ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

年の瀬に

2011年12月30日 22時46分00秒 | 生活
世間の大多数の皆さんに遅れること2日、
私も今日ようやく迎えた、仕事納め。
新しい仕事が始まって5日目だけど、
忙しいながらに、なごやかで楽しくて。
新しい上司も良い方で、とてもやりやすく
何だか有難すぎるくらいのスタート。

そういえば年末に、びっくりサプライズが一つ。
フランス語の春学期のクラスでクラスメイトだった方が
職場の隣の、某外郭団体にお勤めとは知っていたものの
よりにもよって、まさかまさかの所長さんだったこと。
ファーストネームで呼び合って、気安く話していたのに、
仕事の挨拶回りで初めて知って、もう腰が抜けそうで。
でも間もなく東京の本部に異動になられるらしくて
これから仕事上でもお世話になる所だけに、残念。
しかし人とのご縁というのは、なんとも不思議。

明日は帰省している友人と彼女のお姉さんとで
三宮で、ど年末ランチ会の予定。
彼女とは、もう長いおつきあいながら、
なぜか、フランス帰りの彼女のお姉さんとも
近頃になって、フェイスブックを通じて意気投合。
年齢も仕事も経験も、お互い全く違うのに
話してみると、恐ろしいほど共通点があって
前世は兄弟に違いない、と思えるほど。
このご縁で、明日は大いに盛り上がりそう。



今年は、私も個人的に大波をかぶったけれど
その先に広がっていたのは、明るい大地。
これからはその未知の大地を一歩一歩踏みしめ、
わくわくしながら、自分なりに歩いてみよう。
これまでのどんな出会いも、経験も、苦難でさえ、
いつも最後には、贈り物をもたらしてくれたから
この大地の贈り物を、見逃すことのないよう。
不思議で、楽しい、人とのご縁を大切にしながら。

今年もこのブログをお読み頂きありがとうございました。
2012年が皆さまにとって、幸多き一年でありますよう。
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メリー・岩盤浴

2011年12月25日 18時54分00秒 | 生活
仕事の引き継ぎ作業もなごやかに終わり、
クリスマス寒波の週末には、これが一番と
岩盤浴&炭酸泉の露天風呂で
体の芯からぬくぬくのクリスマス。
絞るほど汗をかいて、夜風が気持ちいいほど。
体の芯にあった冷えが、全部ほぐれた気分。

帰宅後見た、フィギュアの日本選手権では
羽生結弦くんが、またまた感動モノの大健闘。
力を使い果たして、最後のジャンプが跳べず
演技後、動かなくなった自分の足を
泣きながら何度もたたく姿さえ、
ジュリエットを失って慟哭するロミオに見えて。
私も頑張らなきゃ、と励まされてしまったみたい。

(近所のケーキ屋さんで)

明日からは、いよいよ実質的に新しい仕事を開始。
不安もプレッシャーもいっぱいあるけれど
それ以上に、新たな地平線の先にあるものが何か
わくわくしながら、行けるところまで行ってみよう。
冷えを一掃した、元気いっぱいの体で、
瀕死状態でも最後まで戦うことをやめなかった
羽生ロミオの清々しい情熱を分けてもらって、
さあ、新しいステージへ、いざ。
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10年の幕引き

2011年12月22日 21時32分00秒 | 仕事・職場
今日、10年間勤めた事務所が
年末を待たず、事実上の閉幕。
契約職員さんたちは明日から自宅勤務のため、
今日の業務終了後に、次々と見送り、
誰もいなくなって、がらんとした事務所は
何ともさみしくて、よそよそしい。

新しい事務所の設立準備をしながらの、
膨大な事務作業と、地道な整理と処分。
これは長い移行プロセスの中の
1つのマイルストンに過ぎないのだけれど。
それでも10年という月日の最後の最後を
1人、ぽつんと見納めるという役目は
出来ればしたくなかったなあ。

(穏やかなクリスマスでありますよう)

とはいえ、感傷に浸っていられるのも今夜だけ。
明日は米国から出張してくる元上司と
休日返上で、最後の引き継ぎ作業をして
来週月曜には、早くも新しい上司が着任し、
新しい事務所が事実上、スタート。
すぐにイベントや出張が目白押しで、
挨拶まわりにも走り回らなければならず。

つらい役目ではあったけれど
これまでの月日に感謝しながら
誰もいなくなった事務所の電気を消して、
ひっそりとこの10年間に幕をおろしてきました。
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細いつながり

2011年12月17日 22時05分00秒 | 生活
今年もあと残すところ2週間となり
そろそろ年賀状を準備する時期。
年賀状なんて虚礼にすぎないのでは、とか
面倒だなあ、と思ったこともあったけれど
今では、その細く長いおつきあいも
いいものだと思うようになっていて。

FaceBookもそうだけれど
ほとんどの知人とは、細い糸でのつながりで
直接言葉を交わすのは、ごくまれ。
それでも、どうしてるかな、と思った時に
それがどれほど細い糸であろうと
つながっていられる、ということが
とてもありがたいことのように思えて。



年賀状を交わしている大部分の方とも
年に一度の、賀状だけのおつきあい。
それでも、時折その細いつながりが
何かの拍子に急に太いものになったり、
別のところから結びついたりして
縁とは本当に不思議なものだから。

「袖触れあうも他生の縁」というように
かすかなつながりにも何か意味があるのかも。
あの3.11を経験した2011年だから
余計にそう感じるのかもしれません。
今年も、年賀状を交わしあうことが出来る、
ただそれだけのことがいかに幸せなことか。
感謝の思いで、年賀状を出させて頂こう。
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想定外

2011年12月14日 21時37分00秒 | フランス語
DALF C1試験での大失敗の傷が癒えず、
フランス語からしばらく離れていたけれど
そろそろ春に向けて再開しようかなあと
改めてノートを引っぱり出した矢先、
まだ先、と思っていた試験結果が到着。

不合格の文字を見て改めて落ち込まないよう
気を静めてから、封を開けたら・・・
想定外にも、"admis(合格)"の文字が。
いやいやそれはない、それだけはない、と
改めて見直してみてもやっぱり、合格。
うーん、今回の合格ばかりは複雑な気分。

半分以上白紙で出すハメになった読解は
案の定、一桁台の悲惨な点数だったけれど
他はどういうわけか6-7割取れている。
暴走したはずの論述が、一番高得点というのは
何が何だか、さっぱり訳がわからない。

(最近は日の出を眺めながら、朝のしたく)

春に再受験する気まんまんだっただけに
なんか、「やったー!」というよりは
「あれ?」って、拍子抜けしてしまった感じ。
確かにあの過酷な試験を受けなくて済むのは
うれしくないと言ったら、うそになるけど、
胸を張って、C1合格したとは言えそうになくて。

だって、C1合格したからといって、
急に流暢にしゃべれるようになる訳でもない。
となると、これを通過点にして
次の目標目指して努力を続けるしかないみたい。
C2は、さすがに身のほど知らず過ぎるから
次は仏検1級を目標に、頑張ってみようかな。
コメント (2)
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