ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

羽生結弦の次のステージ

2022年07月29日 20時47分22秒 | 音楽・アート

ゆづ(羽生結弦)の記者会見後の騒動も

最近やっと落ち着いてきた感じ。

唯一無二の存在感のあるアスリートだけに

反響はやはり大きかったなあ。

「来るべきものが来た」として

私は冷静に受け止めたけど

プロになっても、ただ楽しませるだけの

ショーに留まることなく、

まだまだ道を極める気まんまんの姿勢には

驚いたというか、やっぱり、というか。

 

ゆづは「引退」するつもりではなくて、

単に競技からショーに場を変えるつもりなんだな。

得点やルールに囚われることなく、

自分のやりたいことに集中するために。

自分のやりたいことを極めるために。

やっぱり求道者なのだと思いました。

 

あまりにも「羽生結弦」が大きくなりすぎて

今はもう「熱烈なファン」は卒業したけれど

プロとして道を極めようとするゆづを

これからは静かに見守っていこうと思います。

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母と老いと

2022年07月20日 20時57分08秒 | 家族

母の供養になればと思い、

週末にお写経をしました。

子どもの頃の思い出や

母の声などを思い出しながら。

親を見送ってしまうと、

これから迎える老いの時期を

どう過ごすかを、つい考えます。

「あっという間だからね」と

写真の中の母は微笑む。

 

死を意識することは

確かに怖いことだけど

だからこそ今この瞬間を

大切に、丁寧に生きなきゃと思う。

前から思ってはいたことだけど

より切実にそう思うのです。

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母逝く

2022年07月13日 20時50分52秒 | 家族

先日、母が他界しました。

ステージ4のガンが判明してから1年2か月、

年齢と心臓の持病から手術は諦め、

抗がん剤は1年程は驚くほど良く効いたものの、

やがて効かなくなり、最後は認知症状も出てきて、

緩和ケアを経て、閉じた86年の生涯。

 

 

最期を看取ってくれた姉によると、

眠ったまま、穏やかな旅立ちだったとのこと。

とりわけ、それを願っていた私にとっては

悲しみの中でも、大きな救い。

 

もう実家に電話をしても出てくれる人はなく、

お母さんと呼んでも答えてくれる人がいない。

そう思うとたまらなく心許ないけれど、

もう母が苦しむこともないと思えば、

ほっとした思いにも満たされるのも事実。

 

今は七十二候の「蓮始開(はすはじめてひらく)」。

母の戒名にも「蓮」の一文字がありました。

合掌。

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