ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

梅に託して

2013年02月27日 21時00分00秒 | 生活
この2月は長らく寒気が居座ったせいで
平均気温も平年より2-3℃低かったのだとか。
北日本では記録的な大雪に見舞われて
雪国に実家を持つ身には他人事とは思えず。
でもそんな寒さもほんの少し和らいで
遅れていた梅も、ようやくちらほら。



でも春は、同時に別れの季節でもあって
わたしの周りからも去ってゆく方が。
9年間お世話になったマンションの管理人さん。
前の職場で一緒に仕事をした同僚。
土曜日毎にお世話になったフランス語の先生。

みな晴れやかな、新しい門出だから
自分勝手なさみしい気持ちは
ぎゅっと梅の香りに閉じ込めて
それぞれのご多幸をお祈りしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二月花形歌舞伎

2013年02月24日 23時07分00秒 | 音楽・アート
友人のHちゃんに誘ってもらって
人生二度目の歌舞伎を観てきました。
片岡愛之助主演の「GOEMON」。
客席の頭上を横断して飛んだり、
客席を駆け回っての立ち回りをしたり、
果てはフラメンコを踊ったり、
スーパー歌舞伎ばりの奇想天外さで
大いに「かぶいて」いました。



古典的な演目も好きだけれど
こういう新感覚のものも面白い。
故勘三郎も、3代目猿之助も、玉三郎も、
手法はそれぞれに違うけれど
伝統を継承する一方で
新しい表現を模索してきたように、
古典を守るだけが歌舞伎じゃないから。

そんなことはさておいても
エンターテイメント性抜群で
とにかく楽しめる演目でした。
最前列で花道のすぐ近くのお席で
役者さんが花道をさかんに往来する上
後ろの2階席で立ち回りを繰り広げたり、
頭の真上で宙吊りになったりするから
後ろ向いたり、見上げたり、もう忙しくて
明日、首が回らなくなってるかも。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9歳の誕生日

2013年02月23日 17時51分00秒 | ねこ
今日はみみにゃんの9歳の誕生日。
もう9年も経ったのか、と
うれしいと同時にちょっとしんみり。
人間の年齢に換算すると
いつの間にか私を追い越してしまった。

猫アレルギー持ちで薬漬けになりながらも
なぜそこまで猫が好きか、と聞かれるけど
「猫だから」とか「みみにゃんだから」以外
答が見つけられなくて。



「猫が猫である」以上に、猫を愛する理由は
存在しないし、必要とも思えないから。
それは人を愛する時と同じなはず。
「その人がその人である」以上の理由があるなら
それは愛ではなく、打算というもの。

「いつか来る日」は心の片隅に置きつつも
みみにゃんという存在に感謝し、
みみにゃんとの日々を愛おしみながら、
みみにゃん、お誕生日おめでとう。
お祝いに今から飲みに行って来るね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春を待つ

2013年02月19日 22時27分00秒 | 花・自然
今日も朝から、みぞれ雪がちらちら。
毎年のことながら、春を目前にした
この時期の寒の戻りはつらい。
この程度の寒さで文句を言っていては
北国の方にお叱りを受けそうだけど
温暖な地でもやはり春は恋しい。

凍えるようなこんな寒さの中でも
草花はちゃんと花をつけ始めるからすごい。
この寒さはあくまで表面的なもので、
目には見えないところで春が近づいているのを
ちゃんと分かっているみたいで。
この粛々とした生命の営みは
けなげを通り越して、偉大にすら思える。



毎朝、ベランダの草花に水をやりながら
元気を分けてもらっているみたい。
冷え性で寒がりで、朝に弱いわたしは
寒い朝の早起きはつらくてたまらないのに
花々は寒風の中、どうしてこんな風に
春の訪れを疑うこともなく
しゃんと、あでやかに咲けるのかしら。

そんな姿を見習いたいと思いながらも
やはり寒さには勝てず、どう見ても
花どころか、着膨れたミシュラン。
でもせめて、寒風の中に春を見出す、
そんな心だけは持てますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

表と裏の顔

2013年02月15日 22時07分00秒 | 生活
FaceBookを使い始めてもう何年にもなるけれど
最近やたらと使っているのが"Only Me"の機能。
実は私のFaceBookにポストしているものの
半分くらいは自分だけが見るためのもの。
個人的な趣味に走りまくっているので
仕事関係の人たちとのつながりが大部分の
FaceBookの表側では到底お見せできなくて。

(裏ではこんなことになっている私のFB)

だったらブログでやれば、と言われそうだけど
FaceBookだと自分のお気に入りのサイトから
写真や情報を簡単にシェア出来るものだから。
いいなと思ったり、残しておきたいものを
コレクションしておくにはとても便利で。

こうなったら何が「ソーシャル」メディアか、
わけ分からない気がしなくもないけれど
"Only Me"という機能がある以上
好きに使って構わないはず、と開き直って
ひそかに表と裏の顔を使い分けているのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする