17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
世間が、イギリスのEU離脱などで騒然とする中
昨日私は、何十ン回目の誕生日を迎えました。
今年はグランフロントの薬膳フレンチ。
ヘルシーなんだけど、食べ放題のサラダとパン。
そして罪深い、食べ放題のデザートに、
こんなプチ演出もあったりして。
イギリスやEUの行方は気になるけど
今は、おいしい誕生日をごちそうさま。
このところの蒸し暑さのせいなのか
わたしがぼーっとしすぎているのか
わずか2-3週間ほどの間に
立て続けにモノをなくしました。
最初は折りたたみの日傘。
電車の座席に置いたまま、
本を読みふけっていたら、
ふと気がつくと、もう自分の駅。
飛び降りた瞬間、「あ!」
でも電車の扉は閉まった後。
急いで駅の改札に届け出て
隣駅で車内捜索もしてもらったのに
なぜか見つからず、諦めていたら、
翌日茨木駅から届けられたと電話が。
どなたかが親切に持ち帰って
茨木で降りた際に届けて下さったらしい。
急いで引き取りに伺い、無事に回収。
次はよりによって、定期券。
大阪駅の改札を出る時に
ついお尻のポケットにつっこんで
カーディガンを脱ぎながら歩いていたら
気がつくと落としてしまったみたいで。
急いで来た道を引き返したけど見つからず、
駅の改札に問い合わせたけれど見つからず。
定期入れごとなくしてしまったから、
使い分けている多数の回数券や
マンションの宅配ボックスのカードキー、
職場のカードキーやジムのメンバーズカード等
なくしたら困るものもあって、大打撃。
定期券には現金もチャージしてあったから
誰かに持っていかれてもおかしくない。
半分諦めつつも、念のため警察にも連絡し、
翌日、遺失物届も出しに行ってみたら
驚いたことに、すでに届けられていて。
何一つなくなることなく、すべて無事。
名も名乗らず、去って行かれたそうで、
お礼を伝えるすべもなく。
何度モノをなくしても、戻ってくるなんて
わたしはなんて運が良い、なんて
つい思いそうになって、はたと気が付いた。
違う、わたしの運がすごいんじゃない。
私みたいなマヌケが、忘れても、落としても、
親切に届けて下さる方がいることがすごいんだ。
そして私を助けてくれた親切な方は、
今ぶつかったあの人かもしれないし、
さっき足を踏まれたあの人かもしれない。
そう思うと、普段は鬱陶しく感じる人ごみも
何だかとてもありがたく思えてくる。
名前も知らない見ず知らずの人々にも
気付かないうちに支えられていることを
これからは、忘れないようにしよう。
そして次は私が見ず知らずの人として
このご恩をきっと誰かにお返ししよう。
「ポーの一族」にまみれる一方で、
「ゆづまみれ」&「キシリトールまみれ」。
キシリトールガムのキャンペーンで
ゆづのクリアフォルダーが貰えるというから。
今回は、写真の選択がとっても私好み。
どれも本当にナイスな写真ばかり。
100円ちょいのガムを2本買えば、
7種類のクリアフォルダーから1枚。
ええ、もちろん全種類もらいましたとも。
家中がキシリトールガムだらけですとも。
おかげで毎日ガム噛みまくってますとも。
ええ、ええ、それが何か?
もったいなくて外では使えないけど
自宅でひっそり悦に入っています。
何だかんだとプチ・物欲にまみれながら
ささやかな楽しみが重なる日々です。
40年ぶりに萩尾望都さんの
「ポーの一族」の続編が出るというので
矢も楯もたまらず、何十年かぶりに
年甲斐もなく少女マンガ誌を買いました。
年齢がバレようが何だろうが
「ポーの一族」は私の少女時代の夢。
発展途上の私の感性の形成に
もっとも影響を与えた作品の1つ。
(右が今の、左が40年前のエドガー)
14歳で時を止められ、不死のバンパネラとして
時を越えて生きるエドガーの哀しみが
少女の私には切ないくらい美しかった。
連載が終わった時の絶望感と言ったら。
続編発表に合わせて、限定復刻盤も発売。
美麗ボックス入りでポストカード8枚付と来たら
これも買わずにはいられなくて。
すでに単行本のパーフェクトセレクションも
文庫版も、塗り絵本も持っているというのに。
続編は、第二次大戦中のイギリス。
痛々しい程生きようとするユダヤ人の少女と
死にたくても叶わないエドガーとの交流。
アランが生きていたのは嬉しい驚きだし、
とてもステキなストーリーなんだけど
絵のタッチが変わり過ぎていて。
40年前の柔らかで繊細なタッチが恋しい。
(これ以外にもまだ持ってます)
40年後もエドガーはエドガーなんだけど
もうあの頃のエドガーじゃなかった。
40年経った私も、同じ私でありながら
あの頃の私じゃないから、無理もない。
いろんな意味で、切なくなりながらも
「ポー」まみれになっているのでした。
ジムに行く途中で家電ショップに立ち寄り
勢いでノートパソコンを衝動買い。
ボーナスもないのに、ボーナス払いで。
(昨夜大阪の茶屋町付近で)
今使っているパソコンがあまりに遅いので
業を煮やしていたのだけれど
おかげでパソコンの引っ越し地獄。
サクサク動くのは快感だけど。
生活が便利になればなるほど
便利を提供するモノに振り回される。
それでもナシではいられないから
ため息つきながら頑張ってます。