17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
今日は午後から須磨離宮公園へ。
ここは中央に噴水を配したフランス風庭園があり
「華麗なる一族」のモデルとなった邸宅跡もあって、
海も臨め、四季折々のお花がきれいなところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/33/e5ec402e51e5f19f6530873198a75573.jpg)
今、180種4,000株のバラが咲き誇るお庭は
バラの香りに満たされて、地上の楽園のよう。
ベンチに座って、ただただ美しい景色の中に身をひたし、
何時間でも、そこにたたずんでいたくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e2/e090297e729c91587191431c5c1f7997.jpg)
バラの花って、ひとつひとつみんな色も形もちがうけれど
どれが一番好きと選べないくらい、どれもきれいでかわいらしい。
自然が生み出す、美の見事さには、
人は到底かなわないな、とため息をつきながら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/48/abadbc7b10a03c8bb8e7e698bb86e376.jpg)
入梅間近の貴重な晴れ間の、美しい休日。
梅雨になったら、紫陽花や花菖蒲を見に来れたらいいな。
って、何かと思うでしょうけれど
実は何のことはない、Harry Potterのフランス語読み。
あれから少しずつ、フランス語版を読んでいます。
まず面白いのは、フランス語への訳し方。
読み方は違うだろうけど、Harry Potterは英語のそのままだし
育ての親のMr. Dudleyも、Monsieur DudleyではなくMr.のまま。
それなのに、なぜかホグワーツ魔法学校は
英語のHogwartsとはかすりもしない、Poudlard(プドラール)。
なぜロンドンのキングズ・クロス駅から電車で行く学校が
思いっきりフランスっぽい、プドラール?
わたしには、「ハリーはロンドンから電車に乗って、
天王寺魔法学校に行きました」というくらいの違和感が・・・
確かに英語のhogとフランス語のlardには
豚、という共通のイメージがあるにしても。
他の翻訳では、日本語版でもドイツ語版でもスペイン語版でも
Hogwartsはすべて、そのままだというのに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/fc/92d6d9116ca824349c325f124fa6949f.jpg)
(川辺に咲いていた、ひなげし、つまりポピー)
さすがというか、恐るべし、フランス。
世界共通語に近いコンピュータの関連用語でさえ
すべて自国語に訳し直す国だけのことはある。
隙あらば自国語にしないと気がすまないみたい。
ただでさえ、結末まで分かった上で読み返すと
途中や最終巻で重要な意味を持ってくるものが
すでに第1巻の至るところに散りばめられているのに気付いて
それだけでも、うなっちゃうくらい面白いのに、
その上、こんな翻訳上の驚きや面白いこともいっぱいあって、
アリー・ポテール、ますます楽しめそう。
先日、人間ドックの受診結果が届いたのだけど、
なんだか拍子抜けするくらい、殆どすべてが標準。
唯一経過観察が必要とされたのが、低血圧と低BMI。
どこまで信じていいものか、謎だらけだけど。
だって体重も、家で計るのより2キロも少ない結果。
朝ごはん抜きだけでそんなに減ると思えないから
ペラペラの検査着を1kgとして差し引いたのじゃないかしら。
おまけに自宅で計るのより6%も低い体脂肪率の謎。
それに腱鞘炎なんかになっちゃって
筋肉なんてありそうにない、細い腕の筋肉量はなぜか標準で
逆に少し固くなってきたと、自信を持っていた立派な足は
体脂肪率が高く、筋肉量が少ないとの悲しい判定。
ま、これは、以前はもっと脂肪だらけだったということね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/6f/b856438b212a978d23dff53f465a8354.jpg)
(近所にあるお気に入りの、木漏れ日の散歩道)
ただ以前は、標準より低いと判定された骨密度が
同世代の女性の103%だったことだけは
間違いでないとうれしいな。
決して威張れるような結果ではないし、
首をかしげるような謎な結果もあったりするけれど、
謎でも何でも、ひとまず問題がなかったことを素直に喜び、
この数値を過信したり、それに振り回されることなく、
頑張ってくれている自分のからだに感謝しつつ
一日一日、大切に使わせてもらうことにしよう。
この週末から休校や休園が解除となったところが多くて
街中、一斉に子供や中高校生があふれ始めたみたい。
わたしなどは自宅で一週間軟禁されても
食料さえ届けてもらえれば、全然平気だけど、
子供たちには、さぞつらい一週間だったことでしょう。
それにしても、なぜ神戸なのかしら。
考えても無駄なこととは思いつつも、繰り返し考えてしまう。
都市直下型の大地震が襲ったのも、
関東でも中部地方でもなく、神戸。
14歳の少年による連続児童殺傷事件が起きたのも神戸。
そして今また、新型インフルエンザ。
神戸には繰り返し繰り返し、試練が訪れる。
単に「不運な街」で片付けることも出来るけど、
ここまで繰り返し訪れるのは、もはや偶然ではなく、
ひょっとしたらそこに何かの意味があるのかも。
そう思ったほうが、神戸が救われるような
気がしてるだけかもしれないけれど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/11/ea92ed9580eb912c5ee4a1e1689653e7.jpg)
震災は、それは大きな大きな試練だったけど、
そのおかげで、神戸だけでなく日本全体が
とても大切なことを、いっぱい学んだ。
ただ残酷なだけに思われる、連続児童殺傷事件でさえ、
それまで気付かずにいた多くの問題に気付かされ、
それに向き合うことの必要性を、学んだ。
わたしたちが抱える、でも気付かずにいる問題を
自らの身を犠牲にして示す、そんな役割。
美しい景色の一方で、神戸とはそういう街なのかも。
今回もきっと、神戸や関西のこの試練から
わたしたちは何か大切なことを、きっと学ぶのでは・・・と。
それは、祈りみたいなものかもしれないけれど。
先週は、2人という最悪の事態は避けられたものの、
職場に3人という日もあって、
通常通りの業務をこなすのに、毎日くたくた。
疲れがたまったのか、上司もわたしも多少体調も崩し、
ブログもアップ出来なくてごめんなさい。
週末をこれほどありがたいと思ったことも
久しぶりだったかも。
それはでも、恵まれてるということなのかもしれない。
おかげで週末はのんびりの上にものんびり。
お天気に恵まれたこともあって、
体はまだだるいものの、気分転換に岡本に出かけ、
お気に入りのレストラン、カサブランカ・フランセーズで
今回は、殆どフルコースのランチで至福のひととき。
帰りには、近くにある小さなバラ園で休憩。
さまざまな色や形のバラが、今まさに満開で、
美しい彩りや香りが、疲れた体のすみずみに沁みこむよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/6f/c7651436819d4d427f75560ffd883706.jpg)
インターンさんの大学がまだ休校ということもあって
来週も引き続き、全員お休みしてもらうため、
引き続き大変だけど、また頑張れそうな気分になれました。