17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
3日目は朝から出雲大社で参拝。
ちょうど神在祭の期間だから
ぜひ一度この期間に参拝したくて
計画したのが今回の旅の始まり。
相変わらず素晴らしい青空に恵まれ、
久しぶりの、しかも神在祭の参拝なだけに
もううれしくって、うれしくって。
全国の神様方がいらっしゃるということで
これまでと今あることの幸せに感謝し、
ご祈祷も受けさせて頂きました。
普通では入れないご本殿での参拝させて頂き、
お札やお守りのほか、神在餅も頂きました。
参拝後は、一路ぴゅーんと神戸まで戻って、
その夜は懐かしい有馬温泉で宿泊。
金泉、銀泉に浸かって、御馳走を頂いて
ここまでの旅の疲れをいやしました。
最終日は大神神社と長谷寺で参拝。
大神神社は前回参拝時の祈願が叶ったから、
そのお礼参りを兼ねて伺いました。
一の鳥居をくぐったところから
清々しい神聖な雰囲気に包まれていて
ここは何度でも伺いたい大好きな神社。
長谷寺は今年の初めに駐車場まで来たけど
半端ない土砂降りに見舞われて諦め、
今回ようやく参拝させて頂けました。
ここのご本尊は大きな観音さまなのだけど
たまたま秋期特別拝観の時期だったから
普段立ち入り禁止の国宝の本堂に入り、
直接観音様のおみ足に触れてお参り出来ました。
しかもちょうど結婚式もされていて
何だかありがたいこと尽くし。
特別御朱印も頂いて、無事岐路につきました。
ただ楽しかったばかりではなく
願いが叶った、とてもありがたい旅でした。
先日、車で3泊4日の旅をしてきました。
初日はまずは夫の希望で舞鶴に立ち寄り、
ユネスコの世界記憶遺産に登録された、
「岸壁の母」の舞台になった桟橋や
その近くにある引揚記念館を見学。
戦争というものの愚かしさ、残酷さ、
あまりの不条理さに言葉を失いながら。
<ロシアの強制収容所での暮らしを再現した展示>
気を取り直して、夜は湯村温泉。
「夢千代日記」の舞台となった、
紅葉が始まった山あいの温泉街で
ゆっくり温泉に浸つかれるのも
平和あってのことだなあとしみじみ。
<源泉のそばに建つ夢千代の像>
2日目は鳥取砂丘と足立美術館へ。
とにかくお天気に恵まれて、
青空の下、白くてさらさらの
パウダースノーのような砂の砂丘は
歩くたびに足が吸い込まれるような感じ。
砂の城なんて言葉では聞いたことあるけど
実際にはそんなの出来っこないと思っていたら
砂の美術館には砂で出来たこんな大作が。
今年は「フランス」がテーマということで
ノートルダム寺院やナポレオンの戴冠シーン等が
どれも砂で作られていて、びっくり。
フランス大使館とタイアップして、
主にフランスの作家が来日して作ったのだそう。
湿らせて固めるとこんな作品が出来るなんて。
その後行ったのは足立美術館。
日本画の巨匠たちの作品も見事だったけど
米国の日本庭園専門雑誌で
21年連続日本一を誇る日本庭園は圧巻。
どこから見ても絵のような美しさでした。
夜はびゅんと玉造温泉まで足をのばし、
日本最大の混浴露天風呂のある長楽園へ。
20代の頃にも友達と来たことがあるけど
昭和天皇もお泊りになった格式ある旅館で
当時は日帰り入浴が精一杯でした。
(現在では日帰り入浴はやってないそう)
今は混浴露天風呂も入浴着着用となっていて
夫と一緒に月や星を眺めながら
のんびり露天風呂を楽しむことが出来ました。
先ごろ、11時頃になって突然前触れもなく
長野にランチしに行こうということになり、
「南信州ビール直営レストランあじわい」まで
雨天にも関わらず足を延ばしてきました。
その頃まだ多治見は暑いくらいだったけど
長野では一足早く秋の気配が満ちていました。
ビール醸造所の直営レストランということで
頂いたのはビール煮込みのシチュー。
お肉がとろけるように柔らかいし、
ビールもリンゴ風味のフルーティな味わい。
これなら真昼間からでもいけそう、と
調子に乗ってグラス一杯いただいたら
帰りの車の中では全ぺん爆睡してしまって
夫に小言を言われるというオチ付きでしたが
ちょっとした旅行気分を味わった一日でした。
猛暑が一段落したところで
高校時代の友人たちと
2泊3日の東北旅行に行ってきました。
初日は仙台の市内観光から。
伊達政宗の霊廟とのことだけど
20年ほど前に改修したところとあって
日光東照宮を思わせる煌びやかさ。
仙台市街を見下ろす城跡に立つ
政宗公の騎馬像を見ると、
仙台に来たなあとしみじみ思います。
翌日は鮮やかな緑に包まれた中尊寺。
入り口からの坂がきついと聞いていたので
上に駐車して下りてくるルートにしました。
金色堂はまばゆいばかりに豪華絢爛で
かつての奥州藤原氏の栄華が偲ばれます。
秋の始めだというのに
どこもしたたるような緑。
訪れたのは初めてだけど
来られて本当に良かったと思いました。
金色堂建立900年記念の御朱印が
繊細な切り絵になっていてとても綺麗。
台紙も地模様の入った金色です。
毛越寺は浄土を模したお庭が美しいお寺で
かつては平等院鳳凰堂のような
壮麗な建物があったのだとか。
達谷窟毘沙門堂は神仏習合のなごりなのか
摩崖仏のおわす鳥居のあるお寺。
坂上田村麻呂創建と伝えられているのだそう。
最終日は松島で遊覧観光をして、
無事日本三景コンプリート。
今でも一大観光地のようで
大勢の観光客でごった返していました。
遊覧船乗り場のすぐ近くにある国宝瑞巌寺は
臨済宗妙心寺派の堂々たる禅宗寺院。
とにかく何もかもが大きくて壮大で
伊達家の菩提寺らしい格式を感じさせました。
よく食べて、よく歩いてクタクタだけど
東北はまだまだ行ってないところが多いから
これからもっといろいろ行けるといいなあ。
そのためにも足腰と胃腸を鍛え、
元気でいなければとますます思うのでした。
台風がもたもたしている合間を縫って、
長野に2泊3日の旅行に行ってきました。
初日は小雨の中、初の黒部ダム。
これを人の手で作ったのかあ。
ただでさえ涼しいところなのに
台風の影響で19℃台と肌寒いくらい。
2日目はお天気にも恵まれたので、
念願の戸隠神社5社巡りをしました。
最初に訪れた宝光神社は階段がすごくて
早くも太ももとふくらはぎがパンパン。
5社全部これだったら無理かも、と
いきなり不安になりました。
すぐ近くの火ノ御子社の社殿横には
大きな夫婦杉がありました。
何百年も一緒に生きてきたんだろうな。
中社は階段もなく、あまり疲れず、
参拝時に御神籤もいただき、
最後の九頭竜社と奥社に向かいました。
ここの参道は、長い長い杉の大木の並木。
それがとても美しくて、神々しくて、
ここに来れただけでも来る価値があったかも。
でもこの先には険しい山登りが待っていました。
最後は参道と言うより、完全な登山。
息は切れるし、足は上がらないし、
伏見稲荷のお山巡りを彷彿とさせるハードさ。
山頂に着いた時は息も絶え絶えになりました。
足はガクガクだけど、まずは九頭竜社に参拝。
そしてすぐ脇にある奥社に参拝しました。
それにしてもこんな山頂に社務所があって
神職さんがいらっしゃることにも驚き。
そして五社巡り、やっとこさコンプリート。
御朱印のほかに、五社巡り記念の
しおりもいっしょに頂きました。
いやあ、本当にきつかったけど
コンプリート出来て嬉しかったなあ。
帰りには善光寺にも立ち寄って、
去年に続きお参りしてきました。
いつ伺っても、どっしりゆったりして
落ち着いた気分になれます。
翌日は真田丸でおなじみの、
真田幸村の居城だった上田城へ。
徳川秀忠が攻めあぐねて
関ケ原合戦に遅刻したお城。
不落城だったそうだから
合格祈願をする人が多いみたいで、
数多くの絵馬がつるされていました。
正直なところ、戸隠神社5社巡りが
こんなにハードだと知らなかったから
体力のない私には、もう次は無理かも。
でも台風接近にも関わらずお天気に恵まれ、
暑くも寒くもない絶好の山登り日和だったのは
戸隠の神様のおかげかもしれません。