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「やっぱり祇園祭は、浴衣よね!」と7月を目指して、
ミモロは、浴衣づくりに挑戦です。
そこで、
人間の着物と同じような細部にこだわった仕立てが施されるミニ着物。
「創作和布遊び・繭の詩」を主宰する赤塚靖枝先生のお教室で、
ぬいぐるみのための浴衣づくりを教わります。
人間とは、かなり違うプロポーションのぬいぐるみ。まずは
体のサイズの測定から。それから専用の型紙を作り、布を裁断。
そして、いよいよ縫う作業へと移ります。
「エーと、最初に縫うのは、袖の部分だね」
ミモロの体にあった大きさの小さな袖から縫い始めます。
チクチクと針を進めるミモロ。久し振りのお裁縫です。
「うーなかなかむずかしい・・・」一生懸命に取り組みます。
しばらくして
「やっとできた!」小さな2つの袖が出来上がりました。
ちゃんと丸みもあって、本物の浴衣の袖の雰囲気も十分。
次は、身ごろを縫い、布の端は、和裁ならではのくけ縫いで始末します。
「わーむずかしい・・・まつり縫いになっちゃう」悪戦苦闘のミモロです。
くけ縫いというのは、糸が外から見えないように布をすくいながら縫うやり方。
「うーわからない・・・」出来ない様子を見た赤塚先生が助け舟を出してくれました。
「布は、こう持って、針はこう使うのよ」
「フムフム・・・」
布の持ち方や針の使い方は、長年、培われたやり方があります。
自己流ではなく、そういうことをきちんと学ぶことが、キレイな仕上げに欠かせません。
「では自分でやってみましょう」
「こうするの?」「そうそう、上手よ」
先生に教えていただき、ミモロもひとりで上手に縫えるようになりました。
「後の部分は、自分で縫ってくださいね」
「ハーイ」
ミモロは、自分の席にもどります。
お教室には、他にも生徒さんが。小さな花嫁衣裳の白無垢を作っています。
3年ほど通われていらっしゃるという生徒さんです。
「この浴衣、どんな風になるのかなぁ?」
まだよく形がイメージできないミモロを見て、
「じゃ、仮縫いの感じで、様子を見てみましょうね。もう夕方になったから、
これから先は、おうちで縫ってね」
そういうと、赤塚先生は、縫いかけの浴衣に手際よく、
仮縫いをしてくれます。
ミモロは、先生の手元をじっと見つめます。「あんな風には、縫えないね・・スゴイ」
「さぁできたわよ。ちょっと着てみて、袖や丈の具合を見ましょう」
仮縫い状態の浴衣を着たミモロ。
「きゃーカワイイ!」と自分の姿に歓声を上げます。
まだしっかりとは着付けられていませんが、雰囲気はわかりますね。
なかなかお似合いね。
祇園祭には、完成した浴衣姿を改めてお見せします。
お楽しみに・・・。
10時から18時まで、ミモロは、浴衣作りを教わりました。
「浴衣の次は、お着物が作りたい!」
創作意欲に燃えるミモロでした。
旅のポイント:ミニ着物のお教室への詳しいお問い合わせは、
「創作和布遊び・繭の詩」赤塚靖枝先生:
Eメールアドレス:kyo10-yae@docomo.ne.jp
*問い合わせのときに、「ネコのミモロのブログを見ました」とお伝えください。
また、6月9日木曜日 京都地下鉄東西線「京都市役所前駅」のZEST御池(河原町広場)にて、赤塚先生の作品が展示されます。先生も当日いらっしゃるので、ご興味のある方は是非。10時ごろから18時頃まで。