17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
実は今年の年明け早々、
名古屋医療センターに入院し、
目の手術を受けました。
以前両目とも日帰り手術を受けたけど
右目だけ再発してしまって。
全身麻酔で3泊4日の入院でした。
手術は成功したのだけれど、
症状はすっきり完治、とはいかず、
今も定期的に経過を見ながら
ゆっくり治りつつあるところ。
通院は移動にも診察にも時間がかかって
半日つぶれてしまうから大変だけど
リタイヤして時間があるから出来ること。
建物と同じで、人間の体も
時と共にあちこち痛みや不具合が出てきて
都度都度メインテナンスをしながら
生きていくしかないものね。
これからも色々不具合は出てくるだろうけど
上手につきあっていければと思っています。
まだうぐいすが鳴いているのに
もう蝉が鳴き始めました。
私の両親のお墓参りに次いで、
義父のお墓参りも済ませ、
それぞれの供養になるよう
3巻の写経を納経しました。
私にとって7月は供養の月。
それに加えて、3年前の6月、
大学時代のサークルの先輩の1人が
コロナで他界されていたとのこと。
全く知らなかっただけに驚き、
死を身近に感じてショックを受けました。
来月仲間うちで「偲ぶ会」が開かれるので
せめてもの供養に参列するつもりです。
終戦記念日やお盆もそうだけど、
明るいひざしの夏は一方で鎮魂の季節。
今ある命に感謝しながら
日々手を合わせようと思います。
ゴルフはOL時代に少しかじり、
最近も時折打ちっ放しには行っていたけど
握力・筋肉不足から上手くなる気配がなく
夫のようにはのめりこめずにいるけれど、
先日、マンション友達に誘われて、
プロのゴルフ選手権を観戦してきました。
その頃は連日猛暑が続いていたけど、
幸い曇りがちの日でしのぎやすく、
お弁当や折りたたみ椅子持参で、
プロのプレイを楽しんできました。
あいにく石川遼君は予選落ちだったけど
プロの人たちはやっぱりすごかったなあ。
長いコースもあっという間にグリーンだし、
サンドに囲まれた上に傾斜のあるような
地獄のようなグリーンにもポンと乗せて、
プロがやるとゴルフがとても簡単に思える。
私ならほとんど全ての池やバンカーに落ちて
数えられないほど大たたきするに違いない。
テレビの方が解説があって分かりやすいけど
生で見る臨場感はまた別もの。
決してゴルフに詳しくない私でも
十分に楽しんだ夏の一日でした。
わたしの両親は共に7月に他界しているので
薬師寺の盂蘭盆会の卒塔婆供養を申し込み、
そしてお墓参りに行って来ました。
お墓参りに行く時はなぜかいつも雨。
途中、結構土砂降りだったけど
お参りの時には小雨になってくれて。
お花と母の好きな果物とお菓子、
父の好きなキリンビールを供え、
携帯でお経を流して、合掌。
甘い匂いがすると思ったら
近くに花を咲かせたシナノキ。
今まで気づかなかったけど、
この香りが両親にも届いていますように。
そして命日が近くなると思い出すのが
樋口了一さんという方の歌、
「手紙~親愛なる子供たちへ~」。
生前母が「娘らにも聴いてほしい」と
何度か言っていた曲だけど、
聞くたびに嗚咽をこらえきれなくなる。
後悔と感謝とがごちゃまぜになって
何度聞いても、涙がこぼれるけれど
7月が来るたびにこの曲を聴いて、
亡き父母を偲ぼうと思います。