17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
今年は昨日で仕事納め。
今年もいろいろあったけど
どうにかここまで来たなあ。
積み重ねてきた日々をねぎらって
まずはゆっくり骨休みしよう。
大掃除もまだ少し残っているけど。
(眠るみみにゃんのアップ)
先週、年賀状を書く時に
今年届いた年賀状を取り出し
一枚一枚読み返してから
今年のひと言を添えました。
宛先の一人一人の一年が
どんなだったか思いを巡らして。
私もいっぱいいっぱいだったけど
みんなも精一杯頑張ってるはず。
闘病中だったり、介護中だったり
お子さんが受験や就活中だったり
台風被害に遭ってしまったり。
みんな、本当にお疲れさまでした。
わたしも、そこそこお疲れさま。
そしてみんなで良い新年を
心新たに迎えられますように!
今年も残すところあと10日ほど。
年賀状もこの週末には投函したし、
大掃除もおおかた終わりました。
どたんばに集中して仕上げるのは
子どもの頃からどうも苦手だから、
私は早くから、ちまちまやるタイプ。
街にはクリスマスムードがあふれ、
年末年始休暇にウキウキする季節は
一年の中でも、指折りに大好き。
せわしないけど、やっぱり楽しいし
きれいだし、大人でもワクワクする。
今年も、宝くじが当たるような
大きなハッピーはなかったけど
小さなハッピーはいっぱいだったな。
年末はその一つ一つを手に取って
改めて感謝する大切な時期。
今年挑戦したこと、できなかったことも
うまく行ったこと、行かなかったことも
うれしかったこと、がっかりしたことも
出会った人たち、会えなかった人たちも
すべてが、今のわたしを作っている。
だから、どれもみな愛おしいし、
ありがとうの思いでいっぱいだけど、
両手に取って、胸にぎゅっと刻んだら
2020年へとつながる時間の流れの中に
そうっと手放して、流すつもりです。
新たな年を迎えるしたくの1つとして。
フィギュアスケートのGPファイナルは
とっても見ごたえのある大会だったな。
ゆづが逆転できなかったのは残念だけど
それでも渾身の演技にはやはり感動する。
諦めることなく挑戦し続けるゆづを
わたしももちろん応援し続けなくては。
(清荒神の銀杏の古木)
GPファイナルが終わった後は
玄関にクリスマスリースを飾ったり
クリスマスカードを出したり
プチ大掃除をちょこちょこ始めたり
年賀状の準備を始めたり、と
年越しのしたくも本格的に始動。
慌ただしいけど、心躍る季節です。
大阪阪急梅田ギャラリーで開催中の
「ポーの一族展」に行きました。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間から
13-14歳の頃に戻ってしまったよう。
言葉がでないくらい、切なく懐かしく
どっぷりとひたる、ノスタルジー。
あの頃の私が愛してやまなかった、
柔らかに流れる繊細な線、
細やかな、光の粒子のような点。
それらが紡ぎ出す物語の世界で
多くの時間を過ごしていた頃が蘇る。
何十年もたった今のわたしは
どっぷり現実の中で生きていて
彼らの世界からはあまりにも遠い。
でも、そんな今でも、心の片隅には
あの頃のときめきや心の揺らぎを
抱えている少女の自分がいることに
気づかせてもらったひとときでした。