年月を超えて

アメリカで暮らす高校時代の友人が
地元に一時帰省しているので
彦根で待ち合わせて、二人で小旅行。
彼女と二人だけでゆっくり話すのは
何十年ぶりだったかも。

（彦根城と、パネルなのに立体的に写るひこにゃん）

でも昔の友達って不思議なもので
会ったとたんに高校時代に戻って
あの頃のように素直にしゃべれる。
お互いが過ごしてきた年月も、
お互いそれなりに増えた小じわも
分かち合いながら、笑いあいながら。

（玄宮園のお庭）

彦根は、落ち着いた静かな街。
彦根城の天守閣に登って
はるかに広がる琵琶湖を眺めたり
玄宮園の静かなお庭を散策したり
夢京橋キャッスルロードで
食事をしたり、お土産を買ったり。
旅行気分をたっぷり満喫しながらも
友達のありがたさを感じる旅でした。

氷上の星々

三連休の最終日、なみはやドームで
Stars on Iceを楽しんできました。
真央ちゃん、明子ちゃん、佳菜子ちゃん、
大ちゃん、無良君、小塚君、織田君、
パトリック･チャンにペアのメリ・チャリ、
豪華なキャストで、見どころ満載。



氷を切る音や、スピード感は
テレビではなかなか味わえない醍醐味。
ペアの演技はロマンチックな映画のようだし
女性はみな妖精みたいに軽やかで柔らかで、
とても自分と同じ人類とは思えない。
男性の演技も、みなカッコ良くて
年甲斐もなく、胸がきゅんきゅんしたりして。
今なお入院中のゆづもしっかり治して
また元気な姿を見せてくれるといいな。

スケートって、やっぱりステキだなあ。
人間の体って、本当に美しいなあ。
まったく的外れな反応だと思うけれど
わたしも同じ人類のはずなのだから
ほんのわずかでも近づけるように
少しは真面目にストレッチしようと
心の中でそっと誓ったのでした。

ゆっくりと、ていねいに

いつの間にかお正月の松も開け、
明日は早くも十日えびす。
遅ればせながら、みなさま
開けましておめでとうございます。

毎年、年の初めになると
New Year Resolution（新年の抱負）を
わたしも幾つか考えるのですが
今年はすでにひとつ、始めたことが。
長年の念願だった「めざせ、美文字」。
本当はお習字を習いたいのだけれど
まずは身近なペン習字からと思い、
練習本を買って、ちまちまと開始。

（帰省した時の車窓からの風景）

お習字は中学2年までやっていたのに
その後の「丸文字」ですっかり崩れ
年賀状を書くたびに、これではいけない、
美しい字を書けるようになりたいと
ずっと思ってきたものだから。

まだ小学生のように、ひらがなを
一文字ずつ書く練習をしているところ。
美しく書かれたお手本を見ながら
バランスに気をつけて書こうとすると
ゆっくりゆっくり、丁寧になる。

「ら」という字はなんて大らか。
「ふ」という字はなんて優しげ。
「ひ」という字はなんてふっくら。
「れ」という字はなんて繊細。
「わ」という字はなんて温か。
そんな味わいに目を向けることなく
今までいかに雑に書いてきたことか。

いつまで続くかも、効果があるかも
全くもって自信はないけれど
一日をていねいに生きる一歩として
今年は文字をていねいに書くことから
始めてみようと思っています。