ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

NHK杯

2016年11月27日 00時02分00秒 | フィギュアスケート
今年は仕上がりが遅れていたゆづだけど
NHK杯では、やっとやってくれました。
SPは4回転ループでは着地が乱れたものの
それ以外の2つのジャンプは鮮やか。
4回転ループの減点を補って余りある、
3回転フリップ1つ分もの加点を得てるし。

コスチュームも、よりプリンスっぽいし、
ジャンプが決まって軽快さが出たことで
曲本来の良さが活きてきたみたい。
小憎らしいようなパフォーマンスが
なんとも心憎いプログラムになりました。



FSでは、後半の4回転サルコーで転倒して
コンビネーションジャンプがつけられず、
大きな減点となってしまったのに
他のジャンプで貰った加点を合計すると
4Sのコンビネーション1本分。
超難度のプログラムが抱えるリスクを
他の要素の加点が保険となって補なってる。

ゆづはこういうドラマ性のない曲は
どちらかというと得意ではなかったけれど
それも、もうすっかり克服したみたい。
今回はあちこちでちょこちょこ乱れたけど
それが修正できれば、繊細でパワフルな
新たな次元のプログラムになるだろうなあ。
スコアも間違いなく、記録的になるだろうし。

それにしてもすごい時代になったなあ。
ゆづのプログラムもあり得ないけれど
追い上げる若手のレベルアップも凄まじい。
ゆづもウカウカしていられないけれど、
楽しみな新時代の幕開けを実感しました。
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過酷なフライト

2016年11月20日 18時12分00秒 | 仕事・職場
やっと、蒸し暑いバンコクから
晩秋の日本に帰国したとはいえ、
帰国のフライトでエライ目に遭いました。

もともと23:05発の夜行便だったんだけど
それが前日にいきなり2時間遅れるとの知らせ。
諦めて、早めに空港に行って夕食を済ませ、
隅から隅までデューティーフリー巡りをし、
それでも時間を持て余して、喫茶店でお茶して、
小腹がすいてきたので山盛りフルーツを食べ、
日付が変わる頃、搭乗ゲート付近へ。

もう疲れ果てたし、眠気もピークだし、
今か今かとボーディングを待っていたのに、
予定時間の1:20を過ぎても全く動きなし。
何が理由で遅れているかの説明すらなし。
2:30頃になって、急にペットボトルと
小さなマフィンとパイのセットが配られたけど
誰が深夜2時半にマフィン食べたい?



待合室のイスで首がちぎれそうになりながら
完全に意識がなくなったころ、
突然搭乗手続きが始まったのでした。
離陸したのは、4時を回ったころ。
シートに座ったとたん、毛布かぶって、
アイマスクにイヤプラグ、ネックピローと
完全防備で、即座に爆睡しました。

なのに一番深い眠りに到達したころ、
今度は朝食だと言って、起こされて。
「ここはどこ、私は誰?」状態で
半分寝ながらオムレツを食べ、
次に気が付いたら、関空に着陸していました。
空港からのシャトルでも殆ど気絶しっぱなし。

だいたい帰国の朝は、チェックアウトのため
朝5時には起きたから、ほぼ24時間起きてて
飛行機の中での睡眠は2時間半ほど。
あまりにも過酷なフライト経験で、
できれば、二度とはゴメンなのでした。

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バンコク、天使の都

2016年11月14日 22時39分00秒 | 寺社めぐり

アユタヤだけでなく、日曜日は市内観光も。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)とか、
ワット・アルン(暁の寺)とか、王宮とか
ワット・ポー(涅槃仏寺院)とかは
以前行ったことがあるので、今回はパスして
あまり観光客が押し掛けない寺院をチョイス。



ワット・スタットは最も美しいとされる
仏像がお祀りされている寺院。
やわらかな微笑みをたたえたお顔立ちは
とても穏やかで、包み込まれるよう。
覚えたばかりのタイ式のお参りをして
本堂にも上がらせていただきました



僧侶の読経が流れ、お線香の香りが漂い、
地元の人々が床に座って静かに祈る中
そっと私も混じって、目を閉じてみました。
開けっ放しの窓から吹き抜ける風が涼しく
都会の喧騒を離れた静けさが心地よく、
気が付けば、15分くらいそうしていたかも。



中央の本堂を取り囲む回廊には、
黄金の仏さまが、見渡す限り、ずらり。
その近くにあった何代目かの王妃のお寺は
繊細で、女性らしいたおやかさがあって、
タイ版プチ・タージマハルといったところ。



最後は80mほどの丘の上にある
ワット・サケット(黄金の丘寺院)に上りました。
344段のらせん階段を上がってゆくと
バンコク市内が360度見渡せて、展望台のよう。



また、至るところに小さな梵鐘が吊るされていて
人々が登りながら、次々と鳴らす上、
頂上の仏舎利塔周囲に吊るされた多くの風鈴も
風が吹くたびに軽やかな音色を響かせていました。
過剰な音に弱い私にも、不思議と心地よくて。



ものすごい数の車とバイクとトゥクトゥクが
直進優先も、歩行者優先もへったくれもなく
左右からすごい勢いで突っ込んでくる大通り。
青信号でも、交差点を渡るのは冗談抜きで命がけ。



この街は、人口が今の10分の1くらいだったら、
きっと美しくて、住みやすい街なんだろうなあ。
仕事帰りに、そんなことを思いながら、
明日の深夜には、この賑やかな街を後にして、
みみにゃんの待つ家へと戻ります。

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アユタヤの菩提樹

2016年11月13日 20時54分00秒 | 出会い
ぼやきながらも、タイに来てしまったので
週末には、あちこち観光してきました。
バンコクの主な観光地は一通り行ったので
土曜日は世界遺産、アユタヤへ。
最初に訪れたのは夏の離宮、パン・パイン。
様々な建築様式の建物が広大な敷地に点在。



その後、有名なワット・マハタートへ。
数多くの仏塔や拝殿を有した寺院だったのが
18世紀にビルマ軍との激しい戦闘で
破壊し尽くされて、廃寺となった遺跡。
仏像はすべて頭を切り落とされ、
一時はジャングルになっていたのだとか。
地面に打ち棄てられていた仏頭の一つを
抱え込んだ有名な菩提樹がこちら。



仏頭を抱いて、持ち上げているようなこの樹は、
それ自体の生命力の強さもさることながら、
愚かな人間共にこれ以上の破壊を許さぬため、
仏頭を護りながら「自らのしたことを見るがいい」と
訴えかけているような意思の強さを感じました。
きっと何かが宿っているご神木なのでしょう。



ワット・ナブラメンではタイのおみくじに挑戦。
すべてに恵まれ、どんな願いも叶うという、
超大盤振る舞いのお告げを頂きました。
うれしくて、ご本尊に丁寧にお参りしてたら
近くにいらした僧侶に手招きして呼ばれ、
聖水を振りかけながらご祈祷して頂いた上、
サーイシン(聖糸)を手首に結んでもらいました。
健康や幸福のお守りのようなものらしく、
ミサンガみたいに切れるまで付けておくみたい。



その後、巨大な屋外涅槃仏のある、
ワット・ロカヤスタで、タイ式の参拝も体験。
蓮の花と長いお線香をお供えし、
仏像に小さな金箔を張り付けてお参りします。
私は、旅と留守宅の無事を祈願しました。



アユタヤからの帰路は、チャオプラヤクルーズ。
多国籍のビュッフェランチをデザートまで満喫し、
夕暮れの風に吹かれて水辺の景色を楽しみながら、
日頃の慌ただしさとは違う時間を味わいました。
タイに来てから、お腹をこわすどころか
太る一方なのは、いいんだか、悪いんだか。
フルーツが豊富でおいしすぎるのが困りもの。



今回一人旅だったけど、同じく一人旅をしていた
ニューヨーク在住のイタリア女性と知り合い、
ずっと丸一日、旅を共にしました。
家族のことや、今まで訪れた国のことや
さんざん色々な話をした挙句、ひょんなことから
出張先の職場が同じビルだったことが判明。
お互いのメールアドレスも交換して、
思い出だけでなく、友人も増えた旅でした。
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ぼやき

2016年11月06日 22時05分00秒 | 仕事・職場
今週半ばから、急きょ
1週間ほどタイ出張が決まって。
ある日、バンコク事務所の人が
本部宛に送ったメールがCCされ、
なんだろうと思って開けたら
来週開催イベントの出席者連絡。
驚いたことに、私の名前も。

全く聞いてない話だったから
急ぎメールで「私も行くの?」と確認。
そしたら「来た方が良いだろう」って。
必要なら行くけどさ、事前に言ってよー。
こっちにも予定があるんだからさー。
手続きだってあるんだから、まったくもー。

(みみにゃんはお留守番できるかなあ)

平凡な日常をこよなく愛しているので
ぶっちゃけ、私は出張が大嫌い。
出来れば行きたくないけど
仕事ならば、しかたない。
でも、またタイかー。
もうこれで、6回目だよー。

こういう訳の分からない職場にいると
自分の中の「普通」や「通常」が
こっぱみじんに砕け散る。
「普通なら~するはず」が通じない。
でも、出張させてもらえることは
ありがたいことでもあるので、
ぼやきまくりながらも
がんばって出張行って来ます。
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