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ミモロが、今から楽しみにしている祇園祭。
「浴衣の準備もできたし・・・楽しみー」
さて、祇園祭は、祇園の八坂神社の祭礼。
7月に入ると、1日から31日までさまざまな神事や行事が行なわれます。
有名は、山鉾巡行は、その神事のひとつ。
四条通に出かけたミモロは、「ちょっと八坂さんに寄って行こう。
祇園祭の前に、お願いごとがあるの・・・」と、歩き出しました。

八坂神社は、本社にスサノヲノミコト、クシイナダヒメノミコト、ヤハシラノミコガミを祀ります。その歴史は、古く平安遷都の150年前の656年と伝えられます。

ある程度の規模をもつ神社には、主祭神を祀る本社のほかに、摂社、末社と呼ばれる小さな社がいくつかあります。これは、主祭神と縁の深い神様を祀ったもの。
八坂神社にも30ほどの摂社が、境内にあるそう。
その中でも、女性に特に人気なのが、
四条通の鳥居から入り、本社にいたる前に見える大国主社。
大国主命は、ご存知のように主祭神であるスサノヲノミコト、クシイナダヒメノミコトの子供にあたり、因幡の白うさぎのお話に登場する大黒様です。白うさぎを救ったことをきっかけに、ヤガミヒメという美しい奥さんをもらったそう。
「まずここにお参りしなきゃ」

ミモロが真剣にお祈りするこの社は、縁結びにご利益があると評判。

道理で、ミモロが真剣にお祈りするはずです。
社のそばには、願い事を書いた絵馬がいっぱい。

なんとハートの形。なかなか可愛くて、洒落てますね。

「これにお願いごとを書くんだね」
ハートの絵馬には、大きく縁の文字が。
「見ているだけで、いいご縁がもらえる気がする」とミモロ。
家に飾って置きたくなるような絵馬です。
「もう一ヶ所、ここは絶対外せないね!」と、ミモロが張り切って向ったのは、
本社から円山公園に行く途中にある「美御前社」。

「うつくしごぜんしゃ」と読みます。もうおわかりでしょ?
そう美人になる神社なんです。
美人の誉れ高い3人の女神さまを祀っていて、財福、芸能、美貌の神様です。
社殿の前には、美容水と呼ばれる神水が湧き出していて、
それを手にして顔などを清めれば、
お肌をはじめ、心までも美しくなれるという
女性には、見逃せないお水です。
ミモロもさっそく、その美容水を顔に。

「もうこの美容水で水浴びがしたい!」今にも水に飛び込みそうなミモロです。
持参したペットボトルに詰めている女性も。
年齢に関係なく、女性は、いつまでも美しく・・・・ぜひ、お参りしたい社です。
美容業界の人達も大勢、お参りに来る神社なんですよ。
「これで祇園祭には、もっと美人になっていて、素適な出会いに恵まれるね」
ミモロの夢を膨らみます。
旅のポイント:八坂神社は、四条通の東のスタート地点。阪急河原町駅から徒歩約8分。詳しくは:八坂神社のホームページへ。