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京都の夏の風物詩のひとつ「五条坂陶器まつり」が始まりました。
ミモロもさっそく出かけます。

初日の7日、日曜日は、京都の気温は36度。
「昼間は、無理。夕方から出かけよう・・・」とミモロもあまりの暑さに、昼間の外出は控えます。
6時過ぎ、五条坂に到着。まだ暑さは厳しいものの、すでに通りの両側には、仮設テントが並び、
人で賑わっています。

「なんか素敵な器が見つかるといいなぁー」ミモロは、テントをひとつずつ覗いて
好みのものを探します。これって楽しいひとときですね。
「五条坂陶器まつり」は、大正時代に始まった歴史ある陶器市として知られます。
規模も大きく、五条坂の両脇には、地元の京焼をはじめ、有田、美濃、信楽など陶器で知られる各地から、
約400軒の陶器の店が並びます。
各地の陶器専門業者の出店に加え、最近は、個人で窯をもつ陶芸作家の出店も多く、
個性豊かな作品を見て歩くのも楽しみです。
岐阜の土岐市から毎年、この陶器まつりに参加して40数年になるという「小木曽陶器」。
土岐、多治見などの中垣連次さんや田中徳男さんなどの陶芸作家ものなど、種類豊富な器がいっぱい。

「ゆっくり見てくださいね」とご主人。

「わーたくさんあって、迷っちゃう・・・」といつものミモロです。
*小木曽陶器 岐阜県土岐市泉大島町4-4 電話0572-54-1997
「陶器のKOGISO」で検索できるオンライショップも。
次々をお店を覗きながら、五条坂を進みます。
「あ、ここの器、いい感じ」とミモロが足を止めたのは、滋賀県の信楽に「堂本陶工房」をもつ
陶芸作家、堂本正樹さんのお店です。

温かい雰囲気が漂う粉引の鉢は、使いやすそう。「まるで大きなお花みたい・・・」

「急須も作るんだね。いい感じだね」とミモロ。

陶器の中でも、機能性も求められる急須は、なかなか作るのが難しいそう。
急須だけを制作する作家さんもいるほどです。
*堂本陶工房 滋賀県甲賀市信楽町神山1730 電話0748-82-2964
仮設テントのお店だけでなく、五条坂に店を構える陶器店では、この時期、お買い得な品々が多数並びます。

「いいものを、お値打ち価格で買えるチャンスだね!
でも、たくさんあって迷っちゃうー」

さて、またトコトコと歩いてゆくと、「あれ、この器、知ってる!」と突然立ち止まるミモロ。

白い薄手の器で、縁に独特の細い茶色のラインがある器です。
そう、以前、ミモロのブログでもご紹介した
「東山二条 七八」という日本料理屋さんで使っている器で、
ミモロがとても気に入っているもの。
「わーここで出会えるなんて、感激!」

やや青みを帯びた白磁の器は、まるでやさしい光をも帯びているよう。
フォルムもスッキリとして、なんとも美しい姿です。
「何を盛っても、美味しく見えそう・・・」
前から欲しかった品に、思いもよらず出会えて嬉しいミモロです。
この器を作っているのは、京都生まれの陶芸家、河合正光さん。
現在、近江舞子のアトリエ&ギャラリーの「光工房 ギャラリー」で、作陶をなさっています。

「すてきなギャラリーみたいだから、ぜひ、今度、行ってもいいですか?」とミモロ。
「どうぞ、どうぞ、でも、いらっしゃる前にお電話頂戴ね・・・不定休なので・・・」
「ハーイ!ぜひ、今度・・・・」と、嬉しそうに答えるミモロ。
*河合正光さんの「光工房 ギャラリー」 滋賀県大津市北小松1482の9
電話077-596-0604 (不定休) 訪れる前に連絡を
「わー、いいものに出会てうれしい!明日も行こうかな?」
すっかり陶器まつりが気に入ったミモロです。
旅のポイント
「五条坂陶器まつり」8月7日~10日9:00~23:00
開催場所:京都市東山区 五条坂(五条大橋~東大路)
京阪「清水五条駅」すぐ。バス「五条坂」下車すぐ。