ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

迫力ある頬の傷

2011年07月27日 22時48分00秒 | ねこ
実は今週ずっと、頬に傷を持つ身。
ようやく治りかけ、目立たなくなってきて
ちょっと、ほっとしているところ。

ことの始まりは、土曜日の夜11時過ぎ、
わたしが、机にかじりつくようにして
フランス語の宿題を、必死に仕上げていたら
横の本棚で寝ていたはずのみみにゃんが
突然、ジタバタしながら上から降ってきて。
「飛び降りて」くることは、今までもあったけれど
今回は文字通り「落っこちて」きた感じ。

仕上げかかった作文をくちゃくちゃにして
みみにゃんはパニック状態で走り去るし、
左頬と首筋に焼け付くような痛みは走るし、
一瞬、何がなんだか訳が分からなくて。

(事件現場で犯人が、事件直前の様子を再現中)

どうやらこの状態で寝ていて、寝返りをうったら
うっかりそのまま、落っこちてしまったらしい。
びっくりして必死に何かにしがみつこうと
ジタバタ暴れたら、あろうことか
下にいたわたしに、爪がザザーッと・・・。

恐る恐る鏡を見たら、左頬から首筋にかけて
10-15cmくらいに赤い線が走り
ところどころに、血もにじんで
ちょっとした、ブラックジャック状態。
見事に迫力ある顔になっていて。
メイク落とす時、どれだけ沁みて痛かったか。

それにしても30cmも幅のあるところから
寝返り打って、落っこちるなんて
猫の運動神経として、アリなのかしら。
これ以上迫力ある顔にはなりたくないので
もう少し鍛えてもらいたいのだけれど
みみにゃんは、まるで他人事のように
今も同じ場所で、同じ格好で寝ているのでした。
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こうもり

2011年07月24日 23時40分00秒 | 音楽・アート
今日は、年に一度の夏の佐渡オペラ、
ヨハン・シュトラウスII世の「こうもり」の
楽しみにしていた千秋楽に行ってきました。

19世紀後半のウィーンの香り漂う、
豪華絢爛な舞台に、サービス満点の演出、
美しい衣装に、うっとりするような歌声。
調子に乗って、幕間の休憩時間には
シャンパンまで頂いてしまって。
何もかもが「ごちそうさま」な舞台でした。



閉演後は、1時間以上も列に並んで
またしても佐渡さんのサインと握手、
更には写真も一緒に撮ってもらって、やったー!
勢いで買ってしまった「こうもり」バージョンの
「くねくね佐渡やん」(左上の人形)の後ろにも
ちっちゃなサインして貰っちゃって。


(底を押すと手や体が動く、くねくね佐渡やん)

あと何回、佐渡さんの指揮を
こうして身近に観られるのかしら。
今年の年末はついに、「21世紀の第九」も
別の指揮者に引き継がれることになり
佐渡さんはどんどん遠くに行ってしまうみたい。

でも、佐渡さんのファンならそれを喜ばなきゃ。
佐渡さんはベルフィルで振った今、
海外でどんどん振らなきゃいけないのだから
淋しくても、喜んで見守っていかなければ。

今年も素敵な夏の夢を、ありがとう佐渡さん。
今後の活躍を、ずっとずっと応援しています。
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ハリーポッター7 パート2

2011年07月23日 23時32分00秒 | 趣味
このところ公私共にバタバタしていて
なかなかアップできなかったけれど
金曜日の仕事帰りに、職場近くのシネコンで
ハリーポッターの最終章を観てきました。

ハリーポッター映画史上初めて
泣いた、というより、号泣状態。
声を押し殺すのが苦しくて
息も絶え絶えになりながら。
本も読んでストーリーも知ってる筈なのに。

ああ、切ない。切なすぎる。
ハリーも、スネイプ先生も、みんなも
そしてもうこれで本当に終わってしまうことも。
わたしの大好きだったホグワーツのお城が
見るも無残に破壊されていくのを見るのは
胸がはりさけそうで、涙が止まらなかった。
ハッピーエンドと呼ぶにはあまりにも
犠牲が多すぎる、つらい終焉だったなあ。



一方で、「あれ?なんで?」と
ストーリーについていけなかった箇所も数箇所。
本も、英語とフランス語で2回は読み、
映画もDVDで全巻、2-3回は観ているのに。
鑑賞後、一緒に行った同僚たちと話したら
なぜか映画を1回だけ観ただけの彼らに
事細かに、解説されるハメになり・・・。
ううむ、もう一度復習しなくては。

確かに観たことのある映画を、数年後また観て
最後に初めて「あ、これ、前に観たことあるかも」と
気付いた前科も、1度や2度ではないわたしだけど。
わたしの脳は、揮発性メモリみたいで。

という訳で、物語は終わってしまったけれど
再びハリポタ熱にひそかに火がついた私は、
10年近く楽しませてもらったことに感謝しながら
ひまひまに復習するのを楽しみにしようと思います。
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夏らしい夏

2011年07月18日 22時34分00秒 | 生活
子どもの頃は、あんなに夏に弱かったのに
いつの頃からか、暑さにめっぽう強くなって。
暑くても、食欲がなくなることもなければ
寝苦しくて眠れないことも、殆どなく。
家でも、風通しが良いこともあって
冷房をつけることは、ひと夏に数時間程度。

この週末も実家で弱っている母を助けに
帰省して、布団干したり、シーツ洗ったり、
掃除機かけたり、草むしりをしたりと
絞るほどの汗をかいて、へとへとになったけど
夜はしっかり中華を作って、見事に完食。
あれだけ働いたからと、調子に乗ってデザートも。

(なでしこジャパン、おめでとう)

むしろ、冷え性のわたしは冷房に弱くて、
これまで夏は、冷房との戦いだったけれど
この夏は節電のおかげで、どこも設定温度が高く
安心して、夏らしいいでたちで出かけられるのが
心地良くて、ウキウキするくらい嬉しくって。

実家に帰る時に、2.5-3時間乗るJRの新快速も
これまでは「殺す気か」というほど寒かったけれど
この夏は寒いなりにも、どうにか死なない程度に。
職場は28度設定で、実際には29度くらいになるから
何年ぶりかで、半袖やサンダルが大活躍。
夏はやっぱり、これでなくっちゃ。

夏が毎年、こうだといいなあ。
冷房がないと危ない母のような高齢者の方の分まで
わたしは喜んで節電して、暑い夏を満喫しよう。
その上一つでも原発を減らせるなら、
節電の夏は、わたしには大歓迎。
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仔猫の魔法

2011年07月16日 22時45分00秒 | ねこ
今日はフランス語のクラスの後、
みみにゃんの弟君たちがやってきた
友人のHちゃんのお宅に遊びに行きました。
みみにゃんと同じ両親猫から生まれた
7歳年下の男の子、2匹なのだけど
それはもう、ちっちゃくて愛らしくて。

それぞれに大人しくしてるかと思えば・・・



次の瞬間には、取っ組み合いが始まるし。



箱に収まって、寝てるかと思えば・・・



ものすごい角度で、振り向いてくれるし。



何とも居心地の悪そうなダンボールにもたれて
うつらうつら眠り始めたと思ったら・・・



痛くないのかと心配してしまうような角度で、
がっくりと突っ伏して爆睡してるし。



どれだけ見てても飽きないなぁ。
「無垢」と「無邪気」と「無防備」に「幸せ」を混ぜて
手足としっぽをつけたら、きっとこの子たちになる。
みみにゃんが家に来た頃を思い出すなあ。



仔猫と過ごす時間は、砂糖菓子のように
甘く、はかないものだけれど、
食べちゃいたいくらいかわいいこの子たちが
すくすくと元気に育ってくれますように。
そして、みみにゃんがそうしてくれたように
Hちゃん夫婦の毎日に、たくさんの笑顔と
安らぎと、幸せをもたらしてくれますように。
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