ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

深まりゆく秋

2008年10月28日 14時09分34秒 | 花・自然
このところの朝晩の冷え込みで
木々が一気に色づき始めたみたい。
通勤途中にある美術館のツタの葉も
日々、紅に染まっていく。
それを毎日のように眺めるのが、
このところの出勤途中の、ささやかな楽しみ。



木だけじゃなくてツタも、
ちゃんと上の方から色づいていくんだな。
真っ赤に染まったものから
まだ緑のものまで
自然の織りなす、鮮やかな色彩のシンフォニー。



新しい上司の着任は、更に遅れる見込みの上、
予定外に人手が減る恐れまで出てきて
ちゃんと事務所を守れるのか、
仕事上の不安は尽きないけれど、
こんなに美しい季節に、
自分ではどうしようもないことに
心を煩わせるのはやめにしよう。

木の葉も草花も、来年の生命のために
自らの生命の終焉を、潔くいろどる。

そんな葉っぱのように潔く、
自分の役目をただ全うしていさえすれば、
きっとわたしの秋は、
もっと豊かになるにちがいないから。

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黄金の舌

2008年10月28日 13時42分31秒 | グルメ
このブログを見てくれているお友達が
応援の意味を込めて送ってきてくれた
DEMELのチョコレート。
初めて頂くチョコレートだけど
これがとってもおいしくて。
味は残せないけれど
せめてこの可愛いパッケージだけでも
残しておきたくて。



"Les Langue dorées" は
フランス語で「黄金の舌」という意味。
よく見ると猫ちゃんがみんな
金色の舌をペロンと出してるでしょう?
このパッケージは可愛いだけじゃなくて
しゃれもきいてて、なかなかなもの。

Nちゃん、おいしいエールを
どうもありがとう。
これから、もっとがんばらなくちゃね。

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うっとりと熟れつつ

2008年10月26日 19時39分09秒 | 花・自然
今日は朝から、肌寒いしとしと雨。
気温もこの先どんどん肌寒くなるらしく、
先日、屋外でランチした日を最後に
一気に季節が動き始めたみたい。

近くの保育園の柿の木には
小ぶりだけど、たくさんの柿の実。
渋柿には見えないけれど、
食べられるのかしら。



今日は八木重吉の命日。
初めて出会った十代の頃から
彼の詩は、ずっと好き。
新聞ではこんな詩が紹介されていました。

  -果物-

  秋になると
  果物はなにもかも忘れてしまつて
  うつとりと実のつてゆくらしい
  
「うっとりと」実った大きな柿の実を5つ買って
この詩を思いながら、
その瑞々しい一つをいただきました。

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なりたいもの

2008年10月25日 22時38分39秒 | 仕事・職場
11月が近づくにつれ、
次第に深まりゆく秋の気配。
職場の付近でも落ち葉が日に日に増えて、
美しくて、そして少し切ない季節。



昨日は職場の送別会でした。
以前インターンだった人たちも呼んで
淋しさを紛らわせるように、
にぎやかに食べたり、笑ったり。

わたしの上司の人もそうだったけど、
彼女とは、会って間もない頃から
どこか、他人とは思えない感じがあって。
まるで、今までに何度も会ったことがあるような
そんな懐かしさに似た、親近感。

だから職場で毎日は会えなくなるけれど
きっとこの繋がりは途切れない、
そんな根拠のない確信が、
会えなくなる淋しさを和らげてくれる。

その楽しい時間の時に
一人が突然、「人生の大きな夢はなに?」と言うから、
結構、考え込んでしまいました。
計画とか、予定じゃなくて、
人生で到達したい、大きな夢。

すると一人が、"to be worryless"
(心配事から解放された人生)って答えて、
わたしも瞬時に、ああそれだ、って。

お金があっても、なくても
思い通りになっても、ならなくても
健康でも、そうでなくても、
とにかくどんな状況にあっても、
いつも幸せを感じていられる人になること。

すべての不安や心配から解き放たれて
自分に起こるすべてを、肯定出来る人になること。

そして、出来ることならば、
わたしの周りにいる人をも
幸せに出来るような人になること。

そう答えると、
「もうなってるようにじゃない」
なんて言ってもらって
それはそれで、本当にうれしかったけれど、
でも本当のわたしは、
まだまだ、うんと程遠いところにいるから。

こんなことまで気付かせてもらえて、
その上、おいしくて、楽しくて、
人のつながりの温かさも感じられて
ありがとうでいっぱいの夜でした。

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変な寝相

2008年10月23日 15時46分32秒 | ねこ
今回もまた、みみにゃんの変な寝相シリーズ。
ソファーの隅で眠るみみにゃんを
上から、そうっと撮りました。



人間なら苦しいと思うけど、
顔を肘掛に押し付けてるところとか、
そして「猫のひらき」みたいに
足もお腹も、ぴやーと開ききっているところとか、
そこに、くるんと丸まったしっぽが乗っかってるとことか、
微妙に上半身をねじりながら
まっすぐ伸びてる前足とか、
わたしには、味わいポイントが満載。



足元の方から撮るとこんな感じ。
もうこうなると、ねこなんだか、なんなんだか
訳がわからないでしょ?。
そこがかわいくて、ついお腹をナデナデしてしまい
みみにゃんに迷惑がられてしまうのだけれど。

ただのデブねこ、なんて
失礼なことを言うのは、誰?

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