17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
大阪阪急梅田ギャラリーで開催中の
「ポーの一族展」に行きました。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間から
13-14歳の頃に戻ってしまったよう。
言葉がでないくらい、切なく懐かしく
どっぷりとひたる、ノスタルジー。
あの頃の私が愛してやまなかった、
柔らかに流れる繊細な線、
細やかな、光の粒子のような点。
それらが紡ぎ出す物語の世界で
多くの時間を過ごしていた頃が蘇る。
何十年もたった今のわたしは
どっぷり現実の中で生きていて
彼らの世界からはあまりにも遠い。
でも、そんな今でも、心の片隅には
あの頃のときめきや心の揺らぎを
抱えている少女の自分がいることに
気づかせてもらったひとときでした。
連休中は実家に帰省したほか、
ゴルフでラウンドデビューも。
気持ちの良い五月晴れの午後、
遠く街並みを見下ろす高台からは
新緑が目に、ウグイスが耳に心地良い。
私は相変わらずのへっぽこゴルフで
バンカー地獄にも捕まりまくったけど
ハーフで77のスコアは私には上出来。
100を超えるかと覚悟していたから。
体力がないせいで、全身はくたくた。
当分はハーフが精一杯だろうけど
青空の下のグリーンの気持ち良さと
新たな一歩を踏み出せたよろこびで
十分に満足できたラウンドデビュー。
また時々挑戦することを楽しみに
細々とでも練習を続けなくてはね。
窓もベランダも換気扇も掃除し、
クリスマスカードも年賀状も発送済。
読み終えた本も古本屋に送り、
たまった書類もひととおりは処分。
わたしはもともと体力がなく
一度に一気にやるのが苦手だから
年末の準備はちまちまと進行中。
その合間を縫って観てきたのが
噂の「ボヘンミアンラプソディー」。
わたしはモロにクイーン世代だけど
あのマッチョな曲調と見た目が苦手で
知ってはいたけどファンじゃなかった。
それでもやっぱり最後の20分には
圧倒的されて泣いちゃったなあ。
いくつか事実と時系列が違っていたり
映画的な演出も多少あったけれど
それを補って余りある映画だったかも。
しばらくはフレディ・マーキュリーの
ハイトーンボイスがこびりついてしまって
頭から追い出すのに苦労したほど。
胸に刺さる彼の深い孤独とともに。
ただ、大音量と激しい光の明滅で
片頭痛が起こることが多いわたしには
感情面だけでなく肉体面でも限界ギリギリの
「これ以上はムリ!」な映画でした。
片頭痛持ちの方は覚悟の上ご鑑賞を。
お天気に恵まれた連休最終日、
ゴルフ場内の練習場に行ってきました。
青く晴れわたる秋空に
緑の芝生が目にも心地良くて。
ラウンドも回らないのに
厚かましくもクラブハウスで休憩。
わたしがラウンドに出たら
迷惑をかけてしまうから
デビューはまだまだ先だなあ。
いつかデビューできることを期待して
ランチはゴルファーたちに混じって、
坂井宏行シェフのハヤシライス。
相変わらずしょぼい飛距離と
へたくそなショットに凹みつつも
少しモチベ―ションアップになったかも。
でもこの程度の練習なのに
全身筋肉痛になってることに
我ながら不安だったりするけれど。
新しいNHKの朝の連ドラを見ていたら
なにやら見覚えのある建物が。
近所の武庫川学院甲子園会館。
内部は別のホテルでロケしたらしいけど
甲子園会館もかなりの重厚さ。
フランク・ロイド・ライトの愛弟子、
遠藤新(あらた)氏の設計だとか。
(紅葉の夜間ライトアップの時のもの)
「半分、青い」ロスを引きずったまま
いきなりの地元ロケに目を奪われ、
カップヌードルミュージアムも思い出し
一気に「まんぷく」に引き込まれています。