ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

祈りの日

2012年03月11日 16時51分00秒 | 
今朝、不思議な夢を見ました。
真っ白な光の中に、一人浮かんでいて
「誰か別の人の経験も、
知ることで自分の経験になる」
そんな言葉というか概念みたいなものが
そこら中から湧き出して、
その光の中に満ちているという、夢。

浮かんでいる心地よさも、
その概念のエネルギーのようなものも
目が覚めても、ありありと覚えていて。
今日のこの日にそんな夢を見たのも
なにか意味があってのことでしょう。
その意味を一日、ぼんやりと考えていた、
震災から1年目の、祈りの日。



こんな日に言葉を紡ぐのは簡単じゃないから
ベランダに花の苗をいくつか植えました。

― 復旧とは けなげな言葉 さはあれど
喪(うしな)いしもの つひに帰らず ―
(「震災歌集」長谷川櫂)
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脱・苦手意識

2011年07月06日 22時48分00秒 | 
ここ2日、立て続けに変な夢を見ました。
誰でも苦手な人の一人や二人いると思うけれど
わたしも、これまでの人生で出会った、
「苦手な人・トップ3」のうちの2人が
相次いで、夢の中に出てきて。
どちらも、もう何年も会ってない人だし
その人のこと考えていた訳でもないのに。

昨日は、驚いたことに夢の中で
私はそのうちの一人を、食事に誘っていました。
彼女には、幾度も苦い思いをさせられて
もうとうに、許してはいるものの、
出来ることなら生涯二度と会いませんようにと
心のどこかで、祈っていた筈なのに。

今朝は、もう一人のトップ3の人と
全然知らないビルの中で出くわして、
親しい友人のように、話しこんでいる夢でした。
出来れば二度と関わらずに済みますようにと
ずっと思っていた筈だったのに。

(みみにゃんの見る夢は?)

よりによって、どちらも私からためらいもなく
親しげに話しかけている夢だったから
目が醒めて、我ながらびっくりしてしまった。
顕在意識では、苦手だと思っているつもりでも
潜在意識では、会いたい気持ちがあるのかしら。
たとえ苦手意識でも、ずっと持っているということは
その人への関心を、持ち続けているのと同じなのかな。

色々考えても、やっぱり私には分からないけれど
でもどういう訳か、こんな夢を見たのだから
これを機に、「苦手意識」を手放してみようか、と。
「ああ、あの人、苦手だー」と思うだけでも
やっぱりエネルギーは多少なりとも使うわけだし
しかも負のエネルギーに転換してしまうことを思えば
なんだか、もったいないような気がしてきたから。

夢の中のように屈託なく話せるかどうかはともかく、
もし本当に、また出会うことがあったとしても、
せめて「苦手」と思わず、会える私を目指そう。
そうなれば、人生また一つ、楽になっちゃうかも。
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不思議な夢-2

2011年04月06日 22時13分00秒 | 
整形外科の照射療法と鍼灸治療の合せ技で
多少痛みはあるものの、日常生活が出来るまでに。
このまま四十肩になったら、と心配したけれど
おかげさまで、日に日に回復してくれて。
毎日のように「ごめんねー」「ありがとねー」と
体に詫び続けたのを、聞き入れてもらえたのかも。
ちゃんと反省して、しばらくケアに励まなければ。



まずはしっかり寝ることから、と
あれからよく寝るようにしてるのだけれど
そうしたら昨日、また不思議な夢を見ました。
夢の中で、今まで聞いたこともない言語が
静かな男の人の声で聞こえてきて、
それを夢の中のわたしは理解してるみたいで、
これまた訳の分からない言葉で答えている夢。

夢の中で、英語や仏語で話したことはあっても
知らない言語で話したのは、さすがに初めて。
目覚めた瞬間は、ワンフレーズを覚えてたのに
メモしなかったから、残念ながら忘れてしまった。
ただあまり抑揚のない、古代語のような響きが
今も耳に残っているのだけれど。
あれは、いったい何だったのかしら。

何かの暗示にせよ、ただの想像力にせよ、
もう一度続きが見られるといいなあ。
でも出来れば日本語バージョンで・・・
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夢が伝えるもの

2010年04月07日 16時57分00秒 | 
わたしは普段から、毎日のように夢を見る。
先日熱を出して寝込んだ時には
覚えているだけでも、大長編の夢を3本。
その中の1シーンが、電車の中でかばんを忘れて
慌てふためくというものだったのだけれど。

先日、お花見に行った帰りの混みあう電車の中で、
重い一眼レフを2台も入れたかばんを網棚に上げ、
おとといこんな夢を見たから気をつけなくちゃ、と
まさしく、その話をしたところだったにもかかわらず・・・

そうなんです。実はそのまさか、をやってちゃったの。
電車を乗り換える時に、ころっと忘れてしまって。
幸い、駅員さんの連絡により、社内捜索で無事に発見、
すぐに大阪駅で手元に戻り、事なきを得たのだけれど。

(今朝ベランダの近くを、ツバメが何羽も飛び交っていました)

大体、近頃のわたしのボケっぷりは我ながら手に負えない。
先日、いつもより時間があったので本屋に入ったら
ついうっかり1時間に1本の電車に乗り遅れて、がーん。
挙句に、折角だし本でも買おうと買って帰れば、
家の本棚には、同じ本がすでにあって、がーん。
それから先日は、大阪から無事電車には乗ったものの、
尼崎で乗換え忘れ、気が付けばなぜか伊丹で、がーん。
一体わたしはどこへ行って、何がしたいんだか。

そんなわたしを見かねて、遂には夢で
「気をつけなさい」と警告してくれたのかしら。
それとも、夢の1つが実際に起こったことを示した上で
他の2つについても心構えを、ということなのかしら。
こればかりは後にならないと分からないけれど
いずれにしても、この不注意だけは何とかしなければ。

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人形の見た夢

2009年11月08日 12時06分00秒 | 
先日伴侶を亡くした叔母がどうしているかと
気になって、母に電話で様子を尋ねたら、
思いのほか、元気にしているとかで、少し安心。
入院していたとはいえ、あまりに突然だったから、
茫然としているのでは、と案じていたのだけど、
叔母には、もうそろそろだ、と分っていたのだとか。

一人暮らしのわびしさを和らげようと
従姉が贈った、しゃべる男の子の人形を、
結構かわいがっていたという、叔母。
なんでも「ねむねむになってきたの」とか
「スリスリして」とか「今日は良いお天気だねー」とか
子供の可愛らしい声で、おしゃべりするのだそう。



そのお人形が、叔父が亡くなる1週間前くらいから
突然、不思議なことを言うようになったのだとか。
「あのね、僕ね、夢を見たの」と言うから
「どんな夢見たの?」と叔母が聞くと
「白い着物を着た人が出てきたの」と。
いくらなんでも、そんなことを言うように
人形がプログラムされているとは思えないだけに。

そして叔母自身、祖父や祖母(叔母や母の両親)が
夢の中に何度か出てくるようになり、それで薄々、
叔父の最期が近いことを、感じていたのだとか。
「叔母さんはそういうこと、感じる人だから」と、母。
本当に仲の良かった、叔父と叔母のことだから
虫の知らせと言うより、絆の深さゆえのことなのかも。
不思議だけど少しロマンチックにも思えた、人形の夢。

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