17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
先ごろ、義母が入所する高齢者施設で
年に一度の運営懇親会を兼ねた
桜祭りが開催されたので
夫ともども参加してきました。
施設は桜並木に面していてその日は満開。

テラスで桜餅とお抹茶を頂いたり
お茶をされている役員さんによる
茶道のお点前が披露されたりもして、
施設をあげてのおもてなし感、満載。

そして福祉ネイリストさんらが
無料でネイルもして下さっていて。
シルバーのラメにうさぎ柄という
攻めた指先になっていた義母に促されて
私は春色の爪先にして頂きました。
ずっとパソコン仕事が中心だったので
爪を伸ばしたことがなかった私には
ネイルアートするのは生まれて初めて。

こんなにかわいく塗って頂いたのに
ちんちくりんな爪なのがとーっても残念。
そうと知っていれば伸ばして行ったのになあ。
でも嬉しくて何度も爪先を見てしまう乙女心。
これまでも週に1度ほど訪ねていた時は
主に義母の部屋で話すだけだったけど、
義母が楽しそうに職員さんらと話したり
職員さんらが生き生きと動き回られる様を見て
いろんな意味で安心することが出来て、
行ってよかったと思えた一日でした。
春のお彼岸になったので、
夫と私の実家のお墓、
双方のお墓参りをしてきました。
それぞれ半日ずつかかるけれど、
やっぱりひと安心したと同時に
心が安らぐ気がするから。

私の実家のお墓参りに行く際は、
うちからお墓の最寄りのSAまで
わたしが頑張って運転しました。
とはいえ夫が隣から手を伸ばしてきて
速度もレーンアシストも設定したから
高速では実際はハンドル握ってただけ。
免許取って4か月になるというのに
夫のサポートなしでは運転できないなんて
情けないにもほどがあるけど
両親のお墓(の近く)まで行けたことを
感謝して喜びたいと思います。
今年90歳になる義母は
これまで隣町で一人暮らし。
車も運転していたのだけれど
色々なことが覚束なくなってきて
ご近所に迷惑をかけたことも何度か。
いろいろ相談し、見学を重ねて、
やっと本人も気に入るところが見つかり
老人ホームに入居して頂きました。

広々とした開放的なラウンジに
ゆったりした、きれいな個室。
3度の食事に加えて3時のおやつと
週2度の入浴と週2度の足湯。
家族の許可さえあれば外出も外泊も自由。
最初は乗り気でなかったお義母さんも
今のところはご満足のようす。
出来れば私の両親もこんな施設で
最期を迎えさせてやりたかったなあ。
残念ながら2人とも病気だったし、
経済的にも無理だったのだけれど。
そして遠からず来る自分たちの老後。
今後どこでどのように迎えたいか、
話し合いを続けることになりそうです。
週末に孫の誕生日とクリスマスを兼ねて
娘のところに行くことになっているから
このところ、その準備で大忙し。
プレゼントを買ったまではいいけれど、
アメリカ映画に出てくるような
いかにもクリスマスなラッピングを希望されて。

Amazonで注文する際ラッピング指定したけど
残念ながら娘のリクエストとは違う感じ。
やむなく専門店でラッピング紙やリボンを買って、
YouTubeで包み方、リボンの結び方を調べて
頑張って自力でラッピングしました。
どうにかクリスマスギフトらしくなったかな。

一緒に行く義母も、何かちょっとしたものを
持っていきたいけれど見つからないと言うので、
近所のスーパーで買ってきたお菓子に
大きななリボンをつけて準備しました。
これならお義母さんも孫も喜んでくれるかな。
誰かを思いながら一つ一つ準備していく
その過程もクリスマスの喜びそのもの。
楽しい一日になることを願いつつ、
さらに準備を続けているところです。
このあたりは旧盆だけど
実家のあたりは今がお盆なので
お墓参りに行ってきました。
暑くなるだろうから早朝に出て。

さすがにお盆だけあって、
お花もいっぱいお供えしてあって、
いい供養になるといいなあ。
持ってきたお供えを並べ、
スマホでお坊さんのお経をかけながら
感謝を伝えながらいつものようにお参り。
最後に「良かったらどんな暮らしをしているか、
私たちと一緒に帰って見に来ない?」と誘ったけど
本当に来てくれたんだったらうれしいな。
何のおもてなしも出来なかったけれど。
でも安心して帰ってくれたのでありますようにと
祈った今年のお盆でした。