挑戦の春

実はこの春から、新たな挑戦を始めています。
前々から興味があったけれど、
「この年で今さら始めても・・・」とか
「仕事が忙しいから・・・」とかいろんな理由をつけて、
自分の中で否定し続けてきたこと。

今さらどうにもならないかもしれなくても、
仕事は忙しいかもしれなくても、
それでもやってみる気になったのは、
人生の後半を意識し始めたからかも。



今の仕事を10年後もやっていたいか・・・NO。
今のままで人生を終えても悔いはないか。
・・・うーん、NOと言うほどでもないけど
胸を張ってYESと言えるほどでもない。

今まで自分のやりたいことをやってきて
やってみたかったことに挑戦し、
欲しかったものも手に入れてきて、
それなりに満足な半生だったけれど、
自分と家族のためだけに生きてきた気がして。

私がこの世に生まれてきたことで
どれだけの人を幸せにできただろう。
どれだけの人に役に立てただろう。
どれほどのことを変えられただろう。
「自分の生まれてきた意味」を考えた時、
まだやり残していることがある気がして。

果たして役に立つ人になれるか分からないけど
とりあえず、残された時間でめざしてみる。
まだ始めて1ヶ月たったばかりで、
今日もレポートの締め切りに追われてるけど。

祈る

2011年に東日本大震災が起こったあと、、
私の人生に起こる大地震はこれが最後だといいなと
ずっと思ってきたけれど・・・だめでした。
予想だにしなかった、熊本での大地震。
南海トラフでも首都直下でもなく、熊本とは。



近年、どうしてこんなに大きな地震が
日本で頻発するようになったのだろう。
答えのない問いが何度も何度も心に浮かぶ。
わたしにできるささやかなことを続けながら
被災した方々に一刻も早く日常が戻ることを
ただただ、祈るばかりです。

こんなところに

先日の醍醐寺でのお花見では
もうひとつ、面白いことが。
境内に涅槃仏が祀られているお堂があって
そこには芳名帳のようなものがあり
それぞれに平安や幸福を祈念して
住所と名前を記入できるようになっています。



折角だからわたしも、とペンを持ったら
妙に手になじみのある感触。
ふと見ると、行方不明になっていた私のペン。
晩秋に来た時に、自分のペンで書いて
そのまま忘れてきたみたいで。

どうして自分のペンだと分かるかというと、
前の職場の時に、プロモ用に作ったもので
わたしがデザインしたものだったから。
作った数も少ないし、あまり幅広く配ってないから
何をどう考えても、醍醐寺や
他の参拝者が持っていたとは考えにくい。

でも置かれていたのはこのペンだけで、
参拝者の皆さまにご愛用頂いているようだから
ささやかながら、寄進させていただいて
そのままお使いいただくことにしました。
あんなところで再会するとはびっくりだったけど
でもちょっぴり楽しい出来事でした。

世界選手権が終わって

世界選手権、ゆづはちょっぴり残念だったけど
私はそんなにがっかりしていない。
グランプリファイナルで、あれほど完成された
フリーとショートを見せてもらったのだから
世界選手権は、私にはボーナスのようなもの。



もう一度あれらのプログラムを見せてもらえるなら
コケようが、2位だろうが、ただただ幸せ。
それにゆづは、勝ち続けるから「ゆづ」なのじゃなく、
負けたままで終わらないから「ゆづ」なのだし。

真央ちゃんもちょっぴり残念な結果だったけど
私の目には、順位やスコアのために
滑っているのではないように見えて
それはそれで、なんだか別次元だった。
真央ちゃんには真央ちゃんにしか
見えない世界があるのかもしれないな。
現役続行、わたしも心から応援します。

醍醐の花見

昨日はよく晴れて、絶好のお花見日和。
京都の醍醐寺にお花見に行ってきました。
晩秋に行った時とは桁違いの人の多さだけど
それでも境内が広大なので、のんびりできました。



境内にはみやびやかな枝垂桜が多く
ため息が出るような美しさ。



調子に乗って、徒歩1時間という上醍醐にも初挑戦。
西国三十三箇所最大の難所と言われるだけあって、
お花見気分はどこへやら、完全に登山モード。



何度かギブアップしかけたけど、片道1時間半をかけ登頂。
ぜーぜーひーひー、汗だくで足はパンパンになりながら。
もともとは女人禁制の修行のお山だったそうだけど、
出来れば今も女人禁制でも良かったかも・・・



桜を見ながらお弁当を食べ、抹茶パフェと焼餅も頂き、
桜の春を満喫できたのは良かったけれど、
体力のない私には、上醍醐は少々ハードル高すぎ。
一度は行ってみたかったから、満足してるけれど
次回からは体力相応のお花見に留めることにします。