ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

春から初夏へ

2015年04月26日 18時02分00秒 | 花・自然
桜がすっかり散りすいたと思ったら、
あっという間に美しい新緑の季節。
部屋の窓からも、毎朝のように、
飛び交うツバメを見かけるようになり
季節は一気に、春から初夏へ。



6階だというのに、うちのベランダには
時折、こんなかわいらしい訪問客も。
見つけたみみにゃんは窓にはりついて
にゃーおにゃーおと大騒ぎ。
窓を開けると大惨事になるから
それだけは我慢してもらったけれど。

このところすっかり暖かくなったから
私はようやく重い腰をあげて衣替え。
クリーニングに出す冬物を選り分け、
こんまり式にときめかないものを処分したり
洗えるものをせっせと洗濯しつつ、
冬物と夏物を入れ替えていたら
丸一日終わってしまって、くたくた。
合間に投票に行くのが精一杯の週末でした。
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ありえないシーズン終幕

2015年04月19日 23時49分00秒 | フィギュアスケート
東京での世界国別対抗戦が終わり、
日本は残念ながら3位だったけど
ゆづの見事な演技が見られたのは
何だかんだ言っても、やっぱり幸せ。

華麗で壮大な冒頭の4回転サルコーは
GPファイナルを上回るGOEをたたき出し、
次のトゥループが3回転になったけれど、
冷静に後半の3A+3Tをダブルにして
最後の3Lzのキックアウトを回避し、
結果的に7.4ポイントをしっかりゲット。

4Tの失敗で6.2もの基礎点を失い、
3A+2Tにしたことで更に3.13を失っても
その他のジャンプで高いGOEを稼いだ上、
演技構成点はすべて9点台を確保して、
結果的にGPファイナルとわずか1.77点差。
ゆづの体調が悪いことも忘れて
言葉もなく、感動してしまった。



彼の素晴らしさは負けないことではなく、
負けを負けのままで終わらないところ。
世界選手権でハビに負けたことで
ゆづはさらに強くなった気がする。
今シーズンの最後の最後に、
こんな素晴らしい演技を見られた幸福。

ありえないようなシーズンを乗り越え、
ゆづはこの先、どこまで行くのだろう。
寂しいような、怖いような、楽しみなような。
どれだけ、ハラハラどきどきさせられても
最後の最後まで見守ってゆかなければ。

生まれてきて良かったと思えるくらいの喜びに
人生でそう幾つも出会えるものではないけれど
私にとってゆづの演技は間違いなくその1つ。
そんな幸運に感謝して、今シーズンを終えよう。
神さま、ゆづ、本当にありがとうございました。
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愛の放射線

2015年04月12日 18時41分00秒 | ねこ
犬や猫の行動学に造詣が深い獣医師、
ジョエル・ドゥハッス氏の名著、
猫、この知られざるもの-心理と神秘」は
わたしの愛読書のひとつ。
先日も読み返していたら、
こんなフレーズを見つけました。



「猫が無反応にじっとしていると思うのは
幻想にすぎません。実際には、
猫はあなたの感情の振動にあわせて
共鳴しているのです。(中略)
猫は静かに愛の放射線をなげかけながら
付き添いをする、
少しも邪魔をしないで一緒にいる、
それは自己犠牲と献身に
他ならないと言えましょう。」

先日も体調を崩して寝ていたら
ベッドの上で、見守るように
ずっと添い寝してくれていた。
ヒーターマットを導入してからは
私のベッドでは寝なくなっていたのに。

自己犠牲や献身かは分からないけど
わたしに何らかの共鳴をしながら
そっと寄り添ってくれるのは確か。
そしてそんなみみにゃんから
確かに「愛の放射線」を感じながら
眠るのはとてもしあわせでした。
コメント (2)
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日本スケート連盟に告ぐ

2015年04月04日 20時28分00秒 | フィギュアスケート
右足首の捻挫と剥離骨折が完治していない上
先日の手術跡の炎症により再手術が必要というから
ゆづは国別対抗戦には出さないと思っていたのに
出場させると聞いて以来、何だかもやもや。
そりゃ、ゆづも負けたまま終わりたくないだろうし
ファンとしてもまた見られるのは嬉しいけれど。



公式記録にならない祭りのような大会なのに
日本スケート連盟は無理をさせすぎでは。
視聴率の面でも、勝負の面でも
ゆづが欠かせないのは分かるけれど、
彼の選手生命を第一に考えてほしいのに。

国別対抗戦に出るために、手術は諦めて
対処療法でしのぐことになったなんて
いくら何でも、あんまりすぎる。
ゆづの姿がしばらく見られなくても
国別対抗戦で日本が勝てなくても
どんなことだって我慢するから
一刻も早くゆづを休ませあげてほしいと
ファンとしては、願ってやみません。
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プチ花見

2015年04月02日 20時40分00秒 | 花・自然
折角桜が満開になったというのに
明日から5日連続で雨だというから
貴重な晴れ間となった今日の早朝、
川辺の小路に足をのばしてきました。
ここは秋に紅葉狩りに来たところ



ああ、今年もそんな桜が見られた。
当たり前のことが、こんなに幸せ。
幸せは本当はどこにでもあって
「幸」「不幸」というのはきっと
それが見つけられるかどうかの差なのかも。



桜は寒い冬を光合成もせずじっと耐え、
やっとの思いで花を咲かせたんだろうな。
そして花を散らせた後はほっとして、
待ちに待った葉をいっぱいに広げ、
飢えと疲れを癒すにちがいない。



明日からの雨に花が散るのは残念だけれど
桜にとっては慈雨となることでしょう。
爛漫の春は、まだ始まったばかり。
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