ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

大好き、フラッシュモブ

2012年11月07日 21時00分00秒 | 音楽・アート
以前もこんなのをご紹介したことがあったけれど
こういうの、フラッシュモブと言うのですって。
なにげない普通の街中で唐突に(フラッシュ)
群集(モブ)が現れてするパフォーマンス。
最近では日本にも上陸したらしい。



そんな中見つけたのが、このビデオ。
なんとあのウィーンフォルクスオパーが
駅構内で「カルミナ・ブラーナ」を
大迫力でやっちゃうんだから、すごい。
ストリートパフォーマンスと思えぬ質の高さ。
いいなあ、ここに居合わせてみたい。
感動しちゃったので、ここに残しておきます。
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フランス版ロミ・ジュリ

2012年11月03日 21時07分00秒 | 音楽・アート
梅田芸術劇場でやっているフランス招聘版、
ミュージカル「ロミオとジュリエット」
舞台はイタリア、原作者はイギリス人、
なのになぜフランス?という思うでしょうが
世界各地で500万人を動員したメガヒット作品
ミュージカル、フランス語、ロミ・ジュリと
好きなものが三拍子揃っちゃった以上、
もう行くしかないと、観てきました。

開幕直前にはタカラジェンヌたちがぞろぞろと
2ダースほど登場したから、客席が騒然。
周囲の話では星組の柚希礼音や夢前ねねだとか。
そろいもそろって細くて小さな顔で金髪で
やたら華のある一群も、共に観客席に並んで。
宝塚も日本版をやってるらしいから勉強かな。

(ボケボケだけど終演後ロビーに現れた主役の二人)

冒頭から圧倒するようなビートの利いた音楽、
躍動する美しい肉体と、心に響くメロディー。
全編を通して現れる、白いドレスのセクシーで
美しくさえある死神の不気味なダンスの演出。
一途な恋人たちの悲しい結末に涙しながらも
カーテンコールでは客席が総立ちとなって、
手拍子したり、一緒に歌ったり。
ノリノリで私も目いっぱい楽しんできました。

ミュージカルを観に行って汗だくになったのは
「マンマミーヤ」に次いで二度目かも。
フランス版ミュージカルは、新鮮な発見。
悲劇でなんともやりきれない物語なのに、
見終わった後になぜか、人生っていいな、
そんな気持ちにさせてくれる素敵な作品でした。
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置かれた場所で咲きなさい

2012年11月01日 22時16分00秒 | 生活
最近話題になっている渡辺和子さんの本、
置かれた場所で咲きなさい」。
社会人になってすぐの頃に彼女の本に出会い
以来ずっと尊敬し、心の支えにしてきたから
こうして大きく取り上げられることが嬉しい。
彼女の紡ぎ出す、穏やかで凛とした言葉に
少しでも多くの人に触れてほしいから。

"Bloom where you're planted"は
わたしがひそかに座右の銘にしている言葉。
自分の運命は思うようには出来ないけれど
その時々に置かれた状況のなかで
精一杯の花を咲かせることは出来るはず。

そもそも思い通りにならなくて腹を立てた瞬間
人は謙虚さを失っている、と彼女は言う。
「不完全な人間の寄り集まりである社会に生き
自分自身不完全であるからには、
全てが完璧に運び思い通りになると考えるのは
(中略)自分を神の位置におくものでしかない」
自分の思い上がりに、はっと気付かされる。

(きんもくせいの季節も終わりに近づきました)

わたしが大切にしているSerenity Prayer
実は、渡辺和子さんから学んだもの(原文)。
若い頃に買った何冊もの彼女の本は
心が迷子になるたびに読み返してきたから
すっかり黄ばんで、くたびれているけれど
何度もの引越しを経て今も私の本棚に並ぶ。

これだけ彼女の名を目にするということは
今また読み返すべき時だからなのかも。
いつか彼女の言葉が、私の一部になるまで
何度でも立ち返る、私の心のサンクチュアリ。
渡辺和子さんに出会えなければ
私はきっと、今のわたしではなかったはず。
わたしにとっては、まさに神さまからの贈り物。
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