ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

幸せな一年に

2010年12月31日 23時11分00秒 | 生活
最高気温5℃、一日雪がちらちらする寒さの中
わたしもようやく迎えた、仕事納め。
今日一日、あの雑居ビルにいたのは私たちだけ。
暖房も切られて凍えるような職場だったけれど、
2人のインターンさんも含め、総勢5人で
にぎやかに、なごやかに一年の幕引きが出来ました。

昨日は、元同僚の2人が嵐のような風雨の中
わたしの職場のすぐそばのレストランまで来てくれて
職場を抜け出して、久しぶりに3人で再会ランチ。
駅から20分近く歩く、とても不便な場所なのに
たった1時間会うために来てくれる、その気持ちが
ただもう、うれしくて、ありがたくて。

今年は色々なことがあったけれど
でも、こうして振り返ってみると、
いつも、たくさんのいい人たちに囲まれて、
支えられ、助けられ、励まされ、
共に笑い、よろこび、互いを思い合えた、
恵みの方がはるかに多い、幸せな一年でした。

(みみにゃんも沢山の安らぎをくれました)

幸せになるのに必要なものなんて、多分何もない。
何を失っても、思うとおりに行かなくても、
健康でなくても、ほしい物が手に入らなくても
小さな幸せは、いつも身の回りにあふれていて、
どんな時でもそれを感じられる心さえあれば、
いつも十分に、幸せでいられる。
それを実感させてもらった年でもありました。

今年出会った人、起こった事すべてに感謝しつつ
来るべき年を、両手を広げて迎えることにしましょう。
2010年、心からありがとうございました。
2011年がたくさんの幸福で満たされますように。
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感動再発見

2010年12月28日 20時45分00秒 | 音楽・アート
今年は参加できなかった一万人の第九だけど
YouTubeに載っていると聞き、探していたら、
わたしが参加した、去年の映像も発見。
聴くうちに、改めて感動がよみがえってきて。

個人的には、一昨年よりうんと良かったから
「一万人の第九」ってどんなもの?という方、
良かったら、ご覧くださいな。
第四楽章の合唱の部分が第一部と第二部、
フィナーレと参加者のインタビュー等が第三部。
右下のフルスクリーンボタンで観るのがお勧め。

肺活量に自信のある方もない方も、
ぜひ、この第一部の3分26秒あたりからの
「フォー・ゴーーーーーーーーーーッド!」を
超フォルティシモで、息継ぎなしで挑戦してみて。
(ただし失神しても責任は負えませんので悪しからず)

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うまく見られない場合は、こちらからどうぞ。
海外の方から嬉しいコメントにも、感激。

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うまく見られない場合は、こちらからどうぞ。

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うまく見られない場合は、こちらからどうぞ。

そして槙原敬之さんとわたしたちが一緒に歌った、
「世界に一つだけの花」の映像も発見。
何度聴いても、本当にいい歌だなあ。

なんと「一万人の第九」の模様は、
本場ドイツのZDFでも紹介されていたみたい。
ああ、来年こそは一万人の一人としてまた歌えますように。
コメント (2)
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文字サイズ変更のお知らせ

2010年12月27日 10時09分00秒 | ノンジャンル
今更ながらで申し訳ありませんが、
IE以外のブラウザで見ると
文字が著しく小さいことを発見したので
文字サイズの設定を変更しました。
今まで小さい文字で見てくださっていた方々、
ご不便をおかけしてごめんなさい。
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カトマンズカレーに目覚める

2010年12月26日 13時27分00秒 | グルメ
先日の第九のコンサートの後には
べトナミーズ・フレンチのディナーしちゃったから
昨日は趣を変えて、カリー・クリスマス。

甲子園口南側の釜焼きピザのおいしいイタリアン、
ナチュールの真向かいに、ちょっと前に出来た、
カトマンズ・カレーの専門店、PUJA
気になって中をのぞくと、いつも3人くらい、
ネパール人と思われる人懐こい料理人さんたちが
厨房から笑顔で笑いかけてくれて
一度入りたい、と思っていたところだったから。

実はわたし、辛いものがてんで苦手で
恥ずかしながら、カレーは日本のカレーライス派。
インドカレーとか本場のものは、何度も食べても
どれだけ辛くないと言われたものでも、辛くて辛くて
最後は、口から火を吐くゴジラになっていたけれど。



ところが、このPUJAのカレーは
辛さを0から11までリクエスト出来る仕組み。
昨日食べたのは、ポークのカレーと、
ほうれん草とミンチのカレーのついたランチセット。
わたしは恐る恐る0.5という中途半端なので挑戦したら
一口目には甘くて、コクがあって、クリーミーで、
最後少しだけ辛くって、文句なく、お・い・し・い~~~。

その上、食べ放題の釜焼きの焼きたてナンが
香ばしくて、クリスピーで、しかもモチモチで
これがまた、たまらなくおいしかった。
今頃になって目覚めてしまった、本場カレー。
今度はレベルアップして、1に挑戦してみよう。
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メリークリスマス!

2010年12月24日 23時53分00秒 | 音楽・アート
クリスマス直前の昨日、楽しみにしていた、
「佐渡裕 21世紀の第九」のコンサートへ。
今年は朝日放送創立60周年記念ということで
5日間にわたって行われ、その最終日。

今年も、第一楽章の最初の音が出た瞬間から
いきなり心が、魂が、共鳴してしまって。
苦悩の濁流がうねるような、地を這うような第一楽章は
今年の苦しかった時期の、わたしの心そのもの。
それでも音楽はたまらなく美しくて、
そのことが、どうしようもなくうれしくて。

音楽を聴くというより、音楽を通じて
わたしの一年が、この一年の様々な思いが
昇華されていくような、そんな感覚を味わいつつ。

そして歓喜が炸裂する、第四楽章に入ると
ただもう、とめどなく涙があふれるばかり。
何があっても、この先どんなことが起ころうとも、
生きていて、音楽があって、その喜びを感じられる、
それだけで、わたしはきっと十分幸せでいられる。
感極まった至福の涙は、人生を丸ごとすべて
肯定して抱きしめるような、幸せな涙でした。

(帰りに行った、中ノ島の「光のルネッサンス」)

演奏が終わった後の会場は、異様な興奮状態。
いつまでたっても拍手が鳴りやまず、
2回、3回、4回と佐渡さんとソリストは挨拶に現れ、
それでも鳴り止まない拍手に、ついに5回目の登場。
やがては会場が総立ちになって、ブラボーの嵐。
こんなのは、わたしもこれまで初めて。

きっと様々な思いのこもったスタンディングオベーション。
素晴らしい演奏への感謝と賛辞は言うに及ばず、
ベルリンフィルに挑戦する佐渡さんへのエールや、
運営の危機と戦っているセンチュリー交響楽団へのエール。
あまりに拍手し続けたせいで、腕が筋肉痛になったけれど
一年の終わりに、こんな素晴らしい時間を共有出来るなんて
やっぱり今年も、わたしは十分に幸せ者でした。
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