ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

NHK杯が終わって

2014年11月30日 18時25分00秒 | フィギュアスケート
ハラハラ、ドキドキを通り越して
心臓が止まりそうだったNHK杯が、今日閉幕。
ゆづは、あの状態で出場するだけでもすごいのに
なんだかんだ言っても、4位に残るなんて。
その上、絶望と思われたGPファイナルにも、
残っちゃう運の強さも、タダモノではないな。

そして何より、ゆづらしいと思ったのは
「(この結果は)怪我による練習不足のせいではなく
今の自分の実力です」と言い放ったところ。
みんな何かしら、怪我や不調を抱えているのが
当たり前のフィギュアスケートの世界で、
自分だけが、特別視されるのも、
ましてや「悲劇のヒーロー」扱いされるのも
ゆづは、きっと嫌だったんだろうな。



確かに近頃のマスコミの過熱報道ぶりは
さすがにちょっとやり過ぎではないかしら。
トップアイドル並みにカメラで追い回したり。
それに今回出場したことが「正しかった」かどうかなど
今はどうでもいいことじゃないかしら。
アスリートとして掴みたいものがあって、
そのために命を燃やしている本人が満足ならば。
それにそれは、何年も後になって初めて分かること。

正直、体を大切にしてほしいのはヤマヤマだし、
転倒したり、飛べない姿を見るのはつらかった。
それでも演技が見られたのは、本当にうれしかった。
その上GPファイナルでまた見られることになり
うれしいのを通り越して、感謝したいくらい。
SPもFSもどちらも本当に素晴らしいプログラムだし、
付いた血がどうしても落ちず、急遽誂えたという
新しいFSのコスチュームも、とてもすてき。
ゆづらしい演技の復活を、楽しみに待つことにします。
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杞憂に終わって

2014年11月26日 22時41分00秒 | 健康・癒し
普段はもっぱら「遠くの名医よりも近くのヤブ」。
何といっても待ち時間が短い上に夜も診察していて
過度の検査なしで、ほしい薬を処方してくれる。
実際、たいがいの病気はそれで十分治るから。

そんなわたしが「遠くの名医」に行くハメに。
遠くといっても、自転車で15-20分の兵庫医大。
時々お世話になっている近所の整体院で
鍼灸やアロママッサージを安く受けるために
懇意にしている、適度にヤブな近所の先生に
診断書をもらいに行ったのが、ひょんなきっかけ。
ついでに受けた血液検査で膠原病が疑われ、
念のために専門医に診てもらうことを勧められて。

(武庫川河川敷ではコスモスが満開)

予約してもらったとはいえ、さすがに医大。
初診の時には、検査に次ぐ検査で半日がかり。
その結果を今日聞きに行くことになっていたから
「2時間待ちの3分診療」を覚悟して行ったのに
朝8時15分に家を出て、9時過ぎには会計も完了。
結果も「ほぼシロ」で、あっけないほど簡単。

医大のような大病院に行くのは久しぶりだけど
最近では予約したら、殆ど待たなくていいみたい。
初診の時も、1階で受付をして診察室前に行ったら
殆どすぐに呼ばれたし(検査は時間がかかったけど)
今回も10分も待たずに呼んでもらえた。
「2時間待ちの・・・」はもう過去の話なのかな。

念のために3ヵ月後に再検査は受けるものの、
こんなに楽なら、あまり面倒じゃないかも。
杞憂に終わったことが、ほぼ確定できたし、
大病院についての誤った固定観念も払拭出来た。
とは言え、本当に重症の患者さんのためにも
出来ることなら大病院を煩わせずにいたいもの。
健康のありがたみを改めて感じた一日でした。
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錦秋

2014年11月24日 20時53分00秒 | 音楽・アート
晩秋の暖かな陽気に誘われて、
宍粟市の最上山もみじ公園まで
足をのばして、紅葉狩り。
鮮やかに色づいたもみじが、
織り成す見事なハーモニー。



毎年のことだけど、散る間際の木々の葉の
華麗な美しさには目を奪われてしまう。
どちらを向いても、見事な錦に
ただ夢中で坂道を登りました。



こんなに美しいもみじも間もなく、
競うように散ってしまうのでしょう。
潔い生命の営みに思いをめぐらしつつ
季節はゆっくりと冬へと動き出します。
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アヌーナの神秘の歌声

2014年11月22日 14時58分00秒 | 音楽・アート
三連休に先立つ金曜日の夜は、
アイルランドのコーラスグループ、
アヌーナのコンサートへ。
事前の知識は全くなかったけれど
想像以上にステキな歌声でした。



始まると同時に、時空を超えて
ヨーロッパの白い森に迷い込んだよう。
シフォンのようにやわらかに
たゆたいながら揺れるハーモニー、
透き通って、そっとひそやかな
月光に輝くクモの糸のようなソプラノ。

人間の声って何て美しいのかしら。
雪降る夜や、クリスマスの夜には
きっとまた聴きたくなるような
神秘的でノスタルジックな歌声でした。
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氷上の飛翔展

2014年11月19日 21時59分00秒 | フィギュアスケート
梅田のヒルトンプラザで開催されていた
羽生結弦の写真展「氷上の飛翔展」へ。
カメラマンの能登直さんは
学校教師をしていたゆづのお父さんの教え子。
ゆづを幼い頃から撮ってきただけあって
温かいまなざしを感じる写真ばかり。
(残念ながら、写真展の写真撮影は禁止)



でも等身大(よりちょっと小さい)ゆづパネルの隣で
がっつりポーズを取って、撮ってきちゃいました。
躊躇も、恥ずかしい気持ちもかなぐり捨てて、
順番待ちの人々の視線を正面から浴びながらも。
ケガ療養中のゆづへのせめてもの応援として。

身体的にも、肉体的にもつらいだろうけれど
がんばれ、がんばれ、がんばれ、ゆづ。
今は、燃えさかる気合も意地も押さえ込んで
4年後のためにしっかり治してくれますように。
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