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今年は、海外からの観光客が激減している京都ながら、さすが葵祭という大きな
イベントには、大勢の人が集まっています。
「観光バスは、少なめなのに、どうしてこんなに混むんだろ?
例年並みの人出なら、もっとすごいのかなぁ・・・」
人の波にもみくちゃにされながら、ミモロは思うのでした。
さて、
下鴨神社から、最終到着地点の上賀茂神社へと、斉王代一行の行列は、進みます。
「先回りして、行列を待たなくちゃ・・・」ミモロは、急いで北大路通へと向かいますが、途中も見物人がいっぱい。思うように歩けません。
それに、思ったより行列の進む速さは、速くて、後ろ姿しか見えません。
「もっと先回りしなくちゃ・・」そう思うミモロですが、ミモロの歩くスピードは、行列と同じくらいで、行列の最後を進む牛車を見るのがやっと。

やっと見られた牛車は、藤の花が下がっていて、とても美しいもの。
「あれに乗ってみたいね。どんな景色が中から見えるのかなぁ」
ミモロの想像は膨らみます。
「でも、もっと、もっと、前の行列が見たい!」ミモロは、必死に人ごみを縫うように、早歩きで進みます。
あ、突然、行列が止まりました。
ミモロのすぐそばには、若い女官と彼女に傘を差す若い男性の姿が。


「キレイだね。相合傘みたい・・・・」
花で飾られた花傘で、なんて優美な雰囲気でしょう。
風に揺れる花・・・でもきっと傘を持つ人は、大変ですね。
さて、それから、ミモロは、行列より少し早く歩き始めます。
「少しは、行列を追い越したみたい・・・」
横を見ると「あ、斎王代だ」

山車に乗った斎王代のところまで、やっと追いつきました。

ミモロの頭には、前に見た斎王代の雅な様子が思い出されます。
今回は、遠くだったし、人が前にいたので、小さなミモロには、
よく見えなかったようです。
「前に見といて良かったね」確かに、あの禊の日は、今よりもグッと見物人が少なくて、よく見えました。斎王代などが、よく見たい人には、今年は、4日に行なわれた禊の儀がおすすめです。
「行列を見るなら、もっと早く来て、場所取りしなくちゃね」
あれも、これも見たいと思ったミモロは、結局、正直、あんまりよく見えなかったのです。
旅のポイント:葵祭など、京都の祭りは、行列を見るものなので、どこか一ヶ所、場所を決めて、早めに見物の場所を確保することをおすすめ。あちこち移動すると結局、なにも見えなかったことになりかねません。欲張りは禁物です。
「次にお祭りを見るときは、いろいろ準備しよう!」反省するミモロです。
「えーと次は、祇園祭?」
まだ少し気が早いとおもいますよ。
さて、以前、ミモロが育てていた小さな花が、たくさんピンクの花を咲かせました。
「この花の名前、なんていうの?」名前が知りたいミモロです。

ご存知の方は、ぜひ教えてください。よろしく!!