ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

なんだこりゃ?

2011年09月29日 21時06分00秒 | 音楽・アート
職場のすぐそばの美術館の上に
数日前から、へんてこりんな物体が。
な、な、な、なんだこりゃ?
しかも遠目にも、かなり巨大。



食いだおれチックな、カエル?
でもひょっとしたら、カメレオン?
「出会う ときは 出会う」・・・って、
確かに、出会っちゃった、けど。



近くから見ても、さっぱり分からない。
あまりの訳の分からなさに調べてみたら
「神戸ビエンナーレ2011」のオブジェの1つだって。
見るたびに脱力してしまうけれど、
これを毎日眺めながら出勤するのも
仕事前の緊張がほぐれていいか・・・なあ?
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自然の災いと恵み

2011年09月25日 14時41分00秒 | 生活
先日BBCの古代エジプト文明の番組を見ました。
毎年のナイル河の氾濫によって
古代エジプトは生まれ、繁栄していた話。
昔世界史の授業で習ったなあ、と思いながら。

川の氾濫で、乾いた大地を潤す水と
上流から肥沃な土がもたらされ、
氾濫が遅れたり、なかったりした年には
多くの人が命を落としたのだとか。
そして、氾濫を正確に予測する必要から
天文観測が発達し、太陽暦が生まれ、
氾濫が収まった後に農地を元通り配分するため、
測量と幾何学などが発達するなどして
人間の太古の文明が、育まれたのだとか。

でもそこで、ふと気付いたことが。
日本は今、次々と台風や大雨に見舞われ、
川の氾濫は「災い」以外の何者でもないと
当たり前のように思っていたけれど、
古代エジプトでは、それは「恵み」だったんだ。
そして川の氾濫という自然災害なくしては
人間の太古の文明の、少なくとも1つは
生まれなかったのかもしれないんだ。

(朝顔は実は、秋の花。あちこちで咲いています)

自然は「恵み」ももたらす代わりに
「災い」ももたらすもの、と思っていたけれど
本当は自然がもたらすのは全て「恵み」で
それを「災い」にしたのは、人間なのかも。

川は生き物で、太くなったり細くなったり
流れを変えたり、形を変えたりして
広い大地に、多くの恵みをもたらしてきた。
それをコンクリートの堤防という檻に閉じ込め、
動けぬように押さえ込んだのは、人間。
自然の摂理に従って、少し動けば、
「災害」だ、「災い」だと騒がれてしまう。
それはかつて、人間の文明を育んできた
母なる自然の、脈動の一つにすぎないのに。

「恵み」を「災い」にしたのは
結局、人間のおごりなのかなあ。
「恵み」を「恵み」として享受しながら
進歩していける文明はないのかなあ。
そんなことをあてどもなく思い巡らせながら
古代エジプトに思いを馳せるのでした。
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台風去る

2011年09月21日 21時52分00秒 | 生活
近畿も夕方にはようやく、台風一過。
朝は、自宅から最寄の駅までは
雨風ともに大したことなかったのに
職場付近のビル風がすさまじかった。
傘をさしていると、風にあおられて
車道に押し出されそうになってしまって、
諦めて傘を閉じ、びしょびしょで出勤。

お昼前後は、窓越しに風がうなり、
ビル全体がきしみながら揺れ、
大丈夫かしらと怖いくらいだったけれど
仕事帰りの頃には、雨も風も止み、
空も明るくなっていて、ほっとして。



自宅のベランダの花を心配しながら帰ったら、
撫子も日々草も、花が散ることもなく
このあたりでは、風も大丈夫だった様子。
それにしても今年は、自然災害が多すぎるような。
和歌山や奈良のせきとめ湖や東北でも
どうかどうか、ひどい被害が出ませんように。
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四ツ折・新記録更新

2011年09月18日 17時43分00秒 | 仕事・職場
先日実家に帰省した際、父のいる病院の近くで
久しぶりに例のおせんべいを購入してきたので、
職場に持参して、タイムトライアルを実施。
台湾、オーストラリア、フランスからの参加もあり
今回は国際大会(?)ということで。

まずはレベル1の1ツ折でウォーミングアップし、
レベル2の2ツ折で、スタンバイ完了。
レベル3の4ツ折で、タイムトライアル。

(左から順に、1ツ折、4ツ折、2ツ折)

まずオーストラリアの女性が早くも戦線離脱。
台湾の女性も善戦したものの、
最後は、私と同様顎関節症持ちの日本人女性と
フランス人男性の一騎打ちとなり、
2回戦までもつれこんで、フランスに軍配。
何と記録は10秒を切っていました。

フランス料理なんて、柔らかいものが多いから
日本人にはかなうまい、と思っていたら、
優勝したフランス人の彼いわく、
「フランスには石のように固いパンがある」。

しかし、みんなが顔を右やら左やらに向け、
奥歯で必死にバリバリ噛みついている中で、
顎関節症持ちの彼女もフランス人に負けず、
すごい勢いで前歯でバリバリ噛み砕いていて、
本当に顎関節症かどうか、疑ってしまった。
わたしはといえば、今回もレベル2で
早くもアゴに異変を感じて、ギブアップ。

通常なら「おいしかった、ありがとう」の筈が
「面白かったー。またやりたい。」という
訳のわからない感想で終わったお土産でした。
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希望の缶詰

2011年09月14日 21時58分00秒 | 社会
三陸海産再生プロジェクトで購入した、
「希望の缶詰」が届きました。
津波に呑みこまれた石巻の瓦礫の中から
必死の思いで届けられた、海の幸。
「希望の缶詰」って、いい名前だな。

どれも、ぼこぼこと傷だらけで
塩水にさらされて、サビも出ているけれど、
手に取ると、大津波のすさまじさと、
これを一つ一つ掘り起こし、
手作業で懸命に洗った人々の思いが
ずっしりと伝わってくるようで、
何だか、胸がいっぱいになる。

(食べきれないほど買ったから、職場でお裾分けしました)

津波の猛威で、ラベルもはがれ落ち、
中身はどれも、開けてのお楽しみ。
あの有名な金華サバをはじめ、
カレイの縁側や真いわし、さんま、
まぐろやあなご等が入っているのだとか。

津波をくぐり抜けた缶詰だから
食べたら、お腹が希望でいっぱいになりそう。
被災地の復興を心から祈りながら
ひとつひとつ、大切にいただきます。
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