先頃、久しぶりに奈良へ。
ここ、唐招提寺を訪れるのは
30年ぶりくらいになるかな。
もう記憶もかすかなくらい。
鑑真和上の御廟に続く道の両側には
美しい緑の苔と深い木だち。
細い声でうぐいすが鳴いていて、
木漏れ日がきらきらしていました。
続いて訪れたのは、薬師寺。
写真左は、フェノロサが「凍れる音楽」と
称したとされる東塔(諸説有)。
確かにリズミカルな抑揚があって
音楽的と言われれば、そうかも。
宝蔵殿では水煙を間近で拝見。
優美な日光・月光菩薩を参拝した後は、
小さな源九郎稲荷神社に伺いました。
親しみやすくて和やかな境内には
色とりどりのお花が並んでいて。
社務所で御朱印を頂いた時に伺ったお話では、
石垣島や埼玉から来られた方もいるとのこと。
石垣島はさすがにびっくりしたけど
小さいけれど、知る人ぞ知るお稲荷さん。
いっぱい歩いて疲れたけれど、
境内の緑や小鳥の声に心遊ばせて、
みほとけの御姿に癒されたり、
達筆な御朱印にため息をついたり、
神社仏閣巡りはやっぱり大好きです。