先日、母が他界しました。
ステージ4のガンが判明してから1年2か月、
年齢と心臓の持病から手術は諦め、
抗がん剤は1年程は驚くほど良く効いたものの、
やがて効かなくなり、最後は認知症状も出てきて、
緩和ケアを経て、閉じた86年の生涯。
最期を看取ってくれた姉によると、
眠ったまま、穏やかな旅立ちだったとのこと。
とりわけ、それを願っていた私にとっては
悲しみの中でも、大きな救い。
もう実家に電話をしても出てくれる人はなく、
お母さんと呼んでも答えてくれる人がいない。
そう思うとたまらなく心許ないけれど、
もう母が苦しむこともないと思えば、
ほっとした思いにも満たされるのも事実。
今は七十二候の「蓮始開(はすはじめてひらく)」。
母の戒名にも「蓮」の一文字がありました。
合掌。
本当におつらいことと思います。何かできることがあれば、いつでもご連絡くださいね。(返信のお気遣いは不要です。)