「椿姫」の夜

楽しみにしていた、毎年恒例の
夏の佐渡オペラを観て来ました。
今年はヴェルディの「椿姫」。
しかも今日が、千秋楽。

可動式のスクリーンを用いた
舞台装置は現代的で幻想的。
これまでテレビで観た「椿姫」は
結核というより成人病が心配な
かっぷくのよいヴィオレッタだったけど
今日の舞台のヴィオレッタは
華奢で、はかなげで椿姫そのもの。
最後の息絶える場面では思わず涙が。

（舞台の余韻とともに味わったディナー）

千秋楽だったからアンコールでは、
出演者だけでなく舞台スタッフも揃い
ものすごい量の金色の紙ふぶき。
スクリーンには花火まで上がって
客席は総立ちで、感動的でした。
千秋楽ならではの雰囲気に酔いしれて
幸福な気分で帰って来ました。

再チャレンジに向けて

仏検１級の結果が昨日届いて、
思ったとおり結果は「不合格」。
合格基準点８８点のところ８２点。
惜しいような、惜しくないような
くやしいような、くやしくないような。

一生懸命に準備してなかったから
くやしさまで不完全燃焼のまま。
だめだなあ、情けないなあ。
本当は一生懸命やって、ダメなら
心の底からくやしがるべきなのに。

（みみにゃんはまったく関心なし）

でも、１０点差だった去年と比べて、
６点差に詰められたのがうれしいかも。
ダラダラとやる気のないままだったから
実力は落ちたかも、と心配してたけど
続けてさえいれば進歩するみたい。
ダラダラの私には、じゅうぶんなご褒美。

わたしの弱点はやはり、ディクテと作文。
特に、つまらない綴りミスが多すぎ。
英検１級と違って、なぜか仏検１級は
試験対策用の問題集はほとんどないけど
ディクテの精度を上げることなら出来そう。

ダラダラ学習のフランス語だけど
自分史上最高レベルなのは間違いない。
これを逃したら生涯合格できないだろうから
「こうなったら来年こそ！」の誓いを新たに
ディクテと仏作文強化に努めてみよう。

ウォーカーズ・ハイ

このごろ、時間を見つけては
武庫川沿いをウォーキング。
川辺は空が広く、大きくて
心も広がるような、解放感。



歩くのはせいぜい３ｋｍ程度だけど
鳥の声や水音、深まりゆく緑の中を
てくてく歩くと体が軽くなってきて
もっともっと歩きたくなってくる。
ランナーならぬウォーカーズ・ハイかも。



本当は前代未聞の体重を落としたくて
「どうにかしなければ！」と始めたのだけど
残念ながらそっちの方の効果は、ゼロ。
でも気持ち面での効果はバツグンだから
それでもいいかと思っているのでした。