枝によって形づくられるが、短枝は長枝と長枝の間を埋めるように付き、密生して樹冠を丸く形づくっている。

寒冷地で針葉樹が多くなるのは、葉の形や樹形が気候や土地の形状、栄養状態に適応するためだ。高山の厳しい環境で生育するハイマツは、幹と枝の弾力性に富み、強風と積雪に耐える構造になっている。この木の成長は極めて遅く、たった数㌢の幹に生育するにも200年もかかると言われる。枝は入り組んでいて、葉の数は他のマツよりも3倍もある。木の生命にも、地球の環境に適応しようとつとめ、多様のな樹種を地上に繁栄させている。植物に見られる、生命の神秘さもまた貴重なものに思える。
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家事始め

2023年01月07日 | 日記
年が明けてずっと雪模様だったが、昨日、久しぶりに青空が広がった。冠雪した瀧山の雄姿が、街の守護神にように凛々しい。青空が広がると、心も開放され、外を歩きたくなる。ワークマンに行って、メリノウールのインナー、長靴を買う。雪が積もるとスニーカーでは少し厳しい。平日午後の時間は店内の来客もまばら。久しぶりに店内をゆっくりと見て廻った。

雪晴れて蒼天落つるしづくかな 前田普羅

老夫婦の二人暮らし、今年の目標に家事の分担がある。妻だけに家事を任せるのでなく、妻と二人で自分も毎日の食事や掃除、洗濯など適宜分担していく。万が一、自分が一人になったとき慌てないためでもある。近くにコンビニがあるが、よく見かけるのは、一人暮らしの老人が食事を買う姿だ。これも確かに便利でいいが、基本、食事は手作りでしたい。みそ汁をしっかりと美味しく作る。ここから、家事が始まる。

ブックオフで『みんなの台所暮らし日記』を購入。共働きの夫婦、朝の仕事の流れが参考になる。「食後は食器を洗って、拭いて、食器棚に片付け。コンロや調理台、トースターや電子レンジ、カウンターやテーブル、使ったものを水拭き。最後にシンクと洗いカゴを洗って水気を切って、洗った布巾をへりに干す。」片付けを一つずつ、時間のない朝の作業をキチンとこなす気力を見習いたい。この人の場合、無理をしないが指針になっている。無理をしないけど、怠け者も嫌い。ちょっと頑張ったうれしさを大切に。家事は奥行きがある。深めていけば、家族の関係も深まっていく。
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冬の月

2023年01月05日 | 日記
昨日、夕方に青空が広がり、十三夜の月が冷たく光った。明後日には、今年初めての満月を迎える。今年の正月は、晴れ間のない雪模様である。山形の豪雪地、肘折の積雪は242㌢で全国一の積雪になった。年が明けて5日目の朝を迎える。少しずつ読んできた『ヘタな人生論より徒然草』読了。筆者はマドンナと呼ばれた塾の先生だ。

寒の月しきりに雲をくぐりけり 久保田万太郎

兼好法師の花や月を見る姿勢。「桜は満開の花盛りを、月は曇りのない澄み渡った月だけを見て楽しむものだろうか。雨が降るのにむかって月を恋い慕い、簾を垂れた部屋にこもって春が暮れてゆくのを知らずにいるのも情趣の深いものだ」。日本の美意識の原点であったような気がする。

ブックオフで買った本。角川新書『里山資本主義』、新井紀子『AIvs.教科書が読めない子どもたち』。今年の目標は、スマホを自分を拡張するツールとしてもっともっと活用したい。例えばピークファインダーというアプリ。起動して山の方角を見ると、そこに映し出される山の名前を知ることできる。ニュースもスマホの情報収集力で、色んな角度見る。使い方の工夫次第で、老化で衰えた肉体や精神を長持ちさせる強い味方になる。最近便利に感じているのがキャッシュレス。現金の持参したり、レジで不自由に手つきで財布から出す面倒もなく、ポイントがついてくるのもうれしい。
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山形セルリー

2023年01月03日 | グルメ
正月2日に食べるわが家の定番はトロロ汁である。北海道の生家の風習をそのまま受け継いでいる。長芋と長生きが語呂合わせになって縁起のいい食べ物とされてきた。何よりも、食糧難の戦後、麦飯にトロロ汁を掛ければ何杯でもお代わり自由であった。縁起ものというより、飢えたお腹を満たす格好の食事であった。今年は、正月の食卓にセロリが初めてのった。山形のJAでは、山形セルリーと命名してブランド化を図っている。恥ずかしながら、このセロリを気にはかけていたのだが、実際に食するのは初めてである。食べてみて食感といい、香りといいセロリの常識を変える食べものであった。とにかく美味しい。

セロリの葉は生食には用いられない。この野菜は薬用に使われ、イタリアの農村で改良されて、食用野菜になった。その香りはスープにするのがふさわしい。根に近い茎の部分を薄くスライスしてサラダにする。他の野菜を一緒に用いることで、セロリの特性が生きる。だが、山形セルリーは、芯の方の葉も、茎の部分もそのままガリガリと食べておいしい。マヨネーズをつけて食べるのもあり。こんな食材を何故もっと早く用いなかったのか、ただ残念だ。

セロリのスープのレシピ。セロリ数茎を小口切り、玉ねぎ3個薄くスライスしてオリーブオイルで炒める。玉ねぎがカサが減るまで炒め、しんなりしてきたらセロリを加えて炒める。セロリが柔らかくなったらそば粉を大さじ1杯を加え混ぜ合せる。更に鶏ガラスープ6カップを加えて30分煮込む。煮汁を少しボールにとってブルーチーズ100gを入れてどろどろにする。火はすでに弱火、チーズが入ったら、塩と胡椒で味付けをしてできあがり。チーズに塩味があるので味見をしながら調整する。
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感謝する心

2023年01月02日 | 日記
新年2日目。昨夜から雪が降り続いている。雪が舞い落ちる向うに、青空少しだけ見え、山は雲で覆われ雪降りが続いていることが分かる。自分のなかに新しい習慣を身に着けること、それが今年の目標だ。どんな習慣か、「小さなことに感謝する」こと。今朝食べた地元のセロリ。香りが高く、茎の食感も抜群。こんなおいしい野菜を作った、農家の人たちに、流通に乗せてくれた市場と八百屋さんに感謝。そして買った野菜の鮮度を保つ工夫と、スマホでこの食材がどれほど高齢者の身体に必要な成分を含んでいるかを調べ、伝えてくれる妻に感謝。

感謝が始まるとき、苦闘が終わる NⅮウォルシュ

この習慣の効用。感謝はストレスの持つ負の影響の緩衝剤となり、立ち直る力や、日々の問題に対処する力、トラウマなどから快復する力を強める。また感謝の気持ちは免疫システムを強くし、血圧を下げ、病気の症状や痛み、苦痛を和らげる。いいことずくめの習慣である。では、この習慣を身に着ける方法はどうか。一に「ありがとう」日記を書く。二つにはささやかことに感謝する気持ち持つ。今日の雪雲が流れて日が部屋の中まで入ってきた。こんな些細なことにも、感謝の気持ちをわすれない。

大切な人に、感謝の気持ちを伝える。同時に、他の人たちからの感謝の気持ちを受け入れることも大事になる。
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