ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

新緑の庭と勇壮な龍の天井画を建仁寺で拝見。

2011-05-15 | 旅行
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時折、強い雨が降る中、訪れた京都の建仁寺。
そこで開催されていた「金澤翔子書品展 ~寒山と翔子の世界~」を拝見した後、
ミモロは、お寺の中を見て回ります。

建仁寺は、建仁2(1202)年に、源頼家が寺の土地を寄進し、栄西禅師を開祖に建立された京都最初の禅寺です。

また栄西禅師は、日本に喫茶を広めたことから、日本の茶祖とも言われています。

祇園の南側にある寺の規模は、大きく、その寺格の高さをうかがわせます。
*現在、修復中ですが、見学には、さしつかえありません。

本坊には、大きなダルマの軸が、
「ウーにらんでる」ちょっと引き気味なミモロです。

「お庭がきれい」方丈から臨む庭では、
先程降った雨に濡れた木々が、いっそうみずみずしく見えます。

ミモロも他の観光客と同じように、緋毛氈に座り、しばし庭を眺めることに。


「若葉の匂いがする。この時期だけの匂いだね」
鼻の効くミモロは、いい香りに思わずピクピク。



旅のポイント:京都でお庭を見るなら、小雨か雨上がり間もない頃がいいですね。木々の緑が、よりイキイキしていますし、庭の石や灯篭などが、濡れることで色に深みが加わり、趣もいっそう。京都に観光に来て、雨のときは、「イヤだなぁー」と思わずに、むしろ「庭が美しく見られてラッキー」と思ってください。そうすると天候が気になりませんよ。

廊下を歩き、ミモロが入った部屋には、机が並んでいます。
「ここは、もしかして写経をする場所?」


そう、ここ建仁寺では、坐禅と写経が体験できます。

「今度、やってみたいなぁー」とミモロは、興味津々。

旅のポイント:建仁寺の坐禅は、毎月第二日曜日午前8:30から10:00
予約の必要はなく、参加費は無料。坐禅20分を2回。お経の唱和の後、茶礼を行い、最後に御法話を伺います。
また写経は、随時受け付けてもらえ、所要時間45分。納経料1000円。写経用具は用意してくれます。ぜひ、参加したみたい、京都の素適な体験です。


トコトコとお寺の中を歩くと、修学旅行生たちが、運転手さんに連れられて、法堂の方へ移動しています。
「きっと何かあるんだね!付いて行こう」ミモロは、その後に続きます。

向った広い法堂の中には本尊釈迦如来座像などが祀られています。


上を見上げると、天井一面に大きな龍の姿が。
2002年創建800年を記念して小泉惇作画伯の筆による双龍図です。

「京都には、龍がいっぱいいるね」確かに、京都ほど龍がたくさんいる場所は日本では
ないでしょうね。
「龍のほかにも、ウサギやキツネ、ねずみ、鳳凰、キリン、亀、いろいろな種類の
動物に会えるね」とミモロ。そうネコもたくさんいますよ。

午後から訪れた建仁寺。随分ゆっくり滞在しました。

「さぁ、そろそろ帰ろう!なんかお腹空いちゃった」


ミモロは、祇園の花見小路を歩き、四条通へ。
ビルの一階に見つけた「そば処 へん古」へ。

「今日は、ニシンそばにしよう」。また雨に降られ毛が濡れてしまったミモロは、
温かいおそばが食べたかったようです。

「ふーこれで体も温か、お腹もいっぱい。あ、このお店、朝の4時までやってるんだって、すごい。夜中にお腹が空いたら来れるね」

旅のポイント:「そば処 へん古」京都市東山区祇園町北側270-5
電話075-551-1119 花見小路から四条通を北側に渡り左側。11:00から16:30
夜19:00から04:00 日曜夜休み、月曜昼休み(4月、11月は無休)
夜遅く営業しているので、お夜食に便利。











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