美しい時間

うららかな陽気に誘われて
武庫川河川敷をサイクリング。
したたるような緑に囲まれた、
サイクリングロードを走ると
風がさわやかで心地良い。



５－６km走ると、その先は海。
きらきら光る水面に跳ねる魚や
その魚を狙って潜る水鳥の姿は
いつまで見ていても飽きなくて。



河川敷に平行して走る道路も
今日は歩行者、自転車専用。
聞こえてくるのは鳥の声と水音。
さわさわと木が風に揺れる音。
車がないだけで世界はこんなに
静かになるんだ、としみじみ。



足元に咲く可憐な小花や
みずみずしい新緑を楽しむと
心とからだが癒される気分。
こういう時間も必要だなあと感じる
美しい5月の週末でした。

Ménage de printemps

日本では年末にする大掃除だけど
フランスでは春が大掃除の季節。
それに倣った訳ではないけれど
今、あれこれ片付けの最中。
でもどうしても捨てられないものが。

たとえば、ソチと世界選手権の後、
やめようやめようと思いながらも
こんなに買ってしまった特集号。



いつのまにかすっかり有名人となり
皇居の園遊会に招かれたと思ったら
紫綬褒章まで受賞するという。
本当は今回の金メダルはおそらく
ゆづが欲しかった金メダルではないから、
さすがに少し早すぎる気もするけど、
きっとゆづは変わらないでしょう。

変わらなきゃいけないのは、私の部屋。
整理せねばと取り出したものの、
ページをめくると思いがよみがえり
やっぱり捨てられそうになくて。
スクラップブック作戦に切り替えて
再度、仕切りなおすことにします。

アイスクリームの鉄板焼き

ささやかながらも４連休の
プチGWもいよいよ終わり。
とはいえ、リビングのカーテン4枚と
レースのカーテン4枚すべてを
冬物から夏物に取り替えて洗濯し、
本や雑誌を整理して束ねたり、
古本屋に売るために発送したり、
果ては友人の引越しの手伝いしたり、
仕事以上にハードな肉体労働の日々。

その中で唯一のおでかけが三宮での
神戸牛の鉄板焼きフルコース。
ワインとともに、ヘレもロースも
アワビもエビもお腹いっぱい堪能。
神戸にいても神戸牛なんて
めったに食べたことないだけに。



感動したのは、デザートに出た、
アイスクリームの鉄板焼き。
鉄板の上に、大きなアイスクリームを
どかーんと乗せてじゅうじゅう焼いたら
ブランデーをかけて、炎のフランベ。
3分の２くらいに溶けたアイスを
コテでさっと冷えた器に移し、
溶けた残りのクリームを焼いて
香ばしく飴色のカラメリゼにして
アイスの上に乗せていただくというもの。



冷たくって、あったかくって
意外性もあって、おいしかったあ。
その上お得クーポンで高くなく、
頑張った自分へのご褒美がわりの
ちょっぴり贅沢ディナーでした。