17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
先日糖尿病のミーチェを連れて
動物病院で定期健診してきました。
ぶっとい注射器で太ももの内側から
採血されるから嫌がって大変。
血糖値はまあまあの値だったので
このまま3か月経過観察することに。
でもこのまんまるな黒目は
明るい光にも瞳孔が細くなりきらず
あまり見えてはいないらしい。
老いを感じて何だか切ないけど
こつんと壁にぶつかってる姿は
私にはたまらなく愛くるしい。
3か月分のお薬代と検査料とで
4万円以上が景気よく飛んだけど
この子のためなら惜しい訳がない。
この子との時間が少しでも続くように
せっせと病院代を稼ぐことにします。
先日甲陽園の六甲山麓にある、
ザ・テラスでランチしました。
森の中にひっそりとたたずむ、
隠れ家のような趣ある玄関。
英国風の店内を抜けると
見晴らしのいいテラス席。
眼下に伊丹空港や市街地が広がって。
最初に出された前菜は生ハムメロン。
瓜っぽいメロンは苦手だけど
これはジューシーでとろりと甘く
生ハムとの相性バツグンでした。
甘いコーンスープとサラダの後は
ローストビーフのホースラディッシュ添え。
カットの厚さが3-4段階選べて
一番薄いランチカットでもこれ。
ガーリックトーストのバゲットも
クリスピーで香ばしくて私ごのみ。
デザートはフルーツソースのパンナコッタと
香り豊かなロイヤルミルクティー。
バケツ一杯食べたいのを我慢して、
友人のチーズケーキをつまみ食い。
吹き抜ける風は清々しくさわやかで、
木立の葉をさらさらと揺らし、
運ばれてくる若葉のかおり。
どこからか季節外れのウグイスも。
こんな時間を過ごせる場所があるなら
わざわざ海外に行かなくてもいいかも。
そう思えるくらいリゾート気分を味わえた
素敵な山の手のレストランでした。
東海や関東が梅雨入りし、
このあたりももう間もなく。
紫陽花がいろあざやかに
街を彩る季節になりました。
そして空にはツバメも飛び交い
ヒナたちも次々と巣立った模様。
近年数が減っていると言うけれど
この辺りでは結構たくさん。
商店街のあちこちに巣があって
毎日眺めるのを楽しみにしていて。
そんな季節の移り変わりや
小さな生命のいぶきを感じて
暮らす日々が本当に愛おしい。
雨が続くのはうっとうしいし、
高くなる湿度は困りものだけど
それでもこの季節もいいものです。
今日は伊丹の荒牧バラ園へ
バラを見に行ってきました。
見頃が過ぎたのか、まだなのか
ピークではなかったけれど。
でもこれぞバラ!という
真紅のバラは満開でした。
バラはやっぱりきれい。
せっかく伊丹に来たので
伊丹空港の肝試しスポットへも。
滑走路正面の土手で待っていると
着陸機が真正面から現れて・・・
ロックオンされたかのように
ぐんぐん迫ってきて・・・
ズームなしでこの近さ、この迫力。
手を伸ばせば届きそうな低さで
轟音立てて、頭上をかすめて・・・
わたしは恐怖に耐えかねて
思わずしゃがんでしまったけれど
機体は何事もなかったのように
しれっと着陸してゆきます。
この轟音と恐怖が楽しいのは
絶叫マシンに近い感覚なのかも。
子どものようにきゃーきゃー騒いで
伊丹で無邪気に遊んだ休日でした。